Day11_雑感「経営中毒 〜だれにも言えない社長の孤独」②

どうも!180日後に起業する人です。
今回は表題の書籍の第2章の中で心に残った箇所について、言及していきます。

会社は99.9%、「人の問題」で崩壊する

この章の最初のパンチラインはこちらでした笑。

二人で共同創業すると、十中八九ケンカ別れします。・・・スタートアップを起業し、同じ志で続けていくというのはそれだけ難しいことなのです。

経営中毒 P.90

同じ目線感を持ち続け、走り続けるというのは確かに難しいことだなと感じます。スタートアップはただでさえ、どこまで変化し続けられるかが肝要ですし、その中で人それぞれのライフステージの変化等、様々な点で変わる要因があると思います。過去普通に生きているだけでも、「あれ?話が合わなくなったなぁ」という瞬間があったぐらいなので、スタートアップなら尚更な気がします。

次は創業者と従業員の関係です。

社長は自分と同じぐらいコミットすることを求めてしまいがちです。それゆえに、社員がついてこれなくなり離職するケースも、よく見られます・・・社長から見ると、自分に非があるとは思いません。・・・ビジョンに対して、ただひたすら真っ直ぐであり、苦しい創業フェーズを一緒に乗り越えていきたいだけなのです。だからこそ、無意識のうちに「もっと、もっと」と求めてしまう

経営中毒 P.94~96

その他のページで言及されていますが、やはり覚悟感の差がどうしても生じてしまうことが要因です。程度の差はあれ、過去の部活の温度差や、仕事に対するスタンスの違いといったレベルでも、やはり人の情熱+覚悟感の差はどうしてもあるものだなと感じざるを得ません。

起業は、何をやるかも大事ですが、それ以上に誰とやるかが大事。さらにそれ以上に、何のためにやるかが大事なのです。

経営中毒 P.100

ここが一番ぶっ刺さった言葉です。スタートアップをするには、何のためにやるかが何より大事ということを心から思っています。私が新たに起業するのも、ここの重要性をひしひしと感じていたからです。ここが共感できない場合、残念ながら早く離別すべきだと思います。人気になりたいために町内会の野球で優勝したい人と、日本の野球人口を増やすためにメジャーリーグのワールドシリーズで優勝したい日本人が一緒のチームになったら・・・もうおわかりですよね?

私自身、マネジメント経験をさせていただいた中で、とても実感するのはやはり考え方のアラインメントは組織運営上、とても重要ですし、ターンアラウンドをする際にも足元の利益改善ではなく、本質的にはいかにカルチャーを変えられるかがテーマであったため、上記話は腹落ちしました。

皆さんの所属する組織や経営している会社はいかがでしょうか。

180日後に起業する人

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