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世界にひとつだけの馬鹿


 皆さん、こんにちは。No. 1にならなくてもいいってのは、なれる奴の発言だぞ? 木賃もくちんふくよし(芸名)です。


 (´°Д°)」 そもそも、なれないから。


 はい。本日は皆さんの為に、ワタクシが心を込めて伝えます。


 いいですか。

 友達はいてもいなくてもいいんです。


 友達は沢山いた方がいい、なんてのは嘘です。
 そもそも、「友達」とは数を競うものではありません。
 何かツラいことがあったとか、悲しいことがあったとか、逆に、嬉しいことや楽しい時間を分かち合える友達は、


 (´・Д・)」 3人もいりゃ
 充分なんじゃないの?


 ぶっちゃけ、学生時代を卒業しちまうと、会える機会が少なくなる。
 就職や結婚や引っ越し、出産やら育児、死別なんかもあるから、1人だけに依存すると、なかなか会う事は叶わなくなるだろう。
 だから、数人はいた方がいいかも知れない。けど、そんなモンだろう。



 友達こそ、数の多さより、質じゃねえの?



 とか言うとでも


 (´°皿°)」 思ったか?



 まあ、今言った事は別に間違いじゃない。嘘でもない。しかし、そんなのは別に重要じゃないんだ。

 現実を見ろ。


 (´°Д°)」 そんなモノは、
 数の力でカバーできる!


 (´・Д・)」 え? 友達はいなくてもいいって言ってた癖に?

 (´・Д・)」 いえ。友達はいてもいなくてもいい、と言いました。

 友達は、数を競うものではありませんが、そもそも友達って何でしょうか?

 ワタクシは両者間に友情なるものがあると言う共通認識が友達だと考えますが、


 (´・Д・)」 それって
 どうやって確めんの?


 確かめる方法なんかない。こっちは親友だと信じていても、相手はまるで思ってないかも知れないんだぜ。逆に言えば、キミの方にも、表面上は「友達付き合い」してるけど、内心は嫌ってるって相手がいるかも知れない。

 はい。じゃ、コレを可視化してみよう。

 ネット上、特にSNS上でのフォローとフォロワーだ。
 フォローだけしてる/されてるのが片思いだとすると、相互フォローは全員友達かい?


 (ヾノ・∀・`) ナイナイ


 んなわきゃねぇよなぁ?

 別に「友情なんて存在してない!」とか中二病的な話をしてるんじゃない。友達かどうかを本当に確かめる方法なんて、そう多くはないって事だ。
 そして、それを確かめる意味も価値もない。


 (´・Д・)」 要するに、自分の気持ち次第ってコト。


 考えても見ろ。お前らが大好きな友情って奴に、顔や距離や時間は関係あるのか?


 (´・Д・)」 ないはずだよな?


 だったら、直接会わなくても、今ならネットでコンタクトを図る方法が幾らでもある。
 そして、顔や時間じゃないと言うなら、SNSの顔も知らない相手に友情を感じたっていいじゃないか。

 そして、相手の都合や精通しているジャンルや趣味嗜好を考えたら、自分の喜怒哀楽を受け取ってくれるフォロワーは多い方がいいんじゃないのか?


 親友の誰か1人に依存して、相手に負担をかけるのは友情なのか?


 だったら、この問題を受け止めてくれるフォロワー、この喜びを分かち合えるフォロワー、この辛さを和らげてくれるフォロワー。ってな具合に、


 (´・Д・)」 沢山いた方が
 いいんじゃないの?


 数さえいりゃ、誰か一人ぐらいは受け止めてくれるぜ?



 ワタクシは昭和の人間なので、友人と2人で飲食店に入り、2人とも無言でSNSを弄ってる様子は、理解できなかった。


 (´・Д・)」 最初はね。

 でも、
 今なら理解できる。


 SNSを弄ってても気にしない文化だからだ。そして、それを許せる友人同士だからだ。
 何なら、SNSの向こう側にこそ、目の前の友人より大事な友人がいるからだ。

 それが友情なのか承認欲求なのかはどうでもいい。先ほども言ったように、確認の方法がないからだ。答えは自分だけが理解してればいい。

 だから、もう一度言う。

 (´・Д・)」 友達はいてもいなくても構わない。


 何ならゼロでもいいんだ。
 友達以上に親しい家族がいれば、特に友達なんか必要ない。別に恋人でもいい。同僚でもいいんだ。前述のような「フォロワー」でも構わないって事だ。

 さて。それじゃ話を次のステップに進めよう。

 じゃあ、友達なりフォロワーなり、恋人なんかを作るには、やっぱり対人コミュニケーション能力が重要って事になる。そう思うだろ?


 (´・Д・)」 そんなモン、
 これっぽっちも要らない。


 結論から言うと、要らん。全然要らん。
 例えば、キミがバイク(自分の好きな趣味で置き換えてくれ)が大好きで、バイクを眺めてりゃ幸せだし、そこに誰かの共感や、世間の価値観を必要としないなら、


 (´・Д・)」 友人なんか要らんだろ。
 バイクさえあればいいんだから。


 オタクは対人コミュニケーション能力が低くて困るなんて言うが、趣味に没頭できる人間には重要な能力じゃねえのさ。

 その趣味に熱中しまくってれば、能力は向上するし、それを職業にしたり、稼いだりする道を見つけられるかも知れない。
 むしろ、極めるほどに人が寄って来たりもする。だから、バイクでも野球でもアニメでも鉱石集めでも何でもいい。
 だから、


 (´・Д・)」 キミが思う、
 好きな道を行きなさい。








 (´°皿°)」 とでも言うと、
 思ったか!? 思ったのか!?



 やめとけ。


 (´・Д・)」 お前さん、
 特別じゃないんだよ。


 残念だが、お前さんが「趣味に没頭してる!」「夢中になってやれる!」って思ってる程度のことは、99%が感じてることに過ぎない。

 どういう意味かって?


 (´・Д・)」 簡単さ。


 それが何年、何十年であれ、本当に寝食を忘れ、人と会う事もせず、ひたすら没頭できるのは1%だけ。それで大成功するのは、そのうちの更に1%だ。
 99%の人間は、孤独は苦手だし、趣味に飽きたり、疲れたりする。どれほど夢中になったゲームでも、いずれ飽きるように。どれほど好きになった恋人も倦怠期が訪れたり。1人が平気なのは、若くて健康な間だけだったり。


 (´・Д・)」 残念だが、99%の人間は、
 自分の選んだ道が、
 普通でも普通じゃなくても、
 多かれ少なかれ「失敗だ」と感じる。


 この後悔を極力減らしてくれるのが、無難でフツーの生き方だ。
 大きな夢も失敗もなく、問題なくコミュニケーションが取れて、親友と呼べる奴がいて、結婚できて、子供が生まれて、少しばかり趣味に興じたり、新しい趣味に挑戦したりもできる。


 悪くないだろ?


 色んなスキルや、ステータスを投げ打ってまで趣味に打ち込んでも、それが食い扶持になる可能性は低い。なったところで、そこで自分が成功する可能性は?

 (´・Д・)」 残念だが、
 キミはおそらく、
 その99%の側なんだよ。


 そして、その99%は、


 なまじっか才能があるんだ。


 だから、「夢中になれる!」と勘違いするし、「無理をすれば暮らせなくもない!」ってぐらいの才能しかない。

 そして、その程度の才能しかないから、色んなものを犠牲にして、ようやく「その程度」なのさ。



 (´・Д・)」 つまりな?



 自分がオンリーワンの存在だなんて勘違いはやめろ。


 自分をオンリーワンだと思いたがるのは、凡百の証拠だぜ。


 そもそもお前と同じ奴なんかいないから、オンリーワンだ。甘い言葉に騙されるな。オンリーワンかも知れんが、

 345641352位と
 345641356位の
 違いでしかない。


 個性を伸ばすのもいいが、「周囲の凡百が出来てること」が、ちゃんと出来てねえと凡百にもなれねえってこった。

 (´・Д・)」 これが高校を中退し、自営業を始め、店を潰した男からのアドバイスだ。心の片隅にでも小さくメモしておいてくれ。

 (´・Д・)」 ← ちなみに勘違いした凡百であるが故、色々失敗して痛い目を見てる割に、何故か後悔は全然してないタイプ。


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 なお、この先には「なぜワタクシは後悔してないか」が書かれています。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。