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We are Buddies@長野市 "TRIAL" <こどもバディ、募集中>

こんにちは、We are Buddies(WAB)の愛梨です。
ちらほら話題に出ている We are Buddies 長野 について
ちょっとした近況共有と、おしらせです。

これだけ先に。
長野市在住にお住まいのお子さんの参加、募集中です!
あと4名だけになってしまいますが、ご興味のある方は、下記メールアドレスまでご連絡ください。
info@wearebuddies.net


きっかけ・出会い

きっかけは、川向思季ちゃんとの出会い。
2022年の春に、We are Buddies やりたい人が長野にいるよ~との知人からの声掛けがあって、久々に長野に行きたかった気持ちもあり、長野市での飲み会に参加したところが私たちの物語のはじまり。
しきちゃんは、「しきちゃんと気が合いそうな人がくるよ」と言われて、飲み会に呼ばれたそう。

川向思季ちゃん

出会ったその日に思季ちゃんのお家に泊めてもらい、翌日、共通の仲良しの人が小布施町にたまたま遊びにきていることが発覚して、一緒に小布施にいったりもした。

小布施駅。何かがはじまるような、すがすがしい気持ちになった。

そこからの1年間は、いきなりなにかが始まるわけではなく、
自分が長野に行ったり、思季ちゃんが東京にきてくれたりしながら、
色々話した。
お互いのこと、WABを長野でやるとしたらどうやる?など。

ディープな夜も何度もあったね~
いっぱい話をしたね。

れもんハウスのあやか部屋。お泊り明け。


長野でWe are Buddies?!

そんな中、コトが動き出したのは2023年春。
思季ちゃんから連絡をもらい、彼女とつながりのある法人さんとの取組で、We are Buddies ができるかもしれない、とのこと。

思季ちゃん(院生)、彼女の所属する長野県立大学の学部生メンバー、その他院生メンバーも巻き込んだ形でチームを編成し、とある協業先からの金銭的サポートやそれ以外のサポートを得ながら、長野のWe are Buddiesを立ち上げる というもの。

長野県立大学のキャンパス(急いで撮ったから、あんまりいい写真じゃない…)

当時は、自分の中でもWe are Buddies としてのエリア展開の考え方に迷いがあった & 思季ちゃんと十分に議論する時間をとれない中でのスタート。We are Buddies@長野市の立ち上げを進めることになった

これが、2023年7月末のことだった。


ヒトのリズムとコトのリズム

私としては、戸惑いの多いスタートだった。
戸惑いポイントは、様々。

自分は、「コトのリズム」と「ヒトのリズム」があるときに、圧倒的に、「ヒトのリズム」を重視する傾向にある
WABにかかわりたい人がいて、その想いの純度が最高純度であり、その人の人生とWABが重なったときに、
その人がその人らしくかかわれる居場所を作る。
もしくは自分で見つけてもらう。
それに伴い、We are Buddies そのものが、形を変えていく。

みんなの後ろ姿@長野市内

思季ちゃんとのコラボレーションは自然だったものの
他のメンバーたちは、We are Buddies への理解度・共感度がすごく高いわけではない状態でのスタートだったために
「ヒトのリズム」ですすめていくことが難しかった。
これが私のとっては本当に難しいことだった。

思季ちゃんは、「コトのリズム」も大切にする人。
そこにコト(プロジェクト)があって、やりたいかやりたくないかよくわからないけど、かかわってみたら見えてくるものがある、自己理解も進む、成長につながる
そんな信念のある人なんだと、だんだんわかっていった。

彼女とふたりでたくさんの対話を重ねる中で、
近いところはもちろん、違う部分も見えてきた。

8月に、長野で顔合わせをしたときの様子。メンバーのひとりの運営する「みらいく保育園」の一室を借りて、対話。


一人ひとりの存在を感じること

それでもやっぱり私は
いきなりチーム・集団になり仮面をかぶったままのメンバーたちと、
仮面をかぶったままお仕事をすることはできなかった。
私の譲れない部分だった。

一人ひとりと対話をして、
あなたがどんなひとで、
いま何を感じていて、
なにを望んでいて。
そういうものを、感じにいった。
「なんとなくここに来ちゃった学生さんたち」でなく、一人ひとりの存在を感じたかった

東京視察DAY。WABの初期保護者メンバーのかずえさん・あやかぽんにも来てもらい、体験談など語ってもらった。

福祉周りのことも馴染みながさそうなメンバーが多かったので
東京視察では、WAB参加者からの体験談セッションだけでなく
れもんハウスの琴子ちゃんから、
母子生活支援施設の話、れもんハウスの話
色々してもらった。

みんなが帰ったあと、心の友であり同志でもあるふたりとおしゃべり。ホッとしたなぁ。
ありがとうね。

その翌日には、
千葉県市原市のWAB視察!
ということで、
市原WABの運営メンバー&おとなバディのあっちゃんと、おとなバディのふみかちゃんに、
ライフストーリーを語ってもらいました。
どんな学生だったか、今どんな仕事をしているのか。
なぜ、We are Buddies と自分の人生がクロスしたのか。

市原にあるあっちゃんのシェアハウスで。とってもすてきな残暑の日だった。

私もはじめて聞くお話もあり、心震わせずには聞けない心の声ばかりだった。

おはなし会の感想タイムでは、
自分の人生と重なる部分があり、ポロポロと涙を流しながら言葉を紡ぐメンバーがいたり、みんなのなまなましい感情に触れて新鮮な体験をした という、感情が薄め(自称)のメンバーがいたり、
私にとっても忘れられない時間となった。
そんなあたたかい空気の中で、私も、
すこし難しさを感じながら今回のプロジェクトを進めていることについて、言葉にしてみた。


離れることは、出会うこと

「今、We are Buddies にかかわっている方々が、本当に大きな想いをもってやっていることを知った。中途半端な気持ちでかかわっているのはよくないと思った。自分も、自分が本気で取り組みたいことをやりたいと思った。」

気持ちを涙ながらに、全身全霊で伝えてくれて、
このプロジェクトを離れていったメンバーがいた。
素敵だったなぁ。

こういう渾身のメッセージをもらうと、
私も心が震える。
彼女がまた人生の一部としてこの活動にかかわりたい と思ったときに、戻ってこれる場所で在りたいと思った。

彼女がプロジェクトを離れることは私にとっては大きなことではなく
彼女の中にも、私の中にも、なにかが刻まれたことが、嬉しい。
人生は長い。
こうして、魂と魂がしっかりと出会えば、また何度でも、出会い直せる。


そして、今のわたしたち

チームも少しコンパクトになって、
みんなおとなバディ研修も受け終わって、
一人ひとりの存在もお互い感じ合えるようになって、
スタートラインに立てたかなぁというところ。

長期視点は一旦、脇におくことにしました。

まずは5組。
いま予算がいただけている分。
しっかり、でも楽しくやりきり、
その先に見える景色を楽しみにしようと思います。
継続的な活動になるかもしれない、5組で終わりかもしれない。
わからないけれど、
いまに集中しようと思います。

長野トライアルのチラシもできたし、やっていきましょう!

チラシできたよ!

子どもバディ、募集!

最初の1組は、思季ちゃんがおとなバディをやることが決定しており、相手ももう決まっています。11月頭にマッチング予定。
あと4組は、まだまだこれから。

子どもバディ、募集中!

おとなバディは紹介のみですが(私の知り合いでもし興味ある方がいたら、教えてくださいね)こどもバディは、4人限定で、募集中!ご興味のある方は、info@wearebuddies.net までお問い合わせください。

面談・マッチング・信頼関係構築サポートは、基本的には私が担います。いつもと同じようにやります。

思季ちゃんのWhy Buddy(なぜおとなバディをやろうと思ったのか?)

おとなバディをやるときに、みなさんに書いてもらうWhy Buddy。
文章が苦手だという思季ちゃんが、書いてくれた文章を、シェアします。

2019年あたりの私のテーマが「私が私と大人になる」で、それまで私は自分自身がこどもだと思っていたのでしょう。2020年に姪が生まれたからかもしれません。はじめて自分の視野にちいさなこどもの存在が生まれました。

社会の中で大人になっていく自分に向き合う中で、自分が大事にしたい「こどもらしさ」があることに気がつきました。当時の私はこども自体にいいイメージを持っていませんでした。こどもと言えば、泣く、叫ぶ、コミュニケーションが取れない存在。さらに日本の子育て社会に関するネガティブなニュースなどから、こどもと一緒にいること自体へのイメージが良くありませんでした。しかし尊敬する母と大好きな兄弟のおかげで、いつか3人のこどもを持ちたいとは思っていました。さやかさんという女性との出会いがそれらのネガティブなイメージを払拭するきっかけとなりました。

最初は、自分の所属する大学の先生であるさやかさんの息子くんとしての「Mくん」と、大学やまちなかでバッタリと会って遊び相手になるところから、さやかさんとご飯を食べる時に一緒に時間を過ごす程度でした。さやかさんのMくんに対する態度が、対大人と同等であり、Mくんもまたさやかさんを尊重していた様子でした。

こどもって一括りにしていたけど、小さな大人なんだなということに気づき、2022年の夏から、「さやかさんの息子としてのMくん」と、ではなく、「Mくん」と、遊ぶようになりました。Mくんはとっても面白い子でした。遊んでいる時こうだよと教えてくれる時もあれば、しきちゃんすごい!と言って真似してくれる時もあったり。いつも自分の意思を表明してくれる子でした。Mくんと関わるようになって、私自身にも変化が生まれました。いつも関わり方が難しいと思っていた姪っ子も、よくよく観察してコミュニケーションをとると、いろんなサインを出していて、こどもだと思っていた彼女が小さな大人であることに気づきました。

逆におとなもこどもも関係なく、どうしても今/これがいいという感情もあり、それはとても尊いものなのだなと思いました。そんな素敵な気づき、長野に住んでいる大好きな人たちに共有したい〜と思い、長野でWABを立ち上げることを決めました。そしてせっかくなら自分とMくんの体験から、輪を広げていきたいと思い、今これを書いています。

一生懸命書いたんだなぁと感じて
尊い気持ちになる。

思季ちゃんは、相当な覚悟を持って
WABに手を出した(?)らしい。

合わせてもらっている部分もたくさんあるし
思季ちゃんにとって心地よい進め方じゃないのかもしれないけど
こうして、長野WABトライアルという現実をつくってくれたこと
ここに居続けてくれていること
Mくんのおとなバディをやろうと決めたこと
これらに、ありがとうの気持ちがいっぱいある。

思季ちゃん meets かなはちゃん@We are Buddies 写真展❤
ニコニコとインタビューし合うふたり、可愛い~

これから、
他のメンバーの物語も書いていきたいな。

ではでは、今後も
長野 WAB を引き続きウォッチしていてくださいー!!

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We are Buddies って?
子どもと大人がバディズとなり、遊んだり話したりしながら、細く長い関係性を築きます。保護者の方だけが子育てを頑張るのではなく、多くの大人が関わり、登場人物みんなが力を抜いて、優しい気持ちになれる社会を目指し立ち上げました。

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