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焼肉鶏肉取りに行く


 皆さん、こんにちは。野菜大好き、木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 野菜類が好きです。でも、肉類はもーーっと好きです。


 (´・Д・)」はい。


 
 そんな訳で、ワタクシが制作に関わったクラフトコーラのプロモーションの為に、大阪の展示会に出展していた訳ですけれども、今回の展示会は、



 焼 肉
  &
 居酒屋


 がメインテーマです。イヤッホゥ。

 ぶっちゃけ、展示会とは思えない活気です。来場客が多いだけでなく、とにかくもう、


 (´・Д・)」客が前に出る。


 出まくり。フツー、展示会の来場者ってのは、将来の客になるかも〜?とか、業種的に関係がないし、客じゃないからヤメとこうかな〜?みたいに、


 (//∇//) モジモジ


 みてぇな人が多いのよ。正直、アホかと思ってる。展示会ってのは顧客を獲得する他に、名前を売る意味もあるのだ。知ってもらってなんぼでっせ。
 それに、何と言っても、異業種が出会う事で生まれるアウフヘーベンがどんな化学反応を示すかわかったものではない。

 アウフヘーベン。止揚(しよう)、揚棄(ようき)。異なる意見がぶつかる事で、思考や解決策が高みに上がる事。

 例えば、飲食物の販売には一見関係のない、フォークやスプーンを製造しているカトラリーの会社が出展していたとしよう。
 で。もう一方は普通にマグロを販売をメインにしている海鮮居酒屋が来場していた。
 一見関わりのない2業種だが、実は、海鮮居酒屋側が、


 マグロの中落ちを、
 そのまま刮ぎ取る
 スプーンを探してた。


 しかも、カトラリー側が、ちょうどそれに適したスプーンを持ってた。二人は幸せな結婚をしましたとさ。
 なんて事は充分にあり得る。確率は低いが、そんな出会いが奇跡の大金を生み出す例は枚挙に暇がない。待って奇跡が起きる可能性は低いが、自分から動けば、奇跡が起きる可能性は僅かながら上昇する。
 そして、奇跡じゃなくともフツーの出会いは高確率で存在するのだ。
 その出会いを求めて、出展者も来場者も展示会を目指す。その展示会で、


 (//∇//) 恥ずかしいし…

 (´°皿°)」とか要らない。


 そーゆーのはツイッター上の萌え漫画で間に合ってる。


 だが!
 今回は
 焼肉&居酒屋
 の展示会‼︎
 in 大阪!!

 実質、


 タダで肉が食える
 試食会みたいな
 モンですよ!!


 マジで。
 いや、フツーの飲食系展示会でも無料試飲や試食はやってます。しかし、だいたい皆が遠慮がち。
 しかし、今回は「雰囲気がフランク」「人数が多い」「率先して試食する人が多い」「ビール屋などの酒関係も多数」などの理由から、普段はそうじゃない人も試飲や試食する空気になってる。

 ってな訳で、本日は出展者側ではなく、来客目線での展示会レビューをしようかと思う訳ですよ。ええ。

 え? いや、今回の展示会はクソ忙しかったんで、あんまりゆっくり展示を見て回る余裕はなかったんですけれども。ええ。
 ぶっちゃけ、相手が焼肉屋と居酒屋だから、夕方の4時から(展示会は5時まで)激ヒマでね? そりゃ皆さん、開店準備がありますからね?

 あと、前回から社長とワタクシに、新人くんを加えた3人体制なのと、今回のブースが異常に小さかったから、正直に言うと、


 (´・Д・)」 1人
 邪魔なんですよ。


 1.ワタクシが客引きと商品説明。
 2.新人くんが次々と試飲を作る。
 3.客の反応が良ければ社長が商談。


 この流れで3人必要なんですけれども、ブースが狭いため、空間がみっちみち。人組の客が2人以上いて、2組もいたらみっちみちみちみっちー。
 申し訳ないけど、商談に発展させるトコロまでは、


 (´・Д・)」社長が邪魔。


 いや、社長が役に立たない訳ではなく、むしろホントに有能なのだが、空間が狭い上に説明が二重になったりするから、最初から接客するか、新規を取りに行くか、商談発展まで後ろで控えてもらうかの三択にして欲しいのだが、ワタクシと社長の気質が近いせいか、


 (´°Д°)」かぶる。


 なので、ワタクシか社長のどっちかが邪魔になるケースが多く、新人くんがそれを冷ややかな目で見ている感じ。
 で。交代で休憩を取る(取らせる)感じにして、ワタクシもブースを見て回ったのですが、


 (´・∀・)」マジで
 食べ放題状態です。


 普段の試飲会だと売り子さんの話を聞かされたり、「お前出展者だろ! 食いに来んな!」みたいな扱いを受けたりもするんですが、何しろ来場者が多いので、いちいち構ってられない状態。
 ワタクシも短い休憩時間で、


 (´・∀・)」片っ端から、
 試食してやったわ!


 当然、焼肉展示会だけあって、肉の試食が多くてシアワセ。まぁぶっちゃけ、



 (´・Д・)」大した肉は
 扱ってなかったけどな。


 今回の展示会は、メインターゲット層が「食べ放題&飲み放題」の居酒屋や焼肉店なのだろう。いわゆる「高級肉」を扱ってる展示や試食はほぼ皆無。
 そりゃ、高級肉なんか試食させたら大赤字だし、そもそも高級な牧場や精肉屋は客先を確保できてるから成り立つのであって、展示会に出る意味がない。
 なので、


 (´°∀°)」 うっひょ〜!
 これマジで美味いわ!!


 ってな肉は皆無。しかしまあ、目の前で焼いて提供してくれるので、そりゃ、


 (´・∀・)」焼きたての肉は
 ジューシーで美味いよね。


 ぐらいのモンである。だけどまあ、タダだし。無料に勝る調味料はない。だから控えめに言っても、


 (´・Д・)」 最高。


 そんな感じだから、美味い牛肉には出会えなかったんだけど、逆に


 (´°Д°)」鶏肉が美味い。


 そう。ぼちぼち美味くて、どれだけ安いか、ってのが牛肉の争点となる訳だが、その影に隠れて、いくつかのブースが出品していた鶏肉が美味いのである。
 要するに、同業他社が多すぎる牛肉ではなく、目立たないが、縁の下の力持ちとなりうる「鶏肉」に注目し、出品している会社はセンスがいい。
 そして、注目されないからこそ、安くて美味い鶏肉が出品されているのである。


 (´・Д・)」ひねどり。


 親鶏とも言う。いわゆる若鶏ではなく、しっかり育ち切った鶏で、旨味が強く、歯応えがある。
 柔らかい肉もいいが、スルメのごとき強靭な肉の方が大好きなワタクシとしては、ひねどりはバリバリの好物でなのだ。


 炭火の塩で食う。


 (´・∀・)」 美味い。


 タレ焼きの方も食う。


 (´・Д・)」美味いけど、
 塩の方がいいな。
 てか、タレがイマイチ。



 ってな事を思ってたら、ブースの売り子さんが「アンケートでプレゼントも行ってます」ってバインダーを渡してきた。
 まあ、試食だけするのも悪いかな、と思い、アンケートに答える。
 テキトーに書いて済ませるのも悪いし、割と真面目に答える。


 (´・Д・)」う〜ん。
 肉は美味いけど、
 タレがイマイチって
 書くべきかな?


 と悩んだ末、わざわざマイナスの意見を書く必要もないか、客じゃないしな、と塩を褒める言葉を書き、売り子さんにバインダーを返す。
 すると、




 (*´∇`*) はい!
 ありがとうございまぁす!
 こちら、プレゼントの、


 タ レ で す !




 (;´°口°)」 御社の
 オリジナルでしたか!


 タレの悪口を書かなくて正解だったわ。

 ※ この記事はすべて無料で読めますが、焼肉屋で牛肉しか注文しない人も、鶏肉や豚肉を注文する人も投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には展示会で見逃した残念な話しか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。