1. お庭プールの種類と選び方
さて「家庭用プール」という言葉だけで話を進めるとヒカキンみたいな富豪も逆ヒカキンみたいな人もそれぞれのイマジンで記事を読んでしまいますので、家庭用プールにも多種あることを知りましょう。
なおこのノートで扱うのは基本的にフレームプールです。
家庭用プールの種類それぞれにメリットとデメリットがあります。ここでは、インフレータブルプールの3種（イージーセットプール、インフレータブルスライダー）及びフレームプールについて紹介します。
インフレータブルプール
空気で膨らませて使用するものはとりあえずインフレータブルと呼ばれます。
インフレータブルプールの中でも3種類に大別されます。
１、ビニールプール（0~4歳くらい）
もっとも小型で安価、入手しやすいものです。
２、イージーセットプール（2歳～）
プールの上部にだけ空気を入れて、水を入れるとヘリが持ち上がりプールの形として安定します。
スペックはフレームプールに近く、値段はフレームプールよりもやや安価です。
３、インフレータブルスライダー（2歳～）
遊園地やイベントで、ふわふわトランポリンを見たことがあると思います、あれの小型版です。
スライダー+小型のプールで構成されている製品が多く、プールは水深20㎝程のため小さな子供にも安全です。
フレームプール（2歳～）
鉄管とプール本体で構成され、above ground pool といえば通常これを指すんじゃないかな～？違うかな~？という感じで主流の製品で最も選択肢が多いです。
さて、下記にそれぞれの特徴をまとめます。
■ビニールプール
もっとも小型で安価、入手しやすいものです。
フィルターポンプは使用できず、水量も少ないため基本的に水は毎日使い捨てにします。
□メリット
価格が手頃で、初期費用が低い。
設置が簡単で、短時間で準備ができる。
使用しない時は空気を抜いてコンパクトに収納可能。
□デメリット
耐久性が低く、破れやすい。
サイズや深さに限界がある。
毎回水を入れ帰るため水が冷たく、気温によっては遊びに向かないことがある。
□適した家庭環境
小さな子供がいる家庭。（1～4歳くらい）
庭やベランダなど、スペースに限りがある場合。
短期間だけプールを楽しみたい家庭。
■イージーセットプール
プールの上部にだけ空気を入れて、水を入れるとヘリが持ち上がりプールの形として安定します。
値段は比較的安価でスペックはフレームプールに近いです。
□メリット
設置が簡単で空気を入れて膨らませるだけ。
ビニールプールよりも大きめのサイズが選べる。
比較的低コストで手に入る。
イージーセットプールならではの遊び方がある。これは他のプールでは絶対ムリ。たのしそ。
□デメリット
形は円形に限られ、長方形など他の形の製品はない
中途半端な水量では自立しないため水位を選べない
地面が斜めの場合には自立しない
台形に近い形になるため、同じ円形3Mのイージ―セットプールとフレームプールを比べた場合には有効面積が減少する
プール本体とフレームの役割をする浮き輪部分が一体のため、小分けに移動することができない。→サイズが大きくなるとめちゃくちゃ重くなる
□適した家庭環境
2歳～くらいの子供がいる家庭
手軽にプールを楽しみたい家庭。
庭に中程度のスペースがある家庭。
■インフレータブルスライダー
遊園地やイベントで、ふわふわトランポリンを見たことがあると思います、あれの小型のものです。
滑り台+小型のプールで構成されている製品が多く水深20㎝程のため小さな子供にも安全です。
□メリット
季節を問わず子供にとって楽しい遊び場となる。
5月ころから9月末ころまで、長い期間水遊びできる。
設置が簡単。
プールの水深が浅いので、大きなプールに併設すれば小さな子供から安心して遊ぶことができる。
家にスライダーがあるって楽しいじゃん？
□デメリット
真夏のプールの代わりにはならない
水を使った場合乾くまで時間がかかる
□適した家庭環境
小さな子供がいる家庭。
庭や広めのスペースがある家庭。
短期間だけプールを楽しみたい家庭。
■フレームプール
鉄管とプール本体で構成され、above ground pool といえば通常これを指すんじゃないかな～？違うかな~？という感じで主流の製品で最も選択肢が多いです。
安いものは1万円、高いものは50万円です。
□メリット
インフレータブルプールよりも耐久性が高い。
大きなサイズや深さが選べる。
安定性が高い。
□デメリット
設置がやや複雑で、時間がかかる。
□適した家庭環境
庭や広いスペースがある家庭。
長期間使用したい家庭。
本格的なプール体験を求める家庭。
結局のところおすすめはフレームプールです。
次回はプールの選び方です。
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