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【Interview】KiD feat.真宵――新たな挑戦が見せた可能性

KiDから新たな作品が届いた。先頃リリースされた2nd MINI ALBUM「夜に溶ける」はfeat.真宵となっている通り、ライヴでヴォーカルを務めている真宵が歌う形でのリリースとなった。これまでの音源作品では、楓が作詞・作曲をしたものを自分で歌うという表現方法を取っていたが、今回新たな試みで作品を作り上げたのには“挑戦”の意味合いもあったという……。真宵との良い関係性が生み出した渾身のミニ・アルバムについてと、楓がこのソロ・プロジェクトにかける思いを改めてお伝えしたい。

【ここで攻めてみてもいいかな?って思えたんですよね】

――2nd ミニ・アルバム「夜に溶ける」、リリースは1月ぶりですね。

 そうっすね。

真宵 「ネオン」ぶりですよね。

――その前作「ネオン」までは楓さんが歌う形でリリースをされていましたけれど、今作は“feat.真宵”という通りライヴでヴォーカルを務めている真宵さんがレコーディングに参加されているとの事で。

 もともと、真宵くんに歌ってもらう形でリリースをしたいっていう構想はあったんです。でも、それがいつなのかを探っていたというか。ライヴで俺がヴォーカルじゃない事にファンが納得していない状態でやっても違う気がしていたし、KiDのライヴを今のスタイルでやっていく中で俺自身が状況を窺っていたのもあるし。でも今なら、ライヴで真宵くんがKiDの曲を歌っている事がだいぶ定着してきたと思うから、「ここで攻めてみてもいいかな?」って思えたんですよね。それに、いい加減そうしないと進めないかな?とも思って。この先も音源はずっと俺が歌うっていう、同じ事を繰り返していくよりは、もう「真宵くん、良いでしょ!?」っていう事を形にしてちゃんと伝えた方が良いかな?って思えたタイミングでもあったんですよね。

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