見出し画像

巨人のドシン!ゲームじゃないよ、現実だよ!

どーも、わたぼーる だいち です。
バスケ情報をコツコツ発信しています。
これを見てバスケを始めたり、興味を持っていただけたら嬉しいです。

本日はあの懐かしいゲーム、「巨人がドシン」の紹介です!!!

・・・はい、冗談です。
でも、懐かしいゲームキューブのゲームですね。今ではゲームキューブをも知らない世代が多いと思いますが。

ちょっと古過ぎたかな。進撃の巨人の方がわかりやすいのかも。

そんなことはどうだっていいので、本題に戻りますね。

世界最高峰のバスケットリーグ、NBA。選手の平均身長は201cmとこれも規格外の大きさです。

そんな高身長がわんさかいるNBAですが、この夏NBAサマーリーグで注目を集めた選手がいました。

サマーリーグのエンターテイナー!タッコ・フォール!

見てください。これ、現実です。

この夏、サマーリーグで一躍注目を浴びた選手です。

なんと言ってもこの背の高さ!

なんと身長229cm!!!

ダンクなんて飛ばなくてもできます(笑)

ダンクだけでなく、相手のシュートを軽々とブロック。
相手選手はいつもの高さのディフェンスなら、かわせたであろうシュートだったがタッコの前では無意味。
軽々とブロックをしています。

そしてリバウンドも背の高さと手の長さで他の選手は誰も届きません。これあのNBAですよ。
味方選手もとりあえずボールを高く投げとけばタッコが取ってくれる感じでパス。

こんなんではディフェンスのしようがないですね。

こんな感じなので、サマーリーグで一際注目を浴びてました。
タッコがベンチへ下がったら観客からブーイングまで起こるほどです。

サマーリーグでの彼のプレーをどうぞ。


タッコ・フォールってだれ?

タッコ・フォールって誰?どんな選手?と思った方もいると思うので紹介したいと思います。

【プロフィール】
・年齢:23歳
・身長/体重:229cm/131kg
・出身地:セネガル ダカール
・大学:セントラルフロリダ大学

タッコ・フォールはセネガル出身の選手。
16歳の頃にアメリカへ渡ってきた。当時、彼はサッカーをやっていてバスケには興味がなかった。
ある日、ISTI-Dakar という国際スポーツトレーニング機関で初めてバスケットボールに触れた。その時指導にあたっていたのは、ナイジェリア出身の元NBA選手のアキーム・オラジュワンであった。

そこからバスケットを始め、高校3年生の時にはアメリカの高校生でもっとも身長の高いバスケットボールプレーヤーとなっていた。
ヒューストンの Jamie's House Charter School でプレイをしていたタッコ。チームを州チャンピオンまで導いている。

そしてタッコはいくつか彼に興味を示した大学の中から、セントラルフロリダ大学を選び、進学をした。

大学1年生では、カリフォルニア大学アーバイン校のバスケットボールチームに所属していた、Mamadou N'Diaye というセネガル人仲間と対決し、彼も229cmと身長が高く、この試合はアメリカ大学歴史上一番高い者同士のマッチアップであった。

大学2年生になると、N'DiayeがNBAドラフトへエントリーしたためタッコがもっともアメリカ大学で身長の高いバスケットボール選手となった。またバスケの技術も向上し、2017年 American Athletic Conference で最優秀ディフェンシブプレーヤーに選ばれている。

タッコは2017年のNBAドラフトへ一度はエントリーをしたが、それを撤回している。大学でのプレーを続けた。
しかし、タッコは大学3年生で肩の怪我で苦しんだ。怪我のせいで16試合にしか出場できなかった。

大学最後の年、タッコはチームをNCAAトーナメントへ導いた。そして彼らはNCAAトーナメントで初勝利を収めたのである。
惜しくも次戦でデューク大学に敗れるも、タッコは15得点、6リバウンドという成績を残した。



ボストン・セルティックスと契約

NBAドラフトでは指名はされませんでした。
しかし、そんなサマーリーグでの注目、活躍があり、ボストン・セルティックスと1年契約をしました。

ここからタッコは開幕ロスターに残れるかどうかの戦いが待っています。

タッコは決して俊敏でもなく、背は高いがジャンパーでもない。
しかし、脅威のウィングスパン249cmに行く手を阻まれる。
タッコが大きな壁となり、ゴールの守護神になる。
ブロックや相手のシュートの軌道を変えられるのも大きな力になるであろう。

彼は大学4年間では、常にフィールドゴールが70%超えの成功率出会った。飛ばなくても点を決められる、イージーな形での得点は、セルティックスにとってプラスになるだろう。

タッコはサマーリーグで人気者となった。この人気が今のセルティックスに必要なものである。セルティックスはカイリー・アービング、アル・ホーフォードが移籍し、さらに若い選手も退団した。そんな暗い雰囲気を変えるポジティブな選手がセルティックスには必要になっているはずである。ジェイソン・テイタムと、タッコ・フォールが加われば空気が変わるはずである。

まとめ

なかなかここまででかい選手は稀である。身長が高く、活躍した有名な選手は中国人のヤオ・ミン選手が挙げられる。彼は身長だけでなく、シュートも上手な器用なセンターであった。

タッコもペイントエリア内だけでなく外からもシュートを決めれられるようになればより脅威的な選手になれるだろう。
現在のNBAはスモール化が進んでおり、ポジションどこでもできる選手が好まれる傾向である。
外からのシュートは打てることが前提となってくるであろう。
長くNBAでタッコが活躍したいのであれば、外からのシュートも身につけていかなければならないであろう。

では、また次回!

第10回 バスケット豆知識

今日はバスケの試合時間についてです。
各々試合時間は異なるのでその違いを見ていきましょう。

NBA
1試合各12分4分割(クォーター)方式 計48分
クォーター間のインターバルは130秒
2Qと3Qの間に15分間ハーフタイム


ファウルなどで時計が止まるのを考慮して、1試合あたりの所要時間はおよそ2時間から2時間半。

国際大会・プロ・大学・高校
1試合各10分4分割(クォーター)方式 計40分
クォーター間のインターバルは120秒
2Qと3Qの間に10分間ハーフタイム

1試合あたりの所要時間はおよそ1時間半から2時間。

中学校
1試合各8分4分割(クォーター)方式 計32分
クォーター間のインターバルは120秒
2Qと3Qの間に10分間ハーフタイム

ミニバス(小学校)
1試合各6分4分割(クォーター)方式 計24分
クォーター間のインターバルは120秒
2Qと3Qの間に10分間ハーフタイム

NCAA(アメリカ大学)
1試合各20分の前後半制

こんな感じで試合時間は異なります。
NBAは1クォーター12分と最長時間。NBAのハードさがうかがえます。

まだまだ細かいところの違いもあります。
その点は追って紹介したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?