見出し画像

ヘルシー・レッドパイン


 皆さん、こんにちは。レドマツって呼び方はセンスないよな。木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 さて。2022年の参院選にて、かの赤松健先生が当選しました。

 しかも、53万票で。

 (´・Д・)」フリーザかよ。


 出来過ぎかよ。しかも、まだ変身を残してるのかよ。

 いずれにせよ、赤松健先生の政治手腕を見たいワタクシとしましては、素晴らしい結果だと思っております。
 中には御存知ない方もいらっしゃると思いますが、赤松健先生は、一応現役漫画家の中で初の政治家となりました。

 現役でない方には、安藤泰作(あんどう たいさく)氏がおられます。漫画家としてのペンネームは、庵堂田吾作。失礼ながら、政治家としても漫画家としてもメジャーとは言い難い気はする。
 また、現在漫画家のプロとアマの差も曖昧で、現役か否かもハッキリしません。実際、赤松健先生も参院選直前に連載作品を完結。終了させております。

 某TAGRO先生に言わせると、「赤松が漫画なんか描いてる訳ないじゃん! どれだけ忙しいと思うの?」って事なので、赤松先生も現役かどうか怪しかったりする部分もありますが、TAGRO先生も新連載まだですか? 待ってますよ?

 で。まあ、メジャーかどうかで言うと、漫画・アニメ好きなら「ラブひな」「ネギま」と知らない人はいないと思いますが、

 「ドラえもん」「サザエさん」「ドラゴンボール」「ワンピース」「セーラームーン」「鬼滅の刃」などの怪物たちと比べると、さすがにひとつ格が落ちると言わざるを得ない。


 しかし、ワタクシは彼を心から応援していた。

 だって、


 赤松先生のファンなんだもの。





 (´・Д・)」 漫画は一冊も読んだコトないけど。




 え? いや、作品と作者の人格は別ですよ。たとえ同じでも、そこは問題ではありません。
 もし、内臓ドバドバ狂気のスプラッター絵を描く画家がいたとして、彼が内心でも人を切り裂きたいと願っていたとしても、行動に移さない限りは何も問題ありません。
 それが内心の自由。
 なので、萌え絵にも萌え漫画にも恋愛漫画にも興味がないので、赤松健漫画には1㍉たりとも興味がありません。

 なのでワタクシは、


 彼の掲げる公約
 『表現の自由』に


 も興味ありません。



 (´・Д・)」 あ、ないです。


 (ヾノ・∀・`) ナイナイ

 ぶっちゃけ、人間の娯楽を求める力は相当に大きいので、表現の自由が本気でヤバいレベルに侵害されそうになったら、赤松先生なんかいなくてもどうにでもなると思ってます。

 え? じゃあ何で赤松健を応援してるんだって? そりゃ、あなた、


 (´・Д・)」 1㍉も信用できないから。



 信用してないのに応援するの? って声が出そうですが、逆に考えてください。絶対に信用ならないって事は、100%信用してるって事でもあるんです。


 故あれば寝返るのさ!


 って事は、故がなければ寝返らないって事なんです。つまり、利と理がある限り、彼は信用できるって事である。
 そして、ワタクシは彼の人間性をまるで信じていないが、彼の政治手腕を高く評価しているのだ。

 要するに、使える便利な政治家どうぐを使わない手はないって事である。


 萌え漫画にまるで興味がないワタクシが最初に彼を知ったのは、彼の出世作となった「A・Iが止まらない!」である。
 別に絵が上手い訳でもないし、物語はありがちなオタクの妄想みたいだし、全く興味がなかった。

 そんな彼に興味を持ったのは11年前。東日本大震災の時である。

 多くの漫画家が、応援イラストを公開する中で、彼だけは違った。彼は、

 私は、「応援のための絵」とか、そういう即興芸術っぽいことは苦手なので、せめて「募金の額」で貢献したいと思います・・・。(何かカッチョ悪いなぁ・・・orz)


 として、寄付を呼びかけたのである。

 ぶっちゃけ話ですみませんが、ある程度「まとまった額」を寄付したい場合、どうせなら節税にも利用した方が良いと思います。

 しかも、節税目的で。


 ワタクシはコレを知り、彼を応援したくなった。正義や同情なんてあやふやな物より、自分の利を他者への利に変換した事は信用に値する。要はwin-winだ。

 そして、その後に彼がいわゆる「漫画図書館」設立の立役者となったことを知り、猛烈に興味が湧いた。

 簡単に言えば、絶版となったコミックスが古本として高額売買されても、権利者には1円の得にもならない。
 それを広告費を取る形で、権利者に還元できるのが「漫画図書館」である。

 ワタクシはそれにも感心したが、特に感心したのは、

 権利者不明の作品を掲載した事を特に高く評価している。


 権利者が見つからない場合、とにかく先に掲載し、利益をプールしておく事で権利問題を回避したのである。

 日本人ってのはとかく「先に法律の問題をどうにかしないと話を進められない」という民族性があるのだが、そこをアメリカ的に、

 (´・∀・)」 法律的に問題になるだろう事は
 最初から織り込み済みだけど、
 とにかく先にサービスを開始しちゃうよ〜?


 ほ〜ら、便利だろ〜?


 今更このサービスを廃止しちゃうのかい?


 ってリスク満載な自己と他者の利を優先する賭けに出たのだ。コレをやれる知能と気概がある人間が日本にどれほどいるというのだろう。
 だからこそ、ワタクシは赤松健を応援する。

 ※ ちなみに漫画図書館的な法律はもともとある。

 他にも海賊版撲滅に貢献したとか色々あるしね。

 また、数年前「別式」の連載を始められた頃に、漫画家のTAGRO先生と、個人的に知り合いになった事も大きい要因だ。

 ※ TAGRO。日本の漫画家。代表作は「変ゼミ」「宇宙賃貸サルガッ荘」など。ワタクシ的には「別式」を推す。


 なんとTAGRO先生は、赤松健先生と大学時代の同期で、現在も交流のあるご友人なのである。



 そこで明かされる
 赤松先生の大悪事



 の 数 々 。



 怖くてココには書けない。


 (´°Д°)」 何ひとつ信用できない。


 何ひとつ信用できないが、頭の良さと手腕だけは確実に高い水準なのだ。

 そもそも、赤松健氏は、コンピューターゲーム、アニメ、映画(実写)、漫画を渡り歩いた経歴があるらしく、結局その中で、

 コスト安のリターン高である
 漫画の世界を選んだだけらしい。


 中でもパソコンゲームは高校生の時に「販売」にまで漕ぎ着けている。

 (´・Д・)」 こんな才能を使わない手はないだろ。


 そんな訳でワタクシは、小説家の朝松健先生を応援しています。松健作品は何冊も読んでます。ちなみに松健の名前はアーサー・マッケンのパロディです。

 ※ この記事はすべて無料で読めますが、お気に召した方は投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には赤松先生が仕組んだであろう陰謀論が書かれています。


ここから先は

681字

¥ 100

(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。