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コンサル起業日記2

今回は起業の手続きについて、書いていきたいと思います。

すぐにはできない

創業の日というのをこだわって決めたければ、かなり時間的に余裕をもって手続きの準備をした方が良さそうです。一人法人なら最低1ヶ月、複数人で準備するなら2ヶ月は最低みた方がよいと感じました。
大きくは、定款の準備(認証)と登記手続きがあります。

定款をつくる(約3週間)

法人設立のためには、法人としての基本的な定めを記した定款をつくる必要があります。その内容について様々なWebサイトに記載がありますので譲るとします。
手続きとしては、中身を決めて、文書に必要なハンコを押して、公証役場で認証を得る、という流れになります。
まず中身を決めるのに時間がかかります。私の場合はFreee会社設立というサービスを使って、無料で行政書士さんのサポートを受けてつくりました。3日くらいでできたでしょうか。
やってみて検討が必要そうなところは、役員の任期(変更しないなら長い方が更新が少なくて楽)、特殊株をつくるか(資本政策的に黄金株つくるなど)、公告方法、くらいでした。
次にハンコを押すのは、なにも手がかかりませんでした。個人の印鑑証明を準備し、公証役場ですべて教えてもらいながら押したからです。
個人の印鑑登記がない場合や、複数人で設立する場合で役場に一緒に行けない場合は、十分に調べて準備しないと、差し戻されそうでした。
最後に役場です。これを最初に手をつけるべきかもしれません。私の場合は世田谷区で進めたのですが、公証人が忙しく、すぐには予約がとれず、2週間後の予約となりました。
平日フルタイムで働きながらとなると、休暇をとって行くことになり、多くのビジネスパーソンにとってボトルネック行程になりそうです。
認証自体はすぐにすみます。公証人の存在意義がピンときませんでした。。あと、いくつかの記事に、現金の用意が必要とありましたが、クレジットカード払いが可能でした。

法人設立登記を行う(約2週間)

定款ができたらいよいよ登記です。法人印を準備できれば、あとは書類とお金を準備して法務局に提出に行くだけです。
私は最初、デジタル庁がすすめている、ワンストップ申請をやろうとしてみました。プロセスの中で、会社として申請が必要になるか、方針のようなものをいくつか聞かれ(例えば固定資産の償却方法を定額にするか、など)、それは非常にためになりました。
しかし、認証のところがどうやってもうまくいかず、諦めました。
また、Webサイトをみると、登記も予約がいる?みたいな記事がありますが、登記は予約不要です。いくとガラガラでした。
世田谷の法務局で気になったことは2つ、一つは担当の書類チェックがほとんどなく、定款を渡す前に立ち去ろうとしたり、結局個人の印鑑証明は提出が漏れて、後日郵送することになりました。
もう一つは登記の印紙代。事前に世田谷区の創業支援制度使えば半額になる制度があるのですが、すっかり忘れて総額15万円払うことに。。。

こちらの作業は以上でした。
登記の申請から一週間たちますが、まだ登記完了してません。(印鑑証明出し忘れのせいか)この待ち時間もあることは留意が必要ですね。

まとめ

以上、法人登記のながれでした。
私は4月下旬から始めて、実際登記申請できたのは5月末、6月最初の週末でまだ未完了という状態です。
この後、税務の申請や銀行口座開設など、まだまだ時間がかかる手続きがまってます。時間には余裕をもって法人設立することが必要とつくづく感じています。

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