HSPは就職後うまくやっていけるのか?
わたしはHSP(繊細さん)の方から、よくお仕事の依頼をいただきます。
そしてよく「HSPの私は就職してからも、やっていけるのでしょうか?」と聞かれます。
お気持ち分かります☘
「気楽にね」
「割りきって」
と言われても「え?どうすればいいの?」と戸惑う始末。
そういった心のざわざわは日常茶飯事で疲れますものね。
このざわざわ感は他人には上手く伝わりません。なので上司には「〇〇なときはパニックになりやすくて、対応が遅くなりがちです」などと自分から伝えないと、チームの業績の足を引っ張ります。
HSPさんも社会で活躍しています
自分なりにコンディションを整えながら、日々のお仕事に向き合う努力をしていると思います。
人より体調を崩しやすく、デリケートであることは周りも感じ取ります。
しかし、人からどう思われようと自分のコントロールできることに集中するのです。
HSPが仕事の上で活かせた場面
1.表現力、伝達力(プレゼン力)
言ったこと、書いたことが分かりやすいとよく言われます。
自分の熱のこもった表現により、大事なメッセージを相手に伝え、相手の納得感を得ます。
2.チームのコミュニケーションを円滑に
メンバーの顔を見ていると「言いたいこと言えてなさそう」「話がまとまらずイライラしているな」などと汲み取れるので、相手のストレスがそれ以上溜まらないよう、ファシリテートします。
3.傾聴力
不思議なもので人の話をずっと聴くことができます。敏感なので、長い話の中の本意は何なのかが分かります。
良いことばかりじゃなくデメリットも
感受性が強く疲れやすいです。心の平穏を守るために1人でランチしたり、飲み会を欠席するなど、工夫をしています。
体調も崩しやすいので、早めのパブロン(風邪薬)を飲むことが1ケ月に2回くらいは普通にあります。
今日はわたしがHSP気質として日頃どんなことをやっているかを書きました。世の中にHSPさんが20~25%いると聞いていますので、皆さんの近くにも似たタイプの人がいると思います。
悪いことばかりでなく、良いところもあるので、誰もがもつ個性と思ってお付き合いいただけると幸いです。
本日も読んでいただきありがとうございます🫶
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1on1とキャリア自律の専門家
八木美和@社外メンター