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サマソニ The Libertines で踊り狂う独身女(28)

サマソニ2022 最高すぎた

3年ぶりにサマソニに参戦して、大袈裟だけど、自分の人生を取り戻した気分に浸っています。特に1日目のマリンのBEABADOOBEE~Rina Sawayama~Maneskin~The 1975 の洋楽勢は本当に最高でした。特にManeskinとRina様は期待以上ですっかりファンになったし、The1975もIf you're too shy が生で聴けて感動。
と、ここまではサマソニ来た多くの人が同じような感想を持ってるだろうし、Twitterでもみんな呟いている。なので、あまり感想が語られていない(そもそも語るようなものでもない)The Libertines の演奏(ビデオ映像)について自己満足な感想を語ります。

案の定のビザ不許可

サマソニ2週間くらい前に「やっぱりThe Libertines来れないです。当日はスペシャル映像をお届けします」と公式から発表された。正直9割の人は「やっぱりね、ピートの犯罪歴じゃ入国できんでしょ」という感想だったと思うが、私はかなりショックだった。まぁ来れないでしょうね。。でももしかしたら・・!?ってな感じでバカだからオタクとして少ない可能性を期待していたのだ。以前は「いつか日本来るかもしれない」という夢物語を描いていたのが「絶対無理」に代わって本当につらい。ピートはまだ薬物はやっているだろうけど、結婚もしたし、以前よりは更生しているのに。そしてビデオ映像ってなんだよ。どうせ、いつかのライブの映像流すんだろ、、と悲しさに加えて怒りが。当日の朝もすごくムカついて、着るつもりだったリバのバンTは着ずにオシャレな1975のTシャツを着た。(そして後で後悔する)

本当にリバが来るんだったら最前列を陣取るつもりだったけど、ただの映像なので、斜に構えて最前集団より少し後ろにいた。マキシマムザホルモンの時は結構人がいたのに、やっぱりただの映像なので、結構人ははけていた。

演奏映像開始 発狂

時間になり映像が開始された。以下感想を羅列します。結果的に私は踊り狂い、泣き叫んぶ、痛いオタクになる。

①日本語でメッセージ
最初、日本語で「来れなくてごめんね」というメッセージが映し出された。
時々リバの公式は日本語でメッセージを出すことがある(オンラインライブ日本のみんなも見てね的なアナウンスを以前日本語でしていた)。
その時の文章と結構似ていたので、同じ人が代筆したんだと推理。
間違いなくピートは今回のことに関して「ごめんね」と思っておらず「すまんすまん、映像みてくれや」としか思ってないだろうから、あのメッセージは個人的に笑えて、ここでやっとリバに対して怒りが消えた。

②マーゲイトでのサプライズライブ
ついに映像が始まった。で、びっくりしたのが、おそらくこのライブ映像は特別にとってくれた映像みたい。あまりにも観客が少なかった。リバはもうブームが終わったバンドとはいえ、中規模のフェスに呼ばれるくらいの集客力はあるはずなのに30人くらいの観客の前で住宅地の広場みたいなところでライブが始まった。で場所は彼らのプライベートスタジオがある、イギリスの田舎町マーゲイト。オタクなので、そこに4人集まったという事実だけでもう嬉しい。

③ジョンのスーツ
昔の彼らはファッションアイコン的存在だったはずだが、最近は良い年したオッサンなので身なりもタンクトップとか、ただのシャツなことが多い。でもこの日はピートはちゃんとヒゲを沿っていて()、カールもイケイケな服装だった。
(カールがかっこ悪いことなんてあんまりないけども)
そして何より、ジョン。ジョンのスーツがあまりにも素敵だったので「ジョ~~~~ン」と叫んでしまった。ただの映像なのに。

④ライブ中時々挟む日本語
カールが時々「ありがとう」と日本語で話しかけてくれた。本当にありがとう、カール。君がリバの良心。もうオタクは感無量。あとジョンが「バンザイ」といって少しはにかんだのが、癒やされた。ジョンは基本は仏頂面だから、少しでも笑ってくれたらオタクとしては嬉しい。

⑤やっぱり好きだよ。リバ
リバの演奏は基本デタラメ。The1975のように壮大なテーマとかもない。
それでも最高だった。何が最高かはもう分からない。リバの曲が単純に好きなんだ。10代から聞きまくって、もう私の血液になってしまっていて、理由もなく、リバのライブを見れたら涙が出てくる。
曲は1st、2nd中心だったが、3rdからGunga dinもやってくれた。あとライブで盛り上がる曲中心で、私の好きなMusic When 〜やYour my waterloo は無い。その代わり踊り狂える曲ばっかりだった。What Katie Didでは心の中でShoop Shoop 叫び、最後のドンルク
では終わらないでくれ……と祈る始末。

以上がリバの映像の感想である。
マネスキンほどもう若さも勢いもないし、1975ほどの人気もない。
それでも私が見ると泣きたくなってしまって、心の中で一生大好きと思える唯一無二の存在。

また10年後くらいにサマソニはリバチャレンジしてくれ。結果的に映像でもいいよ。オタクなんでね。




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