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女性技能者が今思っていること感じていること

みなさんこんにちは。
一般社団法人女性技能者協会前中です。
先日、当団体が所属しております「建設産業女性定着支援ネットワーク」の
来年度の取り組みについての意見交換会に参加いたしました。
設立40年と長く活動されていたり、若い世代に向けて建設業の魅力を発信されている建設業に関わる女性の会さんの取り組みをお聞きしていると、
先駆者たちの功績が今の建設業における声の上げやすさに繋がっていると
ひしひしと感じると共に、主体となる存在が「技能者」である事がまだまだ少ない事も実感いたしました。

自分たち事を、より自分事に。

女性技能者協会は女性技能者をサポートしそれが建設業全体が良くなる事につながる事を確信してこれからも取り組んでまいります。

おかげさまで、女性技能者協会主催、建設業振興基金様共催の
交流会が3回無事に終了いたしました。
大阪、東京、京都と三都市で大変好評いただき終えれたことに感謝と安心と
今後の課題が見えてきた事への挑戦の気持ち
様々な想いでいっぱいです。

交流会で見えてきた
女性技能者が求めるものは

「働く環境」であると実感いたしました。

こんなに女性職人さんと交流できる機会はなかったので、皆さんに会えて、話を聞けてとても楽しかったです。

トイレや更衣室の整備を進めて欲しい

子育てとの両立ができるように時短を認めて欲しい

環境が整う事により
アンケートでも回答の多かった
やりがいと達成感のある建設業で働き続けたい
が叶うことに繋がると改めて実感しています。

若い世代への魅力発信と共に
それを受け入れる環境の整備を行う事が
人員の確保、人手不足解消に繋がるのではないでしょうか。

その為にはどう行動し発信していくか、
自分たち事を自分事に、
それぞれの立場でできる事はもちろん異なります。逆にいえば、たくさんの方法があり可能性が大いにある。
その可能性を知ってもらい、気づいていただく事ができたなら
とてつもないスピード感で、
やりがいと達成感のある建設業で働き続ける事が叶う。

そんなお手伝いを行うのも私たちの使命だと感じております。

交流会の最終のまとめとして
2月19日東京にて第4回目の交流会の開催を予定しております。

千葉県市川市の工務店 つみき設計施工者河野様をファシリテーターに
普段女性技能者が、もやもやしている事を書き出し集める事をし、
大きなもやもやとそれが要因で起こる小さなもやもやを整理する
KJ法を用いたワークショップになっております。

女性技能者の建設現場で働くこれからを考える為のワークショップになりまり、各々が直面してきた様々な問題・課題について話し合ったり、
ワークを通じて共通点を見つけ出すことで
「建設現場の殻を破る」ためのもう一歩をみなさんと一緒に踏み出せればと思います。

私たちの団体に貴重な時間を割いてご協力いただいております、女性技能者協会会員様はじめ、交流会にご参加いただいた皆様、協賛メーカー様、
関わってくださっている皆様に感謝いたします。

本日もご安全に。