建設現場で働く女性技能者のお金のお話

初めていただいた日当

8000円
私が、建設業界に入った際にいただいた日当はこの金額でした。
当時は、一人親方扱い。この金額は手取りではありません。
高卒の初任給とほぼ一緒。

そのように認識していました。

他業界より低いという感覚は無く。
むしろ、なにも引かれずの金額でいただくという部分には、他より高くいただいている錯覚はあったのは事実です。

私もそんな感覚をもっていました。

そう、日当という考えは高額に感じる錯覚に陥ります。

実際は、税金や年金などを支払えば会社員よりも少ない場合も多々あります。

一人親方扱いは会社員と同じように社会保険に入っていない


社会保険について学ぶ。私自身も先日の記事に書いたように、本格的に学んでいくのはこれから。正直遅いのかもしれません。

しかし、どうですか?
あなたはどれくらい内容を理解していますか?

それくらい仕組みについて知らない人はたくさんいるのではないか。
会社員であれば社会保険の手続きは会社がしてくれます。
わざわざ、学ぶことも少ないですよね。

しかし、一人親方扱いだと本来であれば知っておくべき事である。
私のように過去に一人親方扱いの経験がありながら、学ばずに過ごしてきてしまった例にあるように、まずは知ってもらう機会が必要なのではと考えます。

実際、お給料はいいのか。


昨今では、週休2日が当たり前のように聞こえる中でまだまだそれとは、縁の遠い建設業。
完全週休2日制に今からシフトする場合、単価の改定が無いと難しい。
そのような声が多く聞かれます。
お給料は、週6日働いてやっと良いという表現が合っている。
長年感じていることです。
私は現在、会社員として月給制で厚生年金に入り雇用保険など、社会保険に加入しています。額面をお伝えする事は避けますが、同年代の平均年収よりはいただいています。

所属する会社の方針により、給料面はまちまちです。
女性だから、賃金を下げる。今でもちらほら耳にすることもありますが、
個人の能力に関係なく、性別で賃金を決めることを行ってはいけないですよね。

実力がついてくれば、働き方は選びやすい。
そんな業界だと私は感じています。

TIME IS MONEY

一つの例として参考になれば幸いです。