vol.46 (特別対談③) 片岡屋メンバーからみたアンザイワタル 【永田 大樹】【吉田 勲雄】【児玉 佑介】【中野 賢斗】

<特別対談企画第3弾として、片岡屋メンバーの対談をさせていただきました。
ワタルさんと一つ屋根の下に住んでいる/住んでいた皆さんから見たアンザイワタルについて、聞いてみました!>

参加メンバー
永田 大樹
吉田 勲雄
児玉 佑介
中野 賢斗

聞き手

恩田 将維

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恩田
最後の企画は、片岡屋に居候していたメンバーによる、ワタルさんにまつわる対談です!

吉田
「居候」とか言われると聞こえが悪いな、皆ちゃんとお金払ってるで。

児玉
居候してたのは恩田だけだろ!

恩田
まぁまぁ、そういう細かいことは置いといて。ワタルさん誕生日企画のフィナーレ ということで、よろしくお願いします。
皆さんの片岡屋に入ることになったきっかけについて教えてください。児玉さんはどんなきっかけでしたか?

吉田
恩田、なんか台本読んでる?

一同 (笑)

(初っ端から、 聞き手としての恩田のスキルに疑義が呈される。)


片岡屋メンバーになったきっかけ

児玉
僕は、正式に入居する前から、東京で飲み会がある度に片岡屋に泊まらせていただいていました。当時オフィスがあった小田原は遠いし、でも東京でしっかり飲みたいし……と思っていました。
そんな時、たまたま深谷くんが片岡屋を卒業して部屋が空いたタイミングで、 入居させていただきました。

永田
俺は北海道大学のラクロス部だったんだけど、遠征に来てくれていたValentia にいたコバさんにお世話になり始めたのが、片岡屋と繋がったきっかけ 。社会人になったらコバさんと一緒にラクロスしたいと思っていたので、初任地が静岡という遠い場所になったけど、週末には静岡から東京に通う生活を始めた。
コバさんは、皆さんもご存知の通り、香港から毎週末に ラクロスをプレーしに帰って来るような凄まじいバイタリティに溢れていたので、大いに影響された。最初はホテルに泊まっていたけど、コバさん・ワタルさんにお誘いいただいて、週末には片岡屋に泊まらせていただくになった。この時に片岡屋に本格的に入居(?)しました。
北海道はなかなか ビッグプレーヤーと会う機会も少ないんだけど、たまにValeが遠征に来てくれると、黒豹みたいなコバさんがシュートをバンバン決めてカッコよかった。その姿に憧れて質問をしに行って、次第に仲良くさせていただいたから、片岡屋との繋がりもコバさんとの繋がりから始まったようなものですね。

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吉田
片岡屋との出会いは立さんがきっかけ。大学生の時は日本代表の活動がある度に上京して色々な人の家に泊めて頂いた中で、片岡屋には立さんが連れてきてくれました。
いざ片岡屋に来てみるとシーリングファンはあるし、プロジェクターはあるし、テラスハウスの世界に来たみたいでテンションが上がった。日本代表の先輩としても心強い立さんもいて、学生時代からよく泊まらせてもらっていたけど、いよいよ社会人として東京で勤務をすることになったとき、ワタルさんからも「You、住んじゃいなよ!」ということで、晴れて片岡屋住人となることに。

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中野
俺はアメリカで長い間生活していたけれど、大学生になって日本に住むことになったときに、当時お世話になった日本代表のコーチからワタルさんを紹介された。
Skypeでワタルさんと話す場を頂いて、当時の日本語はめちゃくちゃだったと思うんだけど、優しく話してもらって、その流れでルームシェアに参加させてもらうことになった。

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恩田
当時、その日本代表のコーチや周りのスタッフが 、色々なラクロッサーにケントの住む場所についてヒアリングした結果、どの人に聞いても「片岡屋が一番だろう」という話になり、ワタルさんに繋がったみたいですね。

吉田
ワタルさんも、急にメッセージがきたとかいってびっくりしてたな。

中野
そういえば、初めて片岡屋に到着した時も衝撃的だった。
平日だったのでワタルさんではなく暖が東京ドームまで迎えに来てくれて、元々認識していた暖の画像より2回りくらい大きい本物が登場した。さらに、俺は 日本語はまだ流暢に話せないのに、ダン自身も積極的にコミュニケーションをとるタイプではないから、東京ドームから 片岡屋に行くまでの道のりはずっとシーンと静寂……。

一同 (笑)

中野
日本の家はどこも狭い イメージがあったけど、片岡屋はそんなイメージとは違って広くて人も多く、毎日楽しく過ごさせてもらっています。


片岡屋での一番の思い出

恩田
片岡屋で一番の思い出は何でしょう?

吉田
今までで一番驚いたのは、自分の部屋で寝ていたら酔ったワタルさんに水をかけられたことかな。「全部水だから!全部水だから!」とか言いながら自分に撒き散らされた。

永田
水のインパクトは大きいね(笑)

児玉
その話をいさおから聞いて以来、自分の部屋でも鍵をかけてから寝るようにしています。

恩田
水をかけられる人も決まっていますね。いさおさん、コガケンさん、あとは品川。

児玉
僕の片岡屋の思い出は、毎年恒例の忘年会ですね、ワタルさんが主催するイベントとして長く続いていて、普段会えなくなった人も皆が集まって盛り上がるし。

永田
ワタルさんが主催する忘年会は「この指とまれ系」のイベントだけど、来たい人が来るだけでこれだけ大きい規模になるのは、中々他の大学だとないことだと思う。
片岡屋を含めてワタルさんのコミュニティは、やはりオープンマインドになれる場所として、みんな居心地がいいんだろうと感じます。

恩田
「朝起きたら知らない人隣にがいる!」みたいな現象すら、ちょくちょく起きますよね。

永田
そういうイベントを通して、新しい出会いがあるということは良いことだと思う。 片岡屋を介して、倍々ゲームみたいに、 すぐに色々な人と知り合いになれる。

吉田
車が導入されてから行動範囲も広がったしね。車でワタルさんと日光東照宮に行ったり。

児玉
二人だけで?(笑)

吉田
おう、写真もあるし。

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恩田
日光もそうですけど、「やりましょう!」って誰かが口にしたら、すぐに行動できることはすごいですよね。

児玉
そう、片岡屋のおかげで、何かを行動に移すことのハードルがめちゃくちゃ低くなった。

中野
むしろ、休日に「ケント、何やんの?」とかワタルさんから結構聞かれて、普段はダラダラしてしまうのに行動せざるを得なくなったり。後から振り返ると、自分にとっては行動せざるを得ない環境がポジティブに働いていると感じますね。

永田
noteに書いていた人も多かったけど、ワタルさんの「……て思うじゃん?」という言葉の威力は強いと思う。社会人になって週末東京に通っていた時は、金曜に仕事が終わってから 23時くらいに後楽園に到着し、翌日朝練に行くハードスケジュールだったんだけど、到着早々ワタルさんが「お、えーちゃん、銭湯行こう!」って……。その後には必ず飲むことになり、深夜2時は確定コースで、土曜の朝のラクロスのパフォーマンスは非常に悪くなる。
その時も、自分がその気にさせられるのが、 「……て思うじゃん?」の一言なんだよね。「いや、明日練習なんですよ!」とか言っても、「……て思うじゃん?」って……。
(いや、練習の存在は単なる事実ですよ!)って、何度心の中で思ったことか……。

児玉
それは悪い方の「……て思うじゃん?」ですね。

吉田
俺もそれで学生時代に片岡屋に泊まった時、気づいたら金髪になってた。金髪で大阪に帰った思い出があるわ。

恩田
僕も金髪と銀髪になりました(笑)
髪も切ってもらえるから床屋に行く必要もなく、学生時代は散髪代も浮くし結構ラッキーでした。

吉田
そろそろパーマとか出来るようになってくれないかな。

恩田
髪を切るのもワタルさんはめちゃくちゃ上手いけど、普通は他人の髪を切ろうなんて思わないじゃないですか。そこをワタルさんはやってみようと思うからすごい。

児玉
遊びについても、思いつくものはすぐやりますよね。

永田
すぐ買っちゃうよね、面白そうなものを。

恩田
たまに誤発注で2セット配送されてきたりしますよ(笑)

中野
ワタルさんを見て、「人生は本当は楽しいものなんだな」と感じることが出来たことは、自分にとってとても大きかった。40歳であんなに楽しんでいる人を見たことがない。

永田
東大の外から来たラクロッサーで、「片岡屋はモチベーションが上がる」といって居候する人もいるけど、それはわかる気がする。
片岡屋だけではなく、根津のラックスハウスにも学生時代U22日本代表の活動のときに東京に来た時にお世話になったんだけど、東大ラクロス部コミュニティにいるとラクロスに限らない色々なテーマに話が及んで、いつもと違う観点で物事を眺められる。

恩田
僕の場合、話についていくのが精一杯なんですが……。

児玉
僕が片岡屋に入った時も、当時はミシェルさんと山さんがいて、下らない話も含めて話がポンポン展開して……。

永田
ミシェルさんと山さんは話の展開のさせ方がすごいよね。

児玉
そうなんですよ、「なんとかこの話のスピードについていかねば!」というプレッシャーを感じながら会話をしていました(笑)

永田
そういう意味では、恩田もずっとプレッシャーを感じながら片岡屋の会話に参加してしていたんじゃないの?

恩田
そうなんですよ。最初は話が出来なさすぎて、「本当にヤバいやつ」認定されてました(笑)
片岡屋では、物事を楽んで、やったことないことにもどんどんチャレンジする精神は身についたと思います。

吉田
その精神、恩田の行動に活きてる?

恩田
はい、女子ラクロスや千葉大のコーチをさせてもらったり、新しいコミュニティに入ることを厭わなくなりました。

児玉
恩田は片岡屋でお酒も知ったよね。ワタルさんに「恩田、酒好きなの?」と聞かれて、「あるから飲む、減るから注ぐ、ただそれだけです」とか名言を残したり。

恩田
実はワタルさんとしか飲まないんですけどね……。

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ワタルさんの教育論

恩田
僕は言われた家事をしなかったりして、怒られたことも結構あるんですが、ワタルさんが厳しかったことは今までありますか?

一同 (怒られたこと、は恩田しかないんじゃないか……?)

児玉
怒られたことはなかったけど、「君、死ぬよ?」は言われたことある。
社会人になって「YESしか言わない」というスタンスで生き始めたときは、2-3週間毎日飲み会を設定されることになり、深夜1時くらいに帰ってきて、早朝5時に起きて、ジムで筋トレして会社に行くという生活を繰り広げていた。その時はワタルさんに会うたびにご忠告いただいていました。

中野
児玉さんとは全然生活パターンが合わなくて、一つ屋根の下に住んでいるのに全然遭遇しない(笑)

恩田
ワタルさんって子供がいたらどんな教育していたんですかね。これだけ自由なスタンスだと、子供はすごく優秀か、すごくグレるか、多分どっちかな気がします。

児玉
noteにもあったけど、哲学・音楽・体育を大事にやらせるのでは?

恩田
超優秀な東大生か、プロのピアニストか、オリンピック選手か……文京区の不良か?

児玉
めちゃくちゃ尖った子供になりそうだよね。子供がちょっと極端な方向にいったら、どんどんけしかけていきそう。

吉田
中卒の天才とか生まれてきそうやな。

一同 (笑)

永田
実は、俺はワタルさんが東大出身だとずっと知らなかった。学生時代にDesafioに練習に行かせていただいた時にチームを率いて練習を仕切っていて、見た目も結構イカつくてどこかのヤンキーだと思っていたんだけど……別の日に東大の練習に行った時にもグラウンドにいて、「なんでヤンキーが東大生でもないのに東大の練習に?」とは不思議に思っていた。
その後、Valeの繋がりでコバさんに片岡屋に連れてきてもらった時に「あれ、あのヤンキーがいる!」と再会し、この人が「東大のワタルさん」だとやっと繋がった……。ここまで気づかないほどワタルさんの中身と外見にギャップがあった 。

吉田
HUBとかにいたら、絶対近寄りたくないタイプの人ですよね(笑)

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ワタルさんから受け取ったMEME

恩田
最後に、ワタルさんから受け取ったMEMEについて教えてください。

吉田
「自分がやりたいことに対して、自分の軸を持ってしっかりやっていくこと」。
東京に来てラクロスをもっとプレーしようと思えたのも、「居場所があるからおいでよ」と言ってくれたワタルさんがきっかけです。

永田
迷ったら、「気持ちがワクワクする方に行こうよ」という感じがあり、その後悔しない感じがいいよね。

児玉
ワタルさん自身が、何かを楽しそうにやっている姿を体現してくれることもいいですよね。

永田
「寛容度を高くすること」。
自分は片岡屋はビジター会員だったけど、東大コミュニティでもなく、週末だけ来るような自分のような人に対しても、受け入れてくれることが非常にありがたいし、自分もそういう人になりたいと思わせてくれる。
また、疎遠になっても連絡をくれることは有難い。人と人とが離散しないようにワタルさん自身が 全方位的にエネルギーを注いでつなぎとめてくれる。

吉田
今はSNSで簡単に連絡が取れるけど、昔はワタルさんってどんな感じだったんですかね。

児玉
深夜で電話でかかってきたことはあった。25時くらいに、「今から後楽園で飲もうか」って。

一同
それは非常識(笑)

中野
自分が一番お世話になったのは、社会人1年半くらいのとき。当時転職を考え始めたけど、日本では一つの会社にずっといた方が良いというイメージもあると思っていて、結構悩んでいた。
ワタルさんは深夜まで自分の相談に乗ってくれて、「ケントは自分の人生だから、自分の意思で決めることが大事。他の人の考えに影響されなくていいよ」と言ってくれて、強く背中を押してくれた。

恩田
自分の意思で決めろとはよく言われるし、また決めた意思についてはしっかり尊重してくれますよね。その代わり、「自分がどうしたいと思っているか」という点については徹底的にこだわる。
メシを誘われたけど断らざるを得ない時も、「今日は行きたいんですけど行けないです」という自分に意思がないような言い方をしてしまい何度も指摘されました。

一同
それはワタルさんの後輩は誰もが通る道!(笑)

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永田大樹/Hiroki Nagata

・プロフィール
2008〜2011 北大ラクロス #0
2011〜2012 Orcinus Orca #0
2013〜2016 バレンティア #32
2019〜 Big Red #10
30歳 ビールメーカーエンジニア→製薬エンジニア

・ワタルさんとの初めての出会い
東大グラウンド

・ワタルさんとの一番の思い出
焼肉帰り道にボンベイショット地獄からの帰宅してべろべろダーツ

・ワタルさんに一言
若くないことを自覚し節制!


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吉田 勲雄/Isao Yoshida

・プロフィール
2010〜2014 神戸大学ラクロス部 #6
2015〜2016 ACL #14
2017〜 Stealers #19

・ワタルさんとの初めての出会い
2015年かな?代表活動の時に立さんに連れてきてもらった片岡屋で

・ワタルさんとの一番の思い出
ZEEPレネゲード納車
(ワタルさんのツボを抑えたナイスな選定だったと自負してます)

・ワタルさんに一言
誕生日おめでとうございます!
HUBからのサンダードルフィン行っときましょう!


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児玉 佑介/Yusuke Kodama

・プロフィール
BLUEBULLETS 26期 #50
2017年~片岡屋在住
2018年~UNITED在籍
29歳独身 医療メーカー勤務

・ワタルさんとの初めての出会い
2011年、当時2年生たまたま練習に来ていた渉さんとbeforeでスローバックパスをやり始めた。

・ワタルさんとの一番の思い出
優勝した2012年鹿島オープンと、バリ島旅行

・ワタルさんに一言
誕生日おめでとうございます!
ワタルさんの深夜の炭水化物をやめさせられないのは、ひとえに僕らの本気度が足りないせいなので、これから本気になりますね。


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中野 賢斗/Kento Nakano

・プロフィール
25歳(ミシガン州23年)
- 勤務先:スチールケース
- ラクロス歴:17年間(Robert Morris University 2年、Grand Valley State University 2年)
- 日本代表候補 (2018年)

・ワタルさんとの初めての出会い
その時はまだアメリカに住んでいた為スカイプで初めてお話しました。きっかけは東京に住む所が無く、ラクロスの関係で渉さんと繋がりました。

・ワタルさんとの一番の思い出
音楽流しながら夜遅くまで飲んでお話したり、片岡家の皆さんともつ鍋やタコパをするのが楽しかったです。

・ワタルさんに一言
出会ってから2年しかたってないですが渉さんには感謝しかないです。引っ越しして来た時は日本の事が全く知らなくて結構苦労しましたが、渉さんがいろいろな事を教えてくださったおかげで日本を楽しんで暮らす事が出来ました。知らない外人を片岡家に受け入れてくださって本当にありがとうございます。これからも付き合いが長くなると思いますがよろしくお願いします!

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