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好きが止まらない歌詞(洋楽)

私は他人に引かれるくらいポエミーである。
寒い冬空の中を歩いていると、ノスタルジックな気分になり胸が苦しくなる。
そんな痛いほどロマンチストで頭ポエミーな私が「胸が痛くなるほど狂おしく大好きな洋楽の歌詞」を記す。
完全に自己満なnoteだが、深夜テンションを発散させるために、つらつらと書いていこうと思う。

The libertines 「Music when the lights go out」

いきなり自分が一番大好きなアーティストの一番好きな曲、即ち私がこの世で一番お気に入りな曲で、ワダのソウルソングと言っても過言ではない。この曲の狂おしく愛おしい歌詞は以下。

Is it cruel or kind not to speak my mind
And to lie to you rather than hurt you?  
本音を伝えないことは残酷なこと、それとも優しさ?
傷つけないために嘘をつくことも(優しさ?)

くぅ~~~~。最高な歌詞。よくある、カップルでこういう状況。
相手を傷つけないための優しい嘘。
The libertines を知らない方にこのband の紹介すると、フロントマン「Pete Doherty」と「Carl Barat」はソウルメイトで、お互いに依存しあって、カップルのような関係。The libertines の曲は大半がそんな二人の共同作品で、PeteがCarlに、CarlがPeteに気持ちを伝える手段だったりする。
この曲は関係が終わりかけのカップルを歌った曲なんだけど、私はPeteがCarlに構ってもらいたくて作った曲だと思っている。
The libertinesにはそんな二人の関係性を歌った曲が盛り沢山あるから、みんな聴いてほしいし、The libertinesの沼にハマってほしい。
(あまり活動的ではないので供給が少ないのが辛いが。。)

The Beatles「Strawberry fields forever」

普段洋楽を聴かない人でもビートルズ、John lennonはご存知のはず。
John作詞のビートルズファンからの人気も高いのがこの曲で、私が愛おしく好きな歌詞は以下。

Living is easy with eyes closed,misunderstanding all you see.
It's getting hard to be someone but it all works out.
It doesn't matter much to me.
目を閉じれば生きるのは簡単、見えるものはすべて誤解を生む
それなりに生きるのは難しいけど、上手くやれるさ
僕には全くどうでもいい事だけど

私はこの曲を初めて聴いた時、そこまで感動しなかった。なんで、ビートルズファンの方はこの曲が好きなんだろ〜他の曲のほうが私は好きだ〜と思っていた。でも今では一番Beatlesで好きな曲は?と聴かれたら6割の確率でこの曲を答える(ビートルズは名曲が多すぎて、その時の気分でfavorite songが変わるので、6割という表現になる。あとはNowhere manやEight Days A Week, Happiness is a Warm Gunなどが大好き。)
私は大学院生時代、研究に行き詰まり、本当に大学に行くのが嫌になっていた時期がある。そんなある日に朝の京阪電車に乗っている時に、ふとこの曲がIPodのシャッフルで流れてきた。なんとなく歌詞の和訳を調べてみると、先程の歌詞を初めて知って衝撃が走った。本当に自分のその時の環境もあって涙が流れた。「世の中、どうでもいいことばかりだ、肩の力を抜けよ」とJohnが私に言ってくれている気がした。ありがとうJohn.
Johnはビートルズ時代もソロ時代も本当にスンバラシイ名曲を残してくれているから、みんな聴いてほしい。(Imagineとかみんな聴き飽きていると思うが、本当に心に刺さる歌詞だから、1年に1回は聴いたほうがいいし、小学生の時の道徳の教科書心のノートに掲載されるべきだ)

Arctic Monkeys 「505」

Arctic Monkeysはロンドンオリンピックの開会式(閉会式だっけ?)でもパフォーマンスを行った英国が誇るbandの1つである。
00年代から活躍、進化し続けているbandでフロントマンAlex Turner は天才だ。(同時期から活躍しているThe libertinesが現在まで3枚しかアルバムを発売していないのに対して、Arctic Monkeysは6枚も出している。。)
そんなArctic Monkeys、通称アクモンの「505 」で好きな歌詞は以下。

I'm going back to 505
If it's a 7 hour flight or a 45 minute drive
505号室に戻るとしよう
7時間のフライト、車で45分かかったとしても

遠距離恋愛中の彼氏が、ホテルで待つ彼女に会いに行く、というラブソングでそれ以上のことは特にない。なんでこの曲、この歌詞が好きかというと、私も過去遠距離恋愛をしていて、よく彼氏に会いに名古屋に行き、一緒にホテルで過ごしていたからという陳腐な理由である。この曲が好きすぎて、当時その名古屋の彼氏にこの曲をオマージュしたラブレターを書いたのだが、理解されずに困惑させてしまった思い出がある。そんな一般ピーポの私がオマージュしてしまうくらいに、この曲には惹かれる何かがあるので、聴いてみてほしい。

The stroks「Someday」

洋楽好きな人には「おいおい選曲に偏りがあるな」と思われたと思う。今まで挙げた曲はビートルズ以外は、00年代を代表するbandだから。私は00年代のガレージロックbandが大好きだから仕方ない。00年代のbandの中でもStrokesは別格と言われている。(先程天才と称したアクモンのAlexも最新アルバムで「I just wanted to be one of The Strokes. Now look at the mess you made me make(ただ僕はザ・ストロークスの一員になりたかっただけ、それが今ではこのザマだ)」と歌っている)そんな00年代を代表するアウトロークスの代表曲とも言える「Someday」で好きな歌詞は以下。

In many ways they'll miss the good old days
Someday, someday
様々なきっかけで、あの頃は良かったなと懐かしむ

I'm working so I wont have to try so hard
いつか大変にならないように今頑張ってる

昔を懐かしむ曲だと思いきや、今、そして未来を歌っている曲だ。昔は良かったな、でもそんなこと考えている暇はない、今、俺たちは頑張らないと、、っていう感じだと思う。(私の解釈も入っているかも)
私は仕事を始めるとき、故郷大阪から横浜に上京(この場合上浜か?)したのだが、新大阪から新横浜に向かう新幹線で、これを聴いて泣いた。故郷大阪を離れるのがこんなに寂しいことだと思わなかった。。Somedayあの頃は良かった。。

The 1975 「Sincerity is Scary」

今、巷で大人気の1975。ここ最近で一番人気なbandは間違いなく1975。
1975は昔から人気だったけど、ちゃんと評価されたのは3rdアルバム出した時で、それまでは「1975はミーハー女子が好きなイケすかないband」っていう評価だったと思う。そんな1975が3rdアルバム、「A Brief Inquiry Into Online Relationships(ネット上の人間関係についての簡単な調査)」を出した時、それはそれは世間の評価は手のひらをクルっと返して大絶賛。一躍大スターになってしまった。私も恥ずかしながら、そんな手のひら返しをした人間の一人だ。今では毎日1975を聴いているし、パジャマは1975のTシャツだし、部屋には1975のポスターまで飾っている。。
そんな1975の大名盤「A Brief Inquiry Into Online Relationships」から大名曲「Sincerity is Scary」の狂おしいほど愛してやまない歌詞は以下。

And irony is okay, I suppose, culture is to blame
You try and mask your pain in the most postmodern way
皮肉を言うのはOK、文化は何かを責めるためにあると
君は苦しみを最もポストモダンな方法で隠す

エモすぎる。自分の陳腐なボキャブラリーのせいで、エモいとしか表現できないのが悔しい。なんだよ、Irony is OK, culture is to blameって。ちなみに Sincerity Is Scaryはラブソングである。ラブソングで歌詞の出だしがこんな曲ほかにある??確かにサビは「Why can't we be friends, when we are lovers?」って歌ってるから、ラブソングなんだけど、それまでの歌詞が文学的で哲学的でもう美しすぎなのよ。当時私は大学院生だったのだが、狂ったように「irony is okay, I suppose, culture is to blame」と授業中にノートに書きまくりまくった。私の琴線に触れまくりフレーズ。1975ミーハー女が大阪に一人爆誕した瞬間でした。また来日してくれ。

ー最後にーー

他にも好きな曲はたくさんあって語りきれないので、以下から一言感想を述べて行こうと思う。

Blur 「End of a century」

We wear the same clothes 'cause we feel the same
We kiss with dry lips when we say goodnight
End of a century, oh, it's nothing special
みんなと同じ服を着る、同じ気持ちだから
おやすみを言う時は乾いた唇に口づける
今世紀の終わり……特別なことなんてない

End of a century, oh, it's nothing specialってすごい美しいフレーズだと思う。尊い。

Oasis 「Live forever」

You and I are gonna live forever

和訳不要。王者Oasisの最高にかっこいい曲。
私が死んだら葬式に流してくれ

Lady gaga 「The cure」

And if you say you're okay
I'm gonna heal you anyway
Promise I'll always be there
Promise I'll be the cure (be the cure)
平気と言われても
それでも私は癒やしてあげるよ
約束するよ、いつもそばにいてあげる
きっと治してあげるから

gaga様、かわよ。慈しみを感じる。

以上である。他にもRadioheadのKarmaPolice,RollingStonesのRuby Tuesday,DavidBowieのLife on Mars,TheVelvedUndergroundのWho love the Sun などの歌詞は狂おしいほど大好き。
これからもまた私の琴線に触れて、頭の中で永遠にリピートされるような歌詞に出会ったら、また紹介したい。



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