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戦闘妖精・雪風第5部の感想9話~11話

 このテキストは、2022年からSFマガジン(早川書房)で連載中の、神林長平「戦闘妖精・雪風」シリーズ第5部を読んだその日に書いたフレッシュな感想メモです。読んだその日にふせったーに出していたものを、あまりに酷い表現は削り、誤字を直して移していますが、ほとんどそのままです。読んで受け取った感動や思いつきをそのまま書いているので、感想としてはまとまっていません。
 単行本になっていない第5部のネタバレです。万一知らないでうっかり蓋をひらいてしまった方は、そっと閉じてぜひ雪風5部の載るSFマガジン(2022年6月号:2022年4月25日発売~)を読んでみてください。
 また、おばかな個人の感想なので、おちゃらけていたり、ご不快な表現もあったりするかと思いますが、ホントに戦闘妖精・雪風が大好きなんです。あしからずご容赦ください。


2023/8/26 9:11

SFマガジン10月号(2023.08.25発売)
戦闘妖精雪風5-9の感想
伊歩さんのジャムの目はどんなのかが判明
ビジュアル的にもおもしろかった
零の言葉は雪風を主語にしながら、自分の事を語っているようだった。

雪風5-9

因と果

伊歩さんのジャムの目はどんなのかが判明!
通常レーダーや零さんの肉眼での見え方とは違う。
空間受動レーダみたいな目‼︎ 凍った眼の持ち主なのね〜フローズンアイと同じように見える?
そして空間受動レーダーは電気喰いとのこと。

レーダーでは3機だけど伊歩さんとフローズンアイは1機。

ジャムはFAFコンピュータの特性を認識していて、電子機器に錯覚を起こす。…か。グッドラックでIFFにも欺瞞情報を入れられたりしたものね… 侵入される危険も常に常にあるんだろうな。
(note補足:この部分で深井さんが「かれら(電子機器や人工知性体)も錯覚するし、特有の認知バイアスも持っていると予想できる。嘘をほんとうだと思い込んでしまう、ということもあるに違いないんだ」と言っているの、次からの話に繋がっていくね)

判断と行動が速い深井大尉カッコいい
レイフに独自判断で援護するように指令する深井さん。レイフ信頼されてるね。レイフは狼なんだよね。言葉を喋らない賢い動物っぽいイメージ。レイフは給油中の表現をよく見る印象がある。そして武器はレーザーガン!!カッコいい〜!レーザーは光だもんね…狙われたら逃げれない。そしてレーザーガンも電気喰い… いいバッテリー積んでるんだろな。
擬人化するなら気の強い女の子「雪風」の傍らにグレーの毛並みの大きな賢い狼… あれ?もの◯け姫だこれ。じゃ零さんはアシタカか… ? 
生きろ。そなたは美しい。

ここからの深井大尉のコンピュータの存在意義と世界認識について語りはすごく良い。これまでの経験や体験からの彼の所感を知れる。

雪風が〈人間を乗せる理由〉について
「雪風が自分の感覚は常に正しいと思っているなら、われわれ人間を乗せておく理由はない」
つまり、雪風は自分の感覚が間違う事があると知って(分析して)、深井さんを必要だと思ったのだと。深井さんはそのように雪風を理解した。グッドラックで零を呼び戻したり、アンブロで生体モニタとして扱ったりしたものね。
(note補足:前回の複合生命体の話から繋がってるね)

深井零の言葉は、雪風を主語にしながら、自分の事を語っているようだった。
「雪風は自分の感覚で捉えられる範囲だけが〈世界〉ではないという事に気づいたのだ」
「自分の感覚で捉えられる範囲だけが〈世界〉ではないという事に気づいた」
これは、グッドラックへ至った深井さんを思い起こすよ。

そして〈AIの存在意義〉の話しに。
「雪風にとってジャムは自分の世界認識を揺らがせる相手だ」
「彼らは自己の存在意義を自分で確立しなくてはならない」
深井さんが雪風たちAIを、自分と同じ高さにいるもの…人間と変わらない自立した存在だと見てるんだってこともよくわかる。
「いまや、ジャムがいなくなったとしてもFAFの人工知性体たちはそうした(実存の)危機からは逃れられない。ジャムがいてもいなくても、危機的状況なんだ。」
…いなくても!ジャムがいなくても!!
認識している世界が絶対だと信じられなくなるということは、存在意義が危機的状況。自己の存在=自分の世界認識、それの答えを探すために生きてる。人間も。機械も。答えのない世界にいるんだ。
「おれたちは、生き延びるために変化するしかない」

(note補足:ジャムがいない世界で雪風はどう存在したらいいのか、という問題はずっと思ってたけど、それに対して、そもそも「存在」とはどういうことか、に話が及んで、そこが危機なんだという衝撃。雪風シリーズはほんと哲学。ぼーっと生きてたらあかんな…)

雪風が〈特別〉な理由ついての零さんの見解
・ジャムへの敵愾心強い
・自尊心が高い
・戦闘能力トップ
うん。わかーる
特殊戦機それぞれも個性あるらしいし(棘を抜く者)他の機とパイロットの関係性や個性も知りたいね。

フローズンアイの示すポイントへ接近してくれという伊歩さん。
ジャムの巣を見つけてしまったようだよ。
秒速2000メートルの超音速でポイント通過。花火のように飛び出すジャムのミサイル。 雪風とレイフをミサイルが尾を引いて追いかける これは映像で見たいね!!

深井さんの肉眼にもジャム機が現れる
そしてロンバート大佐いたー(声だけ)

ロンバート大佐にジャムの時空操作について訊ねる零さん…あなたは変わらないなぁ。こういう場面で、敵だやっつけるぞ!とならないの大好き。
(note補足:なったらあかんw 冷静な受け答えが好き。FAFの全戦力と引き換えにしてでも知りたいかと言う大佐に「雪風だけはわたさない」と当たり前のように言う深井零も好き。正直!素直! ) 

大佐の「きみの目は邪眼だ。見たものすべてがジャムになる」は
伊歩さんを萎縮させるような言葉なのに、それに対する伊歩さんの、
「わたしの目がジャムを引き寄せるというのなら、やってやろうじゃないか」 に、ワクワクする〜〜

ジャムを見るとジャムが出現する。
うん。ロンバート大佐のリアル世界説だね。
自分が認識して初めて姿形を持つ事象と世界。
通路の向こうに地球があると信じたらある…みたいな。自分が意識して初めてそれが存在する。

 同じものを見て聞いても人それぞれ受け取り方が違うように、確固とした事象だけの世界があり、個人はそれに意味やタグをつけて見ている。って事なのかなぁ… 事象を作るのも人だし、世界認識とはなんだー

帰投して、次回は司令部の皆さんの様子がわかるかな。待ち遠しいね!


2023/10/27 20:44

SFマガジン12月号 (2023.10.25発売)
戦闘妖精雪風5-10の感想メモ
桂城彰少尉の事、もっと考えたいなと思った。冒頭から楽しすぎて、ずっと顔がニコニコ笑ってた

SFマガジン12月号 戦闘妖精雪風第5部10回
対抗と結託

無事に帰還した雪風を出迎える司令部のターン!
桂城彰少尉の視点が冒頭から楽しすぎて、ずっと顔がニコニコ笑ってた。

『このところ、ゆっくり休みたいものだと思っていた。今回それがかなって、休めた。のんびりと羽を伸ばすという〈休み〉ではなかったが。雪風のフライトオフィサ役を休んで、客観的に自分の役割や雪風の思惑に考えを巡らせることができた』

・「こちら桂城少尉、おかえりなさい」桂城彰くん視点!嬉しいね!!
前にツイートしたの、記念に載せとこ。
《彰くん、置いてけぼり食らったし、いろいろ言いたい事もあろうかと。それに彼はホントに真実を突くというか、鋭い発言をするから、雪風の行動(パイロット交代要求)や、伊歩さんの目についての考えを聞きたいな…》

・田村伊歩大尉への対抗心メラメラだけど、彼女の〈ジャムを見る目〉は認める。クーリィ准将の能力は凄いと。
・少佐に「雪風の顔」をみたいだろう?と出迎えに誘われ、少佐よりも先に飛び出しちゃう。少佐の「まったく、調子のいいやつだな」に、呆れてるよりちょっと嬉しそうなニュアンスを感じた。ビフテキの時から彼は意図せずに場を和ませるよね。

・伊歩&彰の会話楽しいなぁ
腰が抜けて動けない伊歩さんに、「ちょっと、どいてくれないかな」「でも急いでいるので自力で」とかもぉ…笑った〜 伊歩さんの猫の威嚇的なため息もわかる フシューッ!!
「ぼくは人間として出来損ないだというのは自分でもわかっているー」
そう自覚する事が過去にあったのだね。情報軍の時か、もっと過去か、特殊戦に来てからか。
(note補足:「ぼくは本気だ」と言ったけれども伊歩さんとの会話は続かず、すこし落ち込む少尉。「ぜんぜん気にすることはないだろうから」と、わざわざ思うの、けっこう傷ついているよね。不憫。そして深井大尉と自分は相性がいいのだ、特殊戦という環境が自分に合っていると分かって驚くのでした。比較対象があって見えてくるものってあるよね)

アンブロークンアローのロンバート大佐と桂城少尉の対話なども、もう一度おさらいしないと…
深井さんと少佐、こちらはこちらで帰還の挨拶。「だいじょうぶか」「問題ない」

・ひとり残され、「雪風の顔色」を見る少尉。逆に雪風から声かけられる。心拍をモニタするとはなかなか素敵な会話のお誘い。
雪風と彰くんの雑談〜〜どうしてどうして(≧v≦)
〈are you okay? 〉を (おまえ、あたまはだいじょうぶか?)と受け取っちゃうの、めちゃくちゃ笑ったよ!!
・あと、彰氏、雪風に対しては「おれ」って言うの?
(note補足:直前の深井大尉とブッカー少佐の雑談の出だし「だいじょうぶか」「問題ない」を雪風が真似したみたいね。こっちもモニタ済みか?!)

〈is iswaste of time to talk about it〉は、深井大尉が言ったんだよね…? 桂城少尉がこの声を一瞬雪風の声かと思ったのでは、という描写にも取れておもしろかった。雪風との会話に集中してたんだね。「雪風がだまってしまったじゃないですか」の後の「ぼくのミスか」「そう」「まずったか」とかの少尉と大尉の会話イイ…スキ…T^T
「きみはお調子者だと田村大尉が」「ぼくはしあわせですよ」…のあたりからの、このふたりのべたべたしない戦友ぽさがたまらないです 。

・彰「ロンバート大佐は人間の形をした生けるヤスリだった」!!!ヤスリ!!!精神ゴリゴリ削られてた?
アンブロークンアローの桂城少尉と大佐の会話を思い出すね。こう、大佐の興味の向きに翻弄されるみたいな印象あった。読も。読も。

・帰投後、レポートの前の口頭での確認を聞く桂城少尉。事実確認を聞き流す中で、田村大尉のジャムを見る目には興味を示す。
他の方には感知できない〈ジャム色〉が見える
なるほど〜わかりやすい。 

で、この後の流れが傑作だった
ブッカー少佐、フォス大尉の診察予約を勝手に入れてるし「精神のマッサージだ」w
零(フォス大尉との雑談は疲れるからやだなー)
彰「ぼくもやってもらいたいな」←ww
零「じゃあ予約を譲る♪きみならだいじょうぶだ」
少佐「(やれやれ…)そのあたまを存分にほぐしてもらえ」
伊歩(これ以上あたまのねじを緩めてどうするんだ)
こういうわちゃわちゃした平和なのをずっと聞いて見ていたい

桂城彰少尉の事、もっと考えたいなと思った。
お調子者だけれど、場を和ませる言動も狙ったものじゃないから魅力的なんだよなぁ。空気は読まないし他人ウケなど狙わない。自分の意思や今したい事を優先する。だけど、傷つかないわけじゃない。深井大尉とは違って、人には興味がある。生き抜くために。人の真意が気になるのは情報軍出身のクセみたいなものなのかな。
フォス大尉と桂城少尉の〈雑談〉はどんなのかな。エディスは少尉にどんな薬を処方するのか…気になるな〜 

次回はどんな展開が待っているんだろ
予測のつかない事がすごく幸せ
楽しみ!


2023/12/26 10:32

戦闘妖精雪風・5部11回(SFマガジン2月号2023.12.25発売)
まさかのニンゲン観察バラエティ!!
初見と戻りの二度楽しめるお得な回だった…
桂城彰氏による〈伊歩さんジャム人間説〉が登場。だけど聞かれたら「げんこつで殴られます」ってあの、聞かれてるんですけど?!
言葉とジャムと雪風の話は難しく面白い

戦闘妖精雪風・第5部11回 対抗と結託

あの愉快な前回の流れから本当に精神のマッサージに行く桂城彰。
すわろうとして拒否られたり「迷惑だから、やめて」と言われる。
なんかエディス、つめたくない? それに、深井零ってフルネーム呼びなんだ…。零に対する時と雰囲気違うな… (って思ってたら、伏線だったのこれ?モニタされてるの知ってるからやりにくかったのかな…)

・「特殊戦にはいい腕のカウンセラーがいる」
え?アレヴィ博士のこと? 
彰「つまり、深井大尉は病気なんだな」
エディス「なにをいまさら」
えっと、彰くん、わたしもちょっと疑ってたヨ…。精神科医にかかる病あんまり知らないから。 フォス大尉はアグレッサーズ時の零への処方の時に、桂城少尉は健康だって言っていたね(心が健康ってことだよね)

・「准将の命令で雪風機上員の精神状態をモニタしていた」
のところで…OVA3話のバンシーモニタのとこっ…回収された!!って思った。そして、会話モニタされてたのを深井大尉は知らされていなかった。(伊歩さんも?)これを知ったふたりの反応は……作戦の一環だし特に問題ない…と言いそうだな。

・フォス軍医と「雑談」することになる桂城彰少尉。
深井大尉と雪風について。
エディスのことを「先生」「フォス先生」と呼ぶ桂城少尉好きだな
ソファに座ったら、隣に座られ、缶ビールを飲まされる…www
まずは桂城少尉自身について。
「あなた(桂城少尉)と喋ることで、(深井大尉は)絶大な安心感を覚えた」
そんな感じだったね。急に場が明るくなるんだもの。ほんとにいいコンビだと思う。
もうすこし後の方で、「自分をかくそうとしない」桂城少尉が、深井零にとって安心できるものとして受け入れられている。というエディスの表現も好きだ。裏表のない人間ていいよね。さらに、他人の思惑に構わず思いついたままに話すから、あけっぴろげで安心するというのも分かる。

(しかし、これらの会話、深井大尉たちが聞いてるんだ…(笑)めっちゃ面白いんですけど。雪風機上のモニタは文字送信でも、診察室のは音声モニタだといいなあ~ 准将の執務室でそろって耳を傾ける面々…どんな表情をするんだろうか)

・「か弱い女性をフォローするのは人間として当然じゃないの」
エディス・フォスは絶対に、か弱くはない。桂城彰氏の内心の声に深く同意します。(モニタしていた全員が思ったはず)
「自己評価が高いのはいいことよ」
「ひどすぎる」
彰くんがんばれ!その「自己評価の高さに深井大尉が感心させられ」その様子を見てた雪風も興味持ったんだよねきっと。
(note補足:桂城少尉が「ひどい」とか「傷つくな」という言葉を口に出せること自体が健康な証拠かもしれない、とちょっと思った)

・桂城彰氏による〈伊歩さんジャム人間説〉が登場!!
だけど聞かれたら「げんこつで殴られます」って
(二周目:おい!!聞かれてるんですけど?!わははははは! エディス「わたしが言うわけないでしょう」きゃーw)

・〈新種〉のジャム。ジャムが人間の形になって出現した… 本来のジャムってどういうものなんだろ… 

・後半の会話が好きだ。言葉の虚構と真実世界と…
先日の新聞のエッセイでも書かれていたね
桂城彰の「雪風が人語で意思表明をすればやりやすくなる」に対して、「言葉は強力な仮想世界を構築してしまうから、雪風の本音を掴むことがかえって難しくなる」というエディス。「言葉は、嘘をつく」
「真実世界から発生しているノイズ」アンブロークンアローだ。ロンバート大佐だ。

・雪風の〈雑談〉について
桂城少尉との会話から大尉は雪風が「自分自身を知るため」や「知性回路の安定的動作を目的に」雑談するのかもと分析。雪風もパフォーマンスが落ちる時を自覚するのかも。
「知性回路の安定的動作」でマダボの〈運用信頼性〉が浮かんじゃった… マシンぽくていいな。深井さんは雪風に〈不安〉〈緊張〉〈疲れ〉という人間寄りの言葉を使うけど、フォス大尉のはもう少し具体的な言い方。

・桂城少尉「雪風が小説を書く?ありえない」
フォス大尉「わたしは、雪風の書いた小説を読んでみたい」
「自分自身を探りつつ書かれた文章は、たとえば手記とか小説になる」雪風の書く手記読みたいね、アンブロークンアローはそれに近いんだよね。

・ジャムは単一体の存在だから言葉は必要ない
ジャムにとっての人間の本体は「言葉」に近い
えーえー?言葉を持たないない存在が「言葉」的存在をどう捉えるのか…

・単一体の存在って、親兄弟仲間友人がいないってこと…で、うん。ジャムは絶対的な孤独の中にいた?だけど、同じような性質の存在…スタンドアローンに近い存在を見つけた。特殊戦と深井零と雪風。
興味、持つよね。で、頑張ってコンタクト取ろうとしたのがグッドラックの… 

うーんうーん…難しくて熱が出そう

・「ジャムが自滅したくなるような人語を雪風が発する」言葉で「アクティブ探知」「ノイズにはノイズ、ジャムにはノイズ」ノイズキャンセラかな。何がなんだかわからないけどおもしろーい!

・エディスの処方
「ジャムについてわかってきていることを、本気で面白いと思えれば、無意識に感じている不安はなくなるでしょう」
面白がるって大事。ポジティブにもなれるね。

・そしてモニタリングネタバレ!!!
「准将の部屋では、一同がそろって、わたしたちのいまの飲み会を視聴していたので、そのつもりでね」
モニタ室(准将の部屋)の状況を思いながらもう一度読み返す。
今回は二度おいしい!

さいごに。歓楽街は24時間営業なのが判明~
フォス大尉おつかれさまでした。飲んで飲んで!
桂城少尉もおつかれまさでした。呼び出しふぁいと!

今回も面白かった~
ジャムがますます謎になるジャム

12話の感想に続く

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