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空のすべり台

そんなことをかんがえていたのさ

あの七色のすべり台は いまでも時々
見かけたりするけど
なんだかとっても 薄くて華奢で
僕は乗れないって思ってるよ

これでいいのか

それでいいのか

いまでも時々
あの時と同じ声がするよ

身体の痛みと心の痛みが 同時に同等に同様に
何かの暗示のように 僕の意識を飛ばしてゆく


僕は あの日の 僕を 忘れないよ




※岡真史君に捧ぐ



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