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Day67_家庭と事業のつながり

どうも!180日後に起業する人です。
過去の経験も踏まえ、家庭と事業のつながりについて、考えていきたいと思います。

起業は生き方である

こちらのテーマに関しては、以下の記事に書きましたので、ご覧いただけますと幸いです。

そして、この中で記載した参考文献で昨今は企業で成功する人は平均45歳という話があります。

創業後5年の成長率でトップ0.1%に入った米国のスタートアップの創業者たちの、創業時平均年齢は45歳だったといいます。

成功したスタートアップ創業者の平均年齢は45歳、米調査より

45歳で成功する(創業5年後の成長率がトップクラスになっている)ということは、結婚適齢期を超えた人であり、多くの人が家族のいるスタートアップ創業者ということになります。つまりは家族と過ごしながら、事業を伸ばしているという状況であると考えられます(米調査ということもあり、連続起業家:シリアルアントレプレナーである率が高いということも想定されます)

事業を成長させるには、家庭が荒れていないことは肝要である

自身の会社経営時にも、家庭の状況が重要であるということをとても実感しました。家庭内が荒れると、単純にそこのトラブルにマインドシェアが割かれ、体調も崩す要因になり、パフォーマンスが下がります(私自身も、共同創業の相方も時期のズレはあれど、同様の状態になっていました)。

ただでさえ、事業展開上に様々なトラブル要因が生じるにも関わらず、毎日一緒に過ごす家族ともトラブル状態になると、ダブル炎上しているような状況になり、精神的に追い込まれたりする。ただ、当然ながら会社の仲間やお客様にとっては全くもって関係のない話のため、そんな中でも走り抜ける必要がある。感覚的にはマラソンをアンクルウェイトやダンベルを持ちながら、走り抜ける状態です。そんな中でも時間内に走り抜けないと、『走れメロス』でいう人質になってくれた親友が処刑されてしまう・・・といったイメージです。

事業を中心に考えるとこういった視点ですが、一方家庭の視点でいうと、それはもう大変です。原因次第ではあるものの、起業家というものは大体事業に集中することで家庭を顧みず、パートナーや子どものケアが出来ていないことが原因で、問題化します。時間の捻出が状況によっては難しい中、どのように家族と向き合い、幸せな状態を築き上げていくのかは事業と同様難易度が高くなりがちです(スタートアップでなく、年輪経営などを志向する場合は条件(起業家の時間の使い方)が変わってきます)。そして、家族との関係を蔑ろにした起業家の末路は、幸福が待っているのでしょうか?(幸せの形は人それぞれなので、なんとも言えないですが、生涯ともにする家族との関係が途絶える結果は苦しいものだと思います)

再度読み直したいと思っている『成功者の告白』という神田昌典さんの名作
があります。

この本で特に覚えている話は「経営者自身の感情が、事業にも家族にも影響を及ぼす」ということです。経営者の怒りが組織にも悪い流れを作り、家庭においてはパートナーを責め立てるような展開になっていく結果、そのパートナーが子どもを虐待するという最悪なケースにつながるという話も記載されています。恐ろしいし、大なり小なり私も類似した経験をしました。

ポジティブスパイラル(正の感情の循環)を作る

上記の本ではどのように仲間同士で認め合うかであったり、ポジティブな部分に目を向けるかといった具体的な方法が書かれています(Good & New等)。要するにポジティブスパイラルをどのように醸成していくかが、企業にも家庭にも創業家が持つべきテーマであり、そのための努力を惜しまないことが重要であると感じております。ネガティブな側面で事業と家庭とのつながりを捉えましたが、一方でポジティブスパイラルを作れれば、家庭も事業も上手くいく。チャレンジ(進研ゼミを)すれば、恋も部活も勉強も上手くいく!!ということだと気づきました(違うか)。

180日後に起業する人


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