港区飲み

昔からおじさんキラーであったわたくしですが、アラフィフになってもその勢いは止まらず、飲み相手が60代70代という世代の方になってきた。
相手は会社の役員や社長のことが多く、昨夜はあるグループ会社の会長との食事会。
いつも連れて行ってもらうお店はそれなりの方が使うお店で、客層も大変落ち着いている。
昨日はイタリアンからの会員制バーをはしご。
バーはどこからでも綺麗な東京タワーが見える。
お酒一杯飲むにしても数千円は下らない。
ビジネスの話も多少聞かせてもらうが、大概は男性がこういう人間が好きだという話を「そうですね」と聞いてあげる、そして美味しそうにご飯やお酒を飲む姿を見せるというのがメインである。
もちろん最後にはエロいことをしたいと思っていることはわかっているのだが、そこまではさせず必ずタクシーで家まで送ってもらう。
お金ももらわないし、愛人契約をしているわけでもない。
至って健全な関係である。

社長といっても下品な人もいるし、飲んでいて楽しくない人もいるが、
やはり成功している方というのはとても謙虚だし、私のような小娘にも女性としての対応をする。

私はいわゆる港区女子のような容姿ではないのだが、それなりに慎ましくしていると、彼らのような男性から食事の誘いが後を絶たない。
こちらからお誘いすることは皆無なのだが、誘われて5割くらいの確率でいくくらいがちょうどいい。
全てOKしてしまうとどんな男性にとっても希少価値を感じることができなくなり、すぐに飽きられるだろう。
実際、こういったタイプの男性によく誘われるのでこちらとしても行きたい時だけ行くわけなのだが。

男性は褒められるとその子のことを好きになる。
それは歳が幾つであっても共通することだ。
もし、あなたに好きな男性がいるのなら喋りすぎず、さりげなく一言褒めてあげるとあとは黙っていても向こうから何かしらのアプローチがあるだろう。
「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」

自分を安売りせず、ミステリアスな雰囲気と自信を醸し出せば意中の相手を落とすことができるでしょう。



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