マーケティングをキングダムに置き換えるとすっきりした

最近、カスタマーサクセスチームのリーダーと、お客様のリピート促進について施策検討をしてます。
どこの会社でも、アイディアだしてとにかくやってみる、みたいなことがあると思うのですが、今回はマーケティングの視点をいれて、戦略を定めて施策を検討しようとしてます。

私がマーケをやるうえで、いつも悩まされるのは適切なセグメンテーションと顧客行動変容のトリガー特定です。大局的な視点でセグメントを切り、ミクロな視点で行動変容を妄想する、そのいったりきたりが頭をどんどん疲労させていきます(笑)

大局的な視点は、知略型

大局的な視点でセグメントを切り、そのセグメントの顧客の動きを想定して施策を練る、これってキングダムでいう知略型の戦い方と重なりませんか?
決戦前夜までに、敵をしっかり調査し、どの部隊がどういう特性をもってるか理解し、それにむけて戦略を練ってあとは施策を打つ。
弱点は想定が甘いと修復が聞きにくく、大負けしちゃうところでしょうか。
キングダムの秦趙の馬陽の戦いにでてくる馮忌(ふうき)や、廉頗の四天王である玄峰なんかが想像されます。

ミクロな視点は本能型

一方で、具体的な顧客からの情報や、個別のロイヤル顧客のストーリーから、行動変容に至る糸口を見つけ、とにかく小さくやってみるを繰り返し、見込みあるとわかったところに一気に投資する。この動きはキングダムにおける本能型の武将の動きそのものじゃないでしょうか?
ヒョウ公将軍のまずは兵をぶつからせて、相手の反応をみて、弱いところに突撃をかける。これって、まずは低予算で訴求を分けてばらまいてみて、響いたところに予算集中、とらえた顧客からさらにターゲティング精度あげて全集中。無駄になるコストも多いけど最後には大きな成果を得るアプローチが似てますよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。キングダムの知らない人には全くささらないと思いますが、マーケターのタイプも知略型、本能型で分類して考えると面白そうだし、「李牧ならどう考える?」だとか、「今回はヒョウ公並の本能型でいこう」とか、なりきって考えてみるのはいろいろ振り切った施策を打つことにつながるのかなと思います。
ぜひ現場で試してみたいですね。

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