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【NBA最強デュオ】ロケッツ始動!ハーデン&ウェストブルック

どーも、わたぼーる だいち です。
今日も「あっ!髭を剃り忘れた!」でも大丈夫。NBAには毛むくじゃらな選手がいるからね。というようなバスケ情報もお届けします。

NBAの毛むくじゃらな選手と言えばあの男。

ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンです。

本日はNBA開幕戦から大暴れしているロケッツの最強デュオの話題を紹介します。

ロケッツはオフシーズンにオクラホマシティ・サンダーのエースだったラッセル・ウェストブルックを獲得し、最強デュオ結成と注目を浴びたチームの一つ。

そんな ハーデン x ウェストブルック の活躍について見ていきましょう。

ロケッツ4試合目:ジェームズ・ハーデン59得点!!!ウィザーズとの接戦をものにする

なんとジェームズ・ハーデンが1試合59得点という異次元の活躍を見せました!

10月31日、アウェイ戦に臨んだヒューストン・ロケッツ。対戦相手は日本人初NBAドラフトされた八村塁が所属しているワシントン・ウィザーズ。

ジェームズ・ハーデンのスタッツ

37分出場 59得点、9アシスト、3リバウンド、1スティール

NBA開幕4試合目にして1試合で50得点以上を叩き出すとは。さすがのハーデンと言っても良いだろう。あと1点で60得点の大台に達するところまできていたハーデン。

では、59得点を叩き出した試合を見ていきましょう。

まずはハーデンお得意のステップバックからの3P!

さらにもう一本。

この勢いでストップされて、さらに後ろに下がられてシュートを打たれたら、誰も止められません。

外のシュートだけではありません。ウェストブルックとの息のあったコンビネーションでゴールへカット。そのままダンクシュートを決めました。

オフボールでハーデンがこんな動きをするところは昨シーズンではほとんど見られなかったプレー。これもウェストブルックがロケッツにきたからでもあるでしょう。

前半終了時には、ハーデンはすでに21得点、5アシストを記録しています。
この時にはすでに高得点を叩き出しそうな予感がしてますね。

後半始まってすぐにはパスで見せます。ハーデンがカペラへのアリウープパスを成功させています。

次のプレーでは、八村塁がハーデンに対していいディフェンスをするも、ハーデンがその一歩上手をゆく。

なんとハーデンはこの第3クォーターだけで21得点をあげました。
すでに42得点をあげているハーデン。観客は思っただろう、「誰かやつを止めてくれ!」か「今日の彼はどこまで得点を伸ばすのだろう」と。

第4クォーター。相手のウィザーズの選手の足が止まってきているところ、この男はまだまだキレがあります。

ボールをもらってすぐにゴールへ切り込みます。

皆誰もハーデンを止めることができず、試合が終了。

59得点というとんでもない記録が生まれました。

試合も大接戦の中、最後にハーデンのフリースローが決まり、1点差でウィザーズに勝利した。オールスター戦かと思わせるような得点の多さ。かなりお互いの攻撃力をぶつけあった試合でした。

HOU 35|41|35|48|159
WAS 34|43|40|41|158


<NBA開幕3試合でのスタッツ>
10月25日 vs. ミルウォーキー・バックス
  37分出場 19得点、7リバウンド、14アシスト

10月27日 vs. ニューオリンズ・ペリカンズ
  36分出場 29得点、4リバウンド、5アシスト

10月29日 vs. オクラホマシティ・サンダー
  37分出場 40得点、3リバウンド、7アシスト


Mr.トリプルダブル!新境地でもウェストブルックはウェストブルック!

オクラホマシティ・サンダーから移籍してきて、今シーズン新たな環境、ヒューストン・ロケッツの地でNBAチャンピオンを狙うウェストブルック。

彼の呼び名、"Mr. トリプルダブル" の愛称はロケッツに来ても継続のようだ。

まずは先ほど紹介した相棒のハーデンが59得点を記録した試合でのウェストブルックのスタッツを見てみよう。

10月31日 vs. ワシントン・ウィザーズ戦

34分出場 17得点、10リバウンド、12アシスト

ハーデンが得点を量産している脇でウェストブルックがしれっとトリプルダブルを達成していたのです。まさに Mr. トリプルダブル です。

彼のドライブにはキレとスピードがあり、一度トップスピードになったらもうゴールまで一直線です。

スピードスター2

この試合は、ハーデンの大量得点とウェストブルックのトリプルダブルのダブルの活躍でウィザーズとの試合を勝利で飾りました。


さてここからは一つずつ試合をさかのぼりましょう。

<10月29日 vs. オクラホマシティ・サンダー戦>

35分出場 21得点、12リバウンド、9アシスト

ウェストブルックの古巣、オクラホマシティ・サンダーとの一戦。逆にサンダーには昨シーズンまでロケッツにいた、クリス・ポールもいました。

ウェストブルックは惜しくもトリプルダブルを1アシスト足らずで達成できず。毎試合狙っているんじゃないかってくらいトリプルダブルに近いスタッツを記録するウェストブルック。

ウェストブルックは一気にトップスピードまで持っていけるスキルがあるので、周りのディフェンダーはその切り替えについてこれません。

そしてこの試合中にウェストブルックがNBAでのアシストランキングで20位となりました。

得点だけでなく、アシストもどこまで記録を伸ばしていくのか楽しみです。

試合は OKC 112 - 116 HOU でロケッツが勝利しました。


<10月27日 vs. ニューオリンズ・ペリカンズ戦>

33分出場 28得点、10リバウンド、13アシスト

この試合、Mr. トリプルダブルが偉業を達成しました。

この試合ウェストブルックはトリプルダブルを達成。しかし、今回は単なるトリプルダブルではありません。

なんとあのレジェンド マジック・ジョンソンが持っていたトリプルダブルの記録138回を超えて、ウェストブルックが歴代トリプルダブル数で単独2位となりました。

そして次はオスカー・ロバートソンが持つ181回のトリプルダブルという金字塔をウェストブルックが狙いにいく。

1シーズン最多トリプルダブルが42回の経験があるウェストブルック。今シーズン中にはオスカーの記録を超えることは現実的ではないが、来季はその可能性が大いに有り得ることでしょう。

試合は NOP 123 - 126 HOU でロケッツが今シーズン2試合目で白星を飾った。

何度も言いますが、彼がボールを持ったらゴールまでが早い。チーム名のロケッツのようなロケットスタートです。


<10月25日 vs. ミルウォーキー・バックス戦>

33分出場 24得点、16リバウンド、7アシスト

トリプルダブルとはいきませんでしたが、ダブルダブルの上々の記録でロケッツでのデビューを飾ったウェストブルック。新天地ヒューストンでもまた Mr. トリプルダブル の愛称が唱われるであろう、

試合は MIL 117 - 111 HOU で初戦は黒星スタート。

ハーデンとのコンビネーションも期待したい。

以上、NBA開幕後の4試合のウェストブルックのロケッツでの活躍を紹介しました。

今シーズンはどんな記録が生まれるのでしょうか。
ウェストブルック、Mr. トリプルダブル の活躍に注目です。

まとめ

ウェストブルックがロケッツに移籍が決まった時、ハーデンとの最強デュオと言われる裏腹、二人ともボールを独占しがちなプレーヤーなので、うまく噛み合わないという懸念もあったが、今のところそんな様子はない。

二人は共に今シーズンはNBAチャンピオンを狙いにいくという、共通の目標に向かっているため、チームのためにプレーをする意識が見て取れる。

それでもハーデンは得点を量産するし、ウェストブルックはトリプルダブルを記録するしと、どちらかが活躍して、どちらかが活躍できていないことはない。

うまく機能している最強デュオである。

では、また次回!

第25回 バスケットボール豆知識

今日も豆知識を紹介します。

話題は今日メインで紹介したロケッツです。

10月31日に行われた対ワシントン・ウィザーズ戦。

159点とハイゲームを見せたヒューストン・ロケッツ。
ここにロケッツの最強デュオ、ハーデンとウェストブルックのすごさがわかるものがありました。

なんとこの試合、159点中128点がハーデン&ウェストブルックの得点、もしくは彼らのアシストから生まれていたそうです。

ほとんどの得点にこの二人が絡んでいることになります。

この二人のタッグとして爆発力は今シーズンのNBAで一番かもしれない。

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