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モテモテ期到来


 皆さん、こんにちは。お腹はモチモチ。木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 いきなりなんですけれども。って言うか、ウチの記事は大体いつも唐突なんですけれども。って言うか、唐突じゃない文章の書き出しってあるんでしょうか?
 あるとすれば、


 …ま…か?
 
 …こ…ますか?
 
 …聞こえますか?
 今、あなたの網膜に… 直接語りかけています…
 
 このメッセージを受け取ったあなたは… 光の読者に…選ばれました…


 みたいな、異世界からヒロイン(巫女とか姫さま)のSOSを受け取った主人公みたいな書き出しになるんでしょうけど、


 (´・Д・)」 それはそれで唐突やん?


 そんな訳で、本日の話題は「ラブ・ストーリーは突然に」と題して、近頃ワタクシがオタク向け美少女アニメみたいに、アクシデント的な出会いを果たしたお話をお届けしようかと思います。

 それは、ある日の事でした。ワタクシはいつも通りに出勤しようと駅に向かったのですが、改札にて、半ば割り込んでくる形でワタクシの前に並んだ人物がいました。
 ワタクシより、頭ひとつ分ぐらい小さいシルエット。後ろ姿しか見てませんが、服装からして20代前半。若い小柄な女性でした。たぶん。後ろ姿なんでわからんけど。

 大した事ではないけど、若干割り込み気味に横から改札を通られたので、いささかムッとした事は認める。時間にして1秒足らずだが、


 (´°皿°)」 なんじゃい
 このアマぁ、、、!


 と思った事は間違いない。しかし、だからと言って遅刻しそうな時間でもないし、割り込まれた所で、ロスした時間も1秒足らずである。こんなコトでいちいちムカっ腹を立てても虚しいだけだ。腹立ちをぶつけるほどの事でもない。それに、この女の子の方が1秒を争うぐらい急ぐ事情があったのやも知れん。
 そう思い直して、怒りを鎮める。
 この時点で怒りは収まっていたが、女の子がワタクシの前を歩いているため、自然と視線が向いてしまう。
 ふむ。女の子も、特に急いでいる様子はない。だがまあ、それもどうでもいい事だ。そう思った時である。
 女の子の歩みが、ふと遅くなった。
 ぶつかる程ではないけれど、ワタクシと女の子の距離が一気に縮まる。
 すると突然、女の子が、ワタクシの方へと振り返り、


 (╹◡╹) 「この後、何処行く?」


 と親しげに話し掛けてきたのである。


 (´°Д°)」 !?


 え? どゆコト? 何ソレ? コレが噂の逆ナンパ!? それとも美人局!あるいは逆ナン? 逆境ナインを略して逆ナン!? と混乱していると(してません)、女の子の目がワタクシの顔を真っ直ぐに見て、


 (╹◡╹;) 「あっ、ごめんなさい…!」


 と謝って、マスク越しにわかるほど慌てた表情で周囲を見渡し、ワタクシのわずか右後方にいた「彼氏」らしき男の姿を見つけ、


 (╹△╹;) 「やっても〜たやんか〜!」



 と、彼氏に八つ当たりし始めた。まあ、最初からわかってたけど、人違いだろうな。


 (´・Д・)」 まあ、なんか可愛かったからいいか。


 ってな出来事があったのである。え? いや別にそれ以上、何もないですよ? なんか、ちょっと損した気分から、ちょっと得したような気がしなくもない気持ちに変わっただけである。
 その女の子とはそれっきりなので、何も発展したりはしない。
 まあ、ワタクシはネコ好きなので、街中で、不意にネコと出くわしたら、何か得した気分になるじゃないですか。要はそーゆー感じですよ。知らんけど。

 え? 出会いの話でしょ? その先がないだけで。

 ただ、この話はコレで終わりじゃないんですよ。
 次の日、仕事終わりにコンビニに寄ったんです。コンビニ。
 そしたら、ワタクシが欲しい商品の棚の前に、女子大生ぐらいの女の子が4人ほどたむろしてる。
 ううむ。お茶を買って帰れない。なんか、女子4人がきゃっきゃウフフな所に、おっさんが割って入るのも気が引ける。
 特にお茶以外の買い物の用事はなかったが、ワタクシは軽く店内を歩いて時間を稼ぐ。
 ぐるっと回ったあと、お茶の棚へ戻ると、女の子が1人に減っている。どうやら欲しい商品を持ってレジに移動した模様。レジの方に3人並んでいる。
 ワタクシは、最後に控えた1人の後ろに並んで待つ事にした。
 すると、女の子が、


 
 (╹◡╹) 「なーなー、
 コレ美味しそうやと思わん?
 前に買ったヤツあったやん。

 紅茶の…何だっけ?

 ホラ、あそこに売ってた…」


 と言いながら、返事がないのを不思議に思ったのか、振り返り、ワタクシの顔を見て、


 (╹◡╹;) 「あっ…すみません…!」


 と謝られる事案が発生。前日と同じパターンである。残念ながら、キミの友達は、キミを置いて全員レジに向かったよ、、、?


 そして、二度あることは三度あるのだ。

 本日も出勤のために駅へ向かってると、


 (╹◡╹) 「京阪電車って、こっちで合ってる?」


 と振り向いて話し掛けられ、


 (╹◡╹;) 「あっ…すみません…!」


 と謝られる。
 まあ、謝ったのは50歳ぐらいのおっさんで、反対側にいた奥さんらしき人と間違えたっぽいんですけども。
 更にはその日の勤務中にも、買い物客に人違いされる事案が発生。面倒なので割愛するけど、4回も立て続けに発生するなんて、


 (´・Д・)」 もうコレって
 モテ期到来確実ですよね?


 (´・Д・)」 え? モテ期ってのはそうじゃない? うん。知ってる。


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 なお、この先には辛辣な本音が書かれています。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。