見出し画像

服好き中年男子の乱筆乱文①(自己紹介)

四半世紀以上に渡り服を沢山沢山買って着て、たどり着いたメンズ服に関する実用的知識を忖度無き筆鋒にて共有していければと思っています。

簡単に自己紹介を…
(自称)服マニア、服コレクターの私は自宅に200着くらい、トランクルームに100着くらい服を囲っています。
これでも断捨離を進めたのですが、ビジネスシーンも含め複数系統の服を集めて色々と着こなすのが好きで、全部の服が現役のため減りません…
「断捨離断捨離、手放すと心が軽くなる」みたいな本を読みましたが、「全部覚えてどういう組み合わせがいいか考えるだけで脳が活性化されて幸福感が高まる!ひいてはボケ防止にも効果がある!」という未検証の独自理論を展開して家族に呆れられながらも大量の服に囲まれて生きております。

服ってこだわりだすとキリが無くなるのですがこだわる「目的」というものが皆さんそれぞれだと思います。
私の場合「何を目的に服を着ているか」を突き詰めると「服が好きだから」にたどりつきます。服屋を巡るのが大好きで、時間が許せば世界中の名店を巡る「服屋一周」をいつかは成し遂げたいなと思っています。

こういう人達を「ホビーアパレラー」と呼びます。
目的を簡単に分類すると
①ホビー
②ビジネス…仕事としてアパレルを突き詰める方々。但し根底にはホビーをお持ちの事が多い(そうで無いときっと続きません)
③モテたい/目立ちたい/映えたい等の印象操作ツールとして
服にこだわる目的に優劣善悪尊卑無く、全部良い目的だと思います。

ちなみに①は更に分類されると思います。
・集めたがり
・着こなしたがり
・着せたがり
・話したがり

私はホビーのミックス種…集めと着こなしと着せが混ざっている人種になります。

そういう意味では話したがり要素は無く、「物書き」には興味が無かったのですが、昨今の日本アパレルに面白みが無くなってきた感覚があり、ちょっと危機感を持っています。
昔アメ村を歩いて独特なセレクトのお店を見つけては友達と服を見に行って洋服談義をしていたのが、最近はそういう事ができないくらい個人経営レベルのセレクトショップが淘汰され、アイテムのラインナップが絞られた印象です。
多様性って大分低下しているなと思っています。

ネットショッピングやメディアが生まれて一覧性が高まった分、追従もし易くマーケティングや店舗の面取りに長けた企業が主導権を握ってしまった結果、多様性が失われてどこも同じような服を低コストで作り購入者に「何となく」で選ばれて、買われて、着られて…印象を残す事無く消えていく服が増えてしまったなと思います。そこに「愛」は無いですよね。

そういうわけで、日本人男性が服を着る楽しさ、服を愛する心をを忘れずにGDPが落ちても「オシャレ先進国」である事は守り続けたいなと思い腰を少し上げました。

この乱筆乱文集がこれからアパレラーを目指す読者の方の参考に、そして日本がオシャレ先進国であり続ける一助となることを願います。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?