何にでも理由は……ない!!
皆さん、こんにちは。理由が如く、木賃ふくよし(芸名)です。
いきなりですが、本日は、多くの人が勘違いしている事象について、その勘違いを正したいと思います。
それは、
理由などない!!
って事です。
人は、何かにつけ理由を求めます。なぜ? どうして? なぜなら。つまりは。
しかし、コレは間違いです。極論を言っちゃいましょう。
すべてのことに理由なんてないのです。
いやいやいや、何言ってんの? 理由はあるでしょ。どんな事にも。という声が聞こえてきそうですが、それがそもそもの勘違いです。理由はありません。
氷が溶けて、水になるのには、どんな理由がありますか?
そりゃ、氷点下を超えたからでしょう?
では、水が沸騰するのには、どんな理由がありますか?
そりゃ、沸点を超えたからでしょう?
違います。どちらにも理由はありません。
は? 何言ってんの? とか言われそうですが、まあ、落ち着いて聞け。
理由がないと言ったのは確かに、さすがに言葉が乱暴だった。
では、こう言い換えよう。
すべての理由は後からつけられる。
うん。まあ、それは何となく、よく聞く言葉だし、理由が後からつけられるなんて事はよくあるから、わからなくもない。けど、氷が溶けるのも、湯が沸くのも、それは理由が先だろ。そんな感じに変わりましたか?
はい。違います。
氷が溶けるのも、湯が沸くのも、
人間という観測者がいて、初めて理由が付けられるのです。
全ての事柄は、人間が認識する事によって、初めて理由が付けられるのです。
人がいなくても氷は溶けるし、湯は沸く。
そもそも、水が凍る温度を氷点と定義したのは人間。水の沸点を100度と設定したのも人間。
人がいなければ、そもそも、理由なんかないのだ。勝手に凍るし、勝手に沸く。観測者の有無にかかわらず、地球は回り続けるし、太陽は照り続けるし、波は寄せて返す。
最初に理由なんてない、と言ったのはそういう事だ。
理由なんてない。人が後から理由をつけているのだ。
つまり、観測者である我々は大きく勘違いしやすいが、
理由 → 現象
ではなく、
現象 ← 理由
そう。理由があって、現象が起きるのではない。起きた現象に後から理由を付けているに過ぎない。
納得したかどうかはともかく、ここまでの話はご理解いただけただろうか。
では、次のステップに進もう。
愛だの恋だの、喜びだの悲しみだのって感情の話である。
感情は、理由か、それとも現象か。
何か、嬉しい事(理由)があって、それで喜ぶから、まぁ、現象かな? そう。現象だ。
つまり、
あの時、あの人が、私に微笑んだから、愛してしまったのよ!!
なんてのは、ドラマによくある台詞ですが、はい。ここでもう一度考えてみよう。
愛してしまった、という現象が先なんですね。
愛してしまった理由を考え、深く分析してみたところ、タイミング的に見て、あの微笑みが原因だったのではないかと。いや、分析するまでもなく、瞬時にわかるかも知れませんが。
たとえ同時っぽく思えても、現象が先。理由はない。理由は後から作られる。
はい。
ここでようやく、本日の本題です。
なんで、そんな趣味なの? どこが面白いの?
とか、
なんでアイツ嫌いなの? いい奴じゃん!
とか。
好き嫌いなんて感情に理由を求められ、返答に困る人をたくさん見てきたので、
好きなんだから、嫌いなんだから、に理由を求められても、理由なんかないですよ。そう思っちゃったものは仕方ない。思っちゃったんだから。
と言い返せるだけの理由を、今ここに作っておきます。
好きなモンや嫌いなモンを否定されたら、理由なんてないと返せばいいのです。所詮、理由は後から作るしかない、と。
無論、自分で言い返せる人は理屈を並べ立てて反論すればいいと思いますが。
で。
これで言い返す材料は見つかっても、言い返す勇気がない、なんて人もいる事でしょう。
けど、コレ読んで、「まあ、理由がないモンはないし、仕方ねーか」と開き直ってくれれば、それはそれでプラスになるかとは思うんですよね。
と、テキトーに思いついた話を膨らませて、後から大義名分を付けてみました。
※ この記事は無料ですが、現象に理由をつけるが如く、この記事に投げ銭をつけてもええんやで?
あと、この先には特に何も書かれてません。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。