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体験講座「野鳥公園でプラスチックごみを調べよう」の報告と次回のご案内

2024年3月30日(土)に、東京港野鳥公園で親子・家族向けの体験講座「野鳥公園でプラスチックごみを調べよう」を実施し、5家族16人の参加がありました。

前浜干潟でカニやハゼのなかまなどの海の生きものを観察した後、家族ごとに干潟のごみを拾いながら、どのようなごみが多いのかをシートに記入しました。また、干潟の砂をビンに取り、砂の中にどのくらいマイクロプラスチック(5㎜以下のプラスチック片)があるかを調べました。

まとめの時間では、どのようなごみが多かったか家族ごとに発表してもらいました。そして、プラスチックごみを減らすために何ができるかを、皆で考えました。

参加者(大人)からは「プラスチックごみの問題について、実体験を通して自分事として考える機会になった」「自然や生物が好きな子供たちが、自分で環境を大切にしようと考える気づきになった。親も一緒に学ぶことで、家族としてごみの問題に取り組んでいける」という感想が寄せられました。また、子どもたちからは「自分が友達と一緒に調べていたことの意味がより深まった。問題を解決する方法をみつけて少しでもやりたい」「ものをすぐ捨てないで再利用して、使い捨てを減らしたい」「(プラスチックごみを減らすために)学校で先生に提案したり、みんなに体験してもらいたい」などの声があがりました。

次回は、7月15日(月祝)の海の日に開催を予定しております。
●「海の日!野鳥公園でプラスチックごみを調べよう(2024年7月15日開催)」 詳細はこちら:

前浜干潟で、生きもの観察。石をひっくり返すと、生きものが隠れています。


バケツに捕まえた生き物は、皆で観察した後、もとの場所に逃がします。


干潟のごみ調べ。どんなごみが落ちているか、記録しながら拾います。


砂の中のマイクロプラスチック探し。ふるった砂から、ピンセットでマイクロプラスチックを取りだします。


干潟にはどんなごみが多かったか、家族ごとにごみ調べの結果をまとめます。


最後に、プラスチックごみを減らすために何ができるか、みんなで考えました。