【NBA】3Pコンテスト2020すべて見せます!〜新ルール追加でさらなる盛り上がり〜
どーも、わたぼーる だいち です。
今日も魅力溢れるバスケの話題をお届けします。
さて、昨日のNBAライジングスターズに引き続きNBAオールスターウィークエンドの話題について書いていきたいと思います。
日本時間の2月15日、NBAオールスターの中日にあたるこの日、オールスターに休憩はありません。
この日は、様々なコンテストが行われました。
・スキルチャレンジ
・3Pコンテスト
・スラムダンクコンテスト
それぞれの分野で、NBA選手が個人個人の強みを最大限に活かし、優勝を目指します。
今回見ていく競技は、「3Pコンテスト」です。
NBA屈指のシューターが勢揃いで、3PシューターNo.1を決めます。
新ルール追加!3Pコンテストがさらに面白さを増した!
NBAで屈指のシューター同士の戦い。それが3Pコンテスト。
これでなんとなくわかるような気がしますが、3Pコンテストについてまずは紹介します。
3Pコンテストとは、、、
NBAを代表するシューターたちにより、制限時間内に決めたスリーポイントシュートによるポイントを競い合う。
【3Pコンテストルール追加】
今年の3Pコンテストでは、従来のルールに加えて新たなルールが追加されました。
【従来ルール】
センター、45°、コーナーの5箇所から3Pを5本ずつ、計25本を60秒内で打ち、その決めた合計本数が一番多い選手が優勝となる。
通常シュート1本1得点として数えるが、5箇所に1個ずつ「マネーボール」と言って、2得点になるボールがある。
また、5箇所の内1箇所「マネーラック」という、5本の全てのボールがマネーボールとすることができる。場所は選手ごと決めることができる。自分の得意な所にそのマネーラックを持っていき、それを多く決めることが勝利へのカギとなる。
【新ルール】
この今までのルールに追加で、今回の3Pコンテストでは、新たに2箇所シュート箇所が増えた。
「MTN DEW Zone」と言い、3Pラインから6フィート (約1.8m)離れたセンターポジションの両隣に設置された。
2箇所で各1本ずつボールが与えられ、これを決めれば3得点となる。
このルールの導入で、ショット本数が25本から27本、制限時間が60秒から70秒、最高得点が34点から40点となった。
3P主流時代を迎えているNBAに合わせてルールの導入である。
これが今年の3Pコンテストのレイアウトである。
【3Pコンテスト】1本が命取り。2020年の3P王者は誰だ!
【3Pコンテスト出場者】
・ダービス・ベルターンス (ワシントン・ウィザーズ)
・デボンテ・グラハム (シャーロット・ホーネッツ)
・ジョー・ハリス (ブルックリン・ネッツ)
・バディ・ヒールド (サクラメント・キングス)
・ザック・ラビーン (シカゴ・ブルズ)
・ダンカン・ロビンソン (マイアミ・ヒート)
・トレイ・ヤング (アトランタ・ホークス)
・デビン・ブッカー (フェニックス・サンズ)
※デイミアン・リラードは怪我のため不出場。
この8人で3Pコンテストは争われた。
予選ラウンド! ~1本勝負!集中力が鍵を握る~
まずは予選ラウンド。8人から3人が決勝ラウンドへ進める。
予選ラウンド
1. バディ・ヒールド 27/40
初っ端ヒールドが27点と好調なスタート!
2.デビン・ブッカー 27/40
ブッカーもヒールドに続き27点の高得点。しかも、MTN DEW Zoneから2本とも決めるという凄さ。
3.ダービス・ベルターンス 26/40
ベルターンスも前の二人に続き、26点と高得点。MTN DEW Zoneからも1本決めました。
4.ザック・ラビーン 23/40
地元シカゴで大歓声の中、ラビーンが3P。23点と高得点ながら決勝ラウンドには進めませんでした。
5.ジョー・ハリス 22/40
MTN DEW Zoneを1本決めて流れに乗ったかに思われたが、最後のマネーラックが思いの外決まらず。ベルターンスの得点にまで届かなかった。
6.ダンカン・ロビンソン 19/40
MTN DEW Zoneを1本決めたが、全体的にまとまらず19点だった。
7.デボンテ・グラハム 18/40
マネーラック5本中4本を決め、続くMTN DEW Zoneも決め一気に点を稼いだが、流れはそれまで。18点に止まった。
8.トレイ・ヤング 15/40
最後はヤング。なかなかリズムに乗れず苦戦。時間配分にも手こずり15点止まりとなった。
決勝ラウンド ~劇的な優勝!~
1.ダービス・ベルターンス 22/40
決勝ラウンド1人目。前半のミスが響いたベルターンス。後半は良いリズムでシュートを放っていたが、22点となった。
2.デビン・ブッカー 26/40
安定的なシュートを見せたブッカー。決勝ラウンドでも26点と高得点を出した。
3.バディ・ヒールド 27/40
ブッカーが26点と高得点を出しての、プレッシャーがかかる中挑んだヒールド。なんと劇的な幕切れ。最後のマネーラックをすべて決めて、1点差でヒールドがブッカーを上回って優勝!
まとめ
新ルールでさらに面白さが増した3Pコンテスト。
MTN DEW Zoneからでも普通に打って、普通に決めてくるところがNBAレベル。
そして今年は決勝ラウンドに進んだ3人がとても好調で、最後の最後までドキドキさせられたコンテストでした。
ヒールドの劇的な逆転劇には鳥肌が立ちました。
では、また次回!
第52回 バスケット豆知識
さて、バスケット豆知識の時間です。
私が個人的にバスケットの豆知識や面白いと思ったことを紹介するコーナーです。
2020年の3Pコンテストを取り上げましたが、ここでは過去の3Pコンテストを少し紹介します。
やはり3Pと言えば、ラリー・バードではないでしょうか。
1988年の3Pコンテストに出場した際には、彼はウォームアップジャケットをそのまま着た状態で出場し、優勝したという歴史があります。
さらに1986年には、故意にボードに当てるバンクシュートを見せて、余裕たっぷりで優勝しています。
まさにシューターの名手。
3Pライン関係なくシュートが決められる選手が続出のNBA。
どこまでシュートレンジを広げるのだろうか。
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