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足にネジが刺さった話。

 皆さん、こんにちは。痛みに耐える木賃ふくよし(芸名)です。
 さて。ツイッターの方をお読みの方は御存知かと思いますが。


 足でネジを踏み抜きました。



 閉店作業中、棚を運んでいる時、階段でよろめきまして、ここでコケたら骨折とかしてシャレにならなくなる! と足を踏ん張りましたところ、


 そこにネジがありまして。


 思いっ切り踏みまして。

 ええ。

 ブッスリと刺さりました。


 たかだか1~2センチの釘が足の裏に刺さっただけなのに、立ってられないんですよね。
 解体作業をしてバラした棚とかのネジが落ちてたんですね。それがグッサリと刺さった模様。足の裏なんであんまり見えてませんが。
 棚を支えにして、どうにか階段を降り切り、助けを呼びました。


 「すみませぇん・・・、釘が足に刺さりましたぁ・・・!」


 すげぇ情けない声を出した記憶だけはあるんですが、どうやって階段を降りたのか、どうやって床に倒れこんだのか記憶にありません。

 んで、たまたまその時は、お手伝いをしてくださってるヨシダさんがいたのが幸いだったんですが、駆け付けてくださったヨシダさんが、



 「ここは戦場か!?」


 って言ったことだけはハッキリ覚えてます。

 で。そこで、ヨシダさんが端的に訊ねました。

 「コレは・・・、病院に行く?

  今、無理やり引き抜く?」


 おそらく、金と時間がないワタクシに配慮しての選択肢だったと思います。

 「金も時間もないんで、引き抜いちゃってくださひ・・・」


 意を決したヨシダさんが、持ってたインパクト電動ドライバ(プロ用)で釘を引き抜こうとして回すも、一瞬で停止。


 「あかんわ。インパクトは押す力で回すから、

 肉じゃ回るだけだわ」


 って言われて、「そうだ。人間に刺さった釘やネジを抜く時は添え木をしないと駄目なんだった」と思い出す。知識があっても、咄嗟に思い出せないワタクシと、一瞬で思い出すヨシダさん(プロ)の差を思い知らされる。


 「く、靴ごと引き抜けます・・・?」


 ワタクシ、消え入りそうな声でお願いする。ヨシダさん、事情を察して、瞬時に了解してくれる。


 「行きますよ。1、2の、3!」


 ワタクシは痛みに備えて踏ん張る。



 い た い 。


 そして、ワタクシの目の前には、想像もしなかった光景が。


 靴は脱げてるのに、


 足にネジが刺さってるの。


 わお。



 そして、優しいヨシダさんがもう一度問う。


 「病院行く? 今ここで抜く?」


  ワタクシは消え入りそうな声で答えました。



 「今、ここで抜いちゃってくださひ・・・」



 「行きますよ。3、2、1」



 ぬぁっ!



 い だ い 。


 「抜けました」


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 痛かったけど、以前バイクで事故って鼻折った時ほどじゃない。だったらイケる。だったらイケるぜ!


 で。何とか今に至る感じです。


 なお、この怪我に関してワタクシの自作自演を疑っている人もいるようですが、


 途中過程の写真を撮る余裕もなかったの。

 マジで。


 めっちゃ焦ったから。


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 (´・Д・)」 ちだまりスケッチ。


 ※ そんな訳でこの記事は無料ですが、釘やネジが刺さってしまった時の対処法として勉強になったと思う方は投げ銭(100円)ください。この先には、特に何も書かれていません。

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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。