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WealthPark研究所

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WealthPark研究所に所属するひとのnoteをまとめたマガジンです。
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#NISA

5年ぶりに自分の信用情報を取り寄せてみた①

皆さん、自分の信用情報って調べたことはありますか?私、先日、5年ぶりに調べてみました。 よくよく考えると日本のどのぐらいの人が、信用情報チェックを行った経験があるのか。。。ドタカンですが、95%ぐらいの人が、自分の信用情報を一回も調べないで人生を終えるような気もします。 ただし、これからより認知は広まっていくのではと思います。クレジットカードの利用やそれに紐づく電子マネー、そこから資金の移動がされるQRコード決済、メルカリやヤフオクなどの個人間取引の普及、世界中で発展を見

MissSAKE候補者への「お金と投資の授業」から私が学んだこと

先月のことになるのですが、一般社団法人MissSAKEの2024年の候補者の方、16名に「お金と投資の授業」をしてきました。 MissSAKEさんは、日本酒の海外普及を進める団体でして、外務省や経産省などの後援を受けて、かれこれ10年以上、日本酒の積極的な広報活動を世界に向けて行っています。 毎年、各県の代表から、その年のグランプリンを1人決めますが、選考は半年にも及びます。その期間に、お酒、お華、着付け、食文化、経済、税金、芸術などの、かなりの講座を学びます。これらを通

40代で遺言書を初めて書いた。その理由について②

前回の記事はこちら 2024年5月末、法務省の2021年度から始まった新しい制度「自筆証書遺言書保管制度」を利用して、私の遺言書が無事に受付と保管されました。 私が遺言書を書いたのは、この良い制度ができたことに加えて、下の3つの主体的な理由です。それについて書いていきたいと思います。 <私が遺言書を書いた3つの理由> ①残される家族のため ②自分の人生を大切にするため ③資産運用の戦略を決めるため ①残される家族のため まずは一つ目の理由は、残される家族のため。実

40代で遺言書を初めて書いた。その理由について①

こんにちわ。先日、自分の遺言書を初めて書きました。自分自身、父の相続で非常に大変な思いをしましたし、誰しもにいつ何が起こるかわかりませんので、前々から早く書かないと思っており、やっと行動に移せました。そのプロセスで色々と考えることができたので、ブログしておきます。 2024年5月末、法務省の2021年度から始まった新しい制度「自筆証書遺言書保管制度」を利用して、無事に受付と保管がされました。制度はこれです。 この制度のHPはこちらです。 手続きは至って簡単。HPで内容を

10のテーマから投資の本質が学べる「人生とお金の学び場」スタート!!

みなさま、こんにちは。私が所長をしているWealthPark研究所では、過去、相当な数の方にセミナーや参加型のワークショップを行ってきているのですが、この度、過去の膨大なスライドを再整理して内容を10のテーマに再構築し、お金の教養を学ぶコミュニティ「人生とお金の学び場」スタートさせました!! *詳細PDFは上記リンク中からダウンロードできます。 リンク先の文面を再掲しますが、、、 日本人から外国人、中学生からシニア、投資の初心者からベテランまで、数千名へ提供してきたWe

なかのアセットマネジメント。東京の初回セミナーに行ってきた①

こんにちわ。週末に、なかのアセットマネジメントの東京セミナーに行ってきました。社長の中野さん、ご存知の方も多いかと思います。日本において長期・分散・積立を15年以上に渡って啓発されてきた、積立投資の啓発の第一人者の一人といえる方です。メディアや業界団体に多くのファンがいらっしゃる方でもあり、積立王子と言われたりもします。 前職のセゾン投信ではパッシブファンドの世界分散投資の商品を中心にファンを獲得し、ファンド残高は7000億円までに成長しました。多くの新しい層を投資に導いた

新NISA開始後「月1兆円」の社会と家計への長期インパクト

2024年に新NISAが始まり、1月と2月の日本における投資信託への資金流入は、両月とも1兆円超えました。両月とも過去20年の月次での数字で5本の指に入る大きな動きです🖐️ ただ1兆円と言っても金額が大きすぎイメージが湧かないと思うので、個人での月額といったイメージが湧きやすい数字に修正して、このインパクトを考えてみましょう。 まず、1兆円を昨年末のNISA口座数2000万口座(推定。目下、激増中)で割ると、月5万円/1口座、投資信託が買われたとなります。1年では60万円

「投資」への誤解を考える

「投資」という言葉には様々な誤解がつきまといます。例えば、 ・投資は利己的である ・投資は危険である ・投資は騙し合いである ・投資は社会で貧富の差を作り出す のような認識でしょうか。私も昔は、幾分かはそう思っていましたし、多くの方は潜在的にそう感じているのではないかとも思います。一方で、社会やお金のことを学べば学ぶほど、私の認識は以下のように変わっていきました。 ・投資は利他的である ・投資の危険は受け入れるべきもの ・投資は共栄である ・投資は社会の豊かさを増やす