次男失踪事件(日常のひとコマ)

長男・次男ともにADHDの診断を受けている我が家では、失踪なんてものがよく起きるわけです。
長男も次男も数知れないほど行方不明になっています。

病院や役所の駐車場、スーパー、コンビニ、ホームセンター、初詣の神社など日時場所問わず気づくと居ない、が起きては探し回るというのが日常ですが・・・
今日は久しぶりにヒヤッとする失踪事件が起こりました。

同じようなヒヤッと失踪事件は2年ほど前にも起きていて、その時は長男(当時5歳)が家からいなくなってしまい・・近所の人にも協力してもらっての大捜索になりました。
1時間ほど探し回っていると、普段行かないような遠くから泣きながら歩いて帰ってくる長男を見つけました。
もう警察に電話しようと思っていた矢先だったので焦りに焦りました。

そして今日、5歳の次男がやらかしてくれました。
朝、こども園に行く準備が完了し、いつもより10分ほど早く家が出発できることになりました。
次男はいつものように「先に行っとく~」と車の鍵を持って家を出ました。
2~3分後に私も長男と一緒に車(敷地内駐車場)に向かうと、ダッシュボードに車の鍵が置かれていたものの次男が居ませんでした。
最近マイブームな自転車かと思い駐輪場を見てみるも自転車はありました。
お気に入りの滑り台にも姿が見当たりません。
団地の敷地内や周辺を車で長男と一緒に探しましたが、どこにも居ませんでした・・・。
一旦、長男を学校へ送ろうと学校(兼こども園)の駐車場へ着くと、「おはようございます~!!」と元気よく走ってくる近所のお母さん。
「あ、おはようございます」と言うと「次男くんが一人で歩いて来てたから教室連れて行ったよ!」と・・。

大人の足で徒歩5分程度の場所にあるこども園で、横断歩道あり・車通りも多いので、まさか行ってないよな~と思っていましたが・・・
やっぱり・・という気持ちでした。

私が次男の荷物を持って教室のところへ行くと、先生4人くらいに囲まれて謝り倒すことに。
先生たちも次男のADHDは知っていますが、さすがにビックリしたと言ってました。
そして「お母さん!ちゃんと見とかんと危ないやんか!」と。
すみません。と謝ることしかできず何度も頭を下げましたが、内心は泣きたくて泣きたくて。
気づくと居ない、なんてことは日常茶飯事で。
手も繋いでくれなくて。
走るの早くて。
それでもなんとか追いかけ回したり探し回ったりしながら過ごしているのに。

私が悪いんですか。

とね。
卑屈にもなりたくなるんです。

いつも追いかけ回したり探し回ったりして注目浴びて恥ずかしくて、それでも言い聞かせながら買い物や病院にも連れて行って。

あ~、なんかもう何もしたくないな~。どこに行くのも嫌だな~って。

思ったという話です。

ひとり親であることも、発達障害当事者であることも、発達障害をもつ子の親であることも、味方なんていなくて。

孤独な闘いですね。

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