沖縄ドタバタ2泊3日　その①　～一睡もできずに出発～

今年の5月中旬に、同棲している彼（以下、ひよこくん）と沖縄本島に2泊3日で行ってきた。

私は、益田ミリさんや原田マハさんの旅エッセイが好きなのだが、そういえば自分の旅行については書いたことがない。
今回の旅行ではそこそこ面白いことが起きたので、記録も兼ねて旅行記を書いてみることにした。

沖縄に行くぞ～準備

ひよこくんとは、「どこそこに旅行に行きたいねー」とたびたび話をしている。

北海道、金沢、広島、四国、沖縄、いつかは海外、などなど。
行きたい行きたいとは言っているものの、実現するには見えない壁がある。

なんだろうか、この壁は。
ホテルやお店を調べたり、計画を立てたりするのは2人とも好きだ。
だが、「この日に行こう！！」と決めるのになんとも言えないハードルを感じる。

それでも私たちはなんだかんだで1年に1回のペースで旅行に行っている。

今回、沖縄に行くきっかけになったのは、航空会社の国内線格安セール。
片道1万円以下で沖縄に行けるではないか！！！
この機会に行くしかない！
と、勢いで航空券を予約した。

たっぷり2ヶ月以上準備期間があったから、入念に計画を立てた。

「美ら海水族館に行きたい！」
「マリンアクティビティをしたい！」
と意見が一致し、どんな順番で巡るかを決めながらホテルを予約。

ホテルも、航空券同様にけっこう安かった。お得！！！

沖縄に行く！と友人に言ったら、
「レンタカーは早めに手配した方がいいよ」と言われたが、私たちには関係ない。

私たちはふたりともゴールデン・ペーパードライバーなので、公共交通機関を駆使して沖縄を巡る計画を立てていたのである。

「沖縄旅行は車がないと不便」とは聞いたことがあるけれど、結論を言うと、車がなくても十分に楽しめた。

もし私が車を運転できたとしても、公共交通機関を使って本当によかったと思っている。その理由は後ほど書くことにする。

ざっくり旅程表

私たちの予定をざっくり説明すると、こんなかんじ。

1日目
11時頃に那覇空港に到着し、空港でお昼を食べてから高速バスで美ら海水族館へ。美ら海水族館から徒歩圏内のホテルに宿泊。

2日目
ホテルからタクシーで備瀬崎に行ってSUPとシュノーケリングで海を満喫する。お昼を食べたら高速バスで那覇に戻る。
国際通り沿いにあるホテルに宿泊し、2日目の夜は国際通りで食べ歩きを楽しむ。

3日目
バスで旧海軍司令部壕に行き、那覇市内をサイクリングする。
夕方の便で羽田に帰ってくる。

下調べや計画を立てるのが大好きな私たちは、ご飯を食べるお店もリサーチしていた。

天気と荷物のせいで…

さあ、いよいよ旅行を翌日に控えて、明日は早起きしなきゃだし、早く寝よう～～

だけど…寝れない……！！！

眠れない理由その①

旅行期間中の沖縄の天気予報で、晴れマークが並んでいる！！！

私は今まで、高校の修学旅行で沖縄本島に3泊4日、社会人になってから友人と宮古島に2泊3日、合計7日間ほど沖縄に滞在した。

しかし、その7日間、天気は曇りか雨。
ほんのわずかな時間だけ青空が出たこともあるが、沖縄の青い空と青い海の組み合わせを見たことはない。

テレビやSNSで見るあの沖縄の景色は、本当は存在しないのではないか、CGなのではないかと疑ってしまうほどである。

晴れないのは、沖縄に限った話ではない。
中学校の修学旅行で関西方面に行ったときも雨が降った。
大阪城や法隆寺を、傘をさして巡ったのを覚えている。

山間部の施設で行われた中学1年での宿泊学習でも雨が降り、キャンプファイヤーが中止になって、屋内でのレクリエーションに変更になった。

つまり私は、雨女なのである。だから今回の旅行も、計画段階から晴れなど期待していなかった。

晴れないことを前提に、綺麗な青い海なんて見れたらラッキー！ぐらいのテンションだった。

しかし今回はどうしたことか。

私の旅行先に、旅行期間に、晴れマークが並んでいる。
見間違いではないかと何度も確かめたが、やっぱり晴れマーク。

生粋の雨女は晴れマークにより、アドレナリンがドバドバ放出されてしまったのである。

眠れない理由その②

送ったスーツケースが沖縄に届いていない…？？

公共交通機関を駆使する旅なので、スーツケースは出発の4日前に宅配便でホテルに送ることにした。

なのに…
荷物の追跡をスマホで確認していると、私たちのスーツケース2つのうち、1つは早々に沖縄に到着したようだが、もう1つは前日の夜になっても居場所が羽田から更新されていない。。。

送っちゃいけないものをスーツケースに入れてしまったのか…。

ググってみると、飛行機に乗せられなかった荷物は船に乗せられて、到着が大幅に遅れるらしい…。

それが私の荷物だったらどうしよう、と考えると不安が増して余計眠れなくなってしまうから、
どうかひよこくんの荷物でありますように…と最低なことを願っていた。

だが眠れない。

寝付くとはどういうことなのか。365日×28年間、いつもどうやって眠りについているのだろう、と考え出す。

普段、寝る前によく本を読んでいて、いい感じに眠気がやってきたところで眠りについているので、あと100ページ程残っている読みかけの本を読んでみた。

…まったく眠気を感じることなく、サクサクと読み終わってしまった。

もうだめだ。。。

とりあえず目は閉じていたが、外は明るく、鳥はチュンチュン鳴き始めて、朝を迎えた。

胃腸が休まらなかったんだろうな、という重い感覚がお腹の奥底に積もっている。

スッキリしない頭。もう荷物なんてどうでもいい。水着も着替えも全部現地で買えばいいや。。。

ただ、ワクワク感だけが自分の身体を動かしていた。

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こうやって書いてみると、出発前からドタバタ。。。

次回！その②では、荷物の行方が明らかに！！
一睡もできなかった身体で、沖縄で無事だったのか？！！！