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3.お庭プール設置ガイド

家庭用プールの購入が決まったら、次に考えるべきは設置場所と方法です。
とはいえ、都市部に住んでいれば広い庭の場所を選んでおく、というよりは置けるところに置くという感じになると思いますが、とにかく書きます。

場所の選定とプールの形状
今回のもくじは下記のとおりです。
1、必要な広さを確認しよう
2、平たんな場所を選ぼう
3、小石がないところに置こう
4、日当たりを考えよう

プールを設置する場所と購入するプールの大きさ、形状は非常に重要です。以下のポイントに注意して選びましょう。

1、必要な広さを確認しよう
おそらく、ほとんどの家庭では
「あ~、俺っちの家の庭広すぎてどこに置くか悩むわ~^^」
とはならないでしょう。
おそらく「庭の幅4Mか、、、いや、4.5Mか、、、あの長いほう置けるかな、、、4.5Mって書いてあるしいけるかな、、、」
みたいな感じだと思います。

今回のnoteの中で最も重要な情報を下に記載します。
下の二つのプールを見てください。
長方形は全ての足に対して斜めの踏ん張り足が出ていて、
円形は足が踏ん張っておらず、フレームから垂直に生えているだけです。

これはプールの形状による水圧のかかり方が理由です。
円形は周囲の壁面に均一に水圧がかかりますが、長方形では偏りが生じるため辺の部分に足を踏ん張る必要があります。
ちなみに円形のほうが部品点数も抑えられるために価格が安く、また組み立てやすいです。あとイージーセットプールに長方形がないのもこの水圧の問題でしょうね。

長方形は全ての足に対して斜めの踏ん張り足が出る
円形は足が踏ん張らない

で、長方形で足を踏ん張るからなんやっていうと、
長方形4.5Mのプールは
プール本体幅4.5M、奥行き2.2M

踏ん張り足のためのスペースが一本当たり30cm、両側で60cm必要です。

つまり幅4.5M、奥行き2.2Mと記載されたプールを設置するには、幅5.1M、奥行き2.8Mが最低限必要なスペースとなります。

一方円形のプールは商品説明に3.6M、と書いてあればほぼ、その広さのスペースに置くことができます。

ぱっと見は長方形のほうがスペース効率がよさそうですが、上記の理由から円形と長方形、どちらが優秀かはその土地の形状次第です。

2、平たんな場所を選ぼう
小さなビニールプールであれば多少斜めでもなんでも問題は起きませんし、すぐに水を抜いて移動できるのであまり影響がありません。
しかしフレームプールやイージーセットプールは水を入れるだけで数時間かかるため簡単に水を抜いて移動、とはいきません。
水の重さで数トンにもなるため斜めではないところに置くとフレームの一部に負荷がかかりプールが崩壊することもあります。
まずプールを設置する前に土地が平たんであることを確認し、気になるところがあれば盛土、切土するなど事前に調整しておきましょう。
また、土の上に設置する場合はプールの自重でフレームが地面にめり込み、これもまた不均衡の原因となります。
ホームセンターなどで木材を買ってきて足の下に敷くことをお勧めします。

ホームセンターで端材を安く売っている場合もあります

3、小石がないところに置こう
単純な話ですが石の上にプールを置くと、水を入れた後に底に穴があいてしまう危険性があります。
また、穴があかなくても踏むとまあまあ痛いです。
事前に石を取り除いてあげましょう。
できれば子供部屋に敷くようなジョイントマットを先に敷いてその上にプールを載せてあげるのが最高です。

長時間遊んだ時に足元が柔らかいだけで疲労度が全く違います。プール破損の心配もなくなるしね。

4、日当たりを考えよう
プールは日当たりの良い場所に設置するのが理想的です。
日差しが強いと水温が上がりプールでの遊びがより快適になります。
ただし、入水したい時間帯にあまりにも日当たりがよい場合は考え物で、紫外線でプールの塩素がどんどん減ってしまい塩素管理に手間がとられます。塩素代もかかるしね〜。

塩素管理、日焼け、熱中症、いろいろデメリットもあるのであまりに日当たりの良い場所であればパラソルなどの設置を考えてもよいでしょう。

書いている途中からわかってはいましたが情報の薄い回になりました。
ありがとうございました。ではまた今度。

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