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「常軌の在処。」

汚言症の様な関係を築いている。
其の舌禍の為に胃薬はラムネ味。
昨日、プリキュアに成り掛かったりしてた。
夢と希望が掴み放題、詰め放題だったから。
人類は耐久消費財だから、僕も気を衒えるスタミナが欲しい。
今は未だ、自意識にハーネスを付けて歩いてる程度の動物で。
惨事のニュースを悪口の材料にするな。
僕はクリムト氏みたいな線を引きたい。
アームカットをすると腕が毛深く成るからね。
僕っ子、ドジっ子、眼鏡っ子で誤魔化したの。

僕は僕で完結してるから、僕以外の僕に誘惑されないで欲しいのだ。
血痕の様に強がるのならば、最底辺を確かめる為の音楽など聴くな。
特別が一つも無いから、出来る闘い方も有ると言う事で。
インターネットが僕を詩人に、幼女に、憚れる肉にした。
倖いを手にいれる手段として薄倖を選んだ。
今のトコロ、其れが順調過ぎて患っていく。
悪い夢の様に、僕の名前を憶えている人が消えていく。
人生を遣り直せるなんて、只の陽が当たる場所の話だ。
急に秋、直ぐに冬、怖い春、息を吐く間に夏と成る。
そして世界が終わったトコロで僕がピリオドを打つ。

恩を仇で郵送する様な萌えない事はしないから。
自殺が美しく視える歳にはもう届かなく成った。
偶々、オリジナルの貌を作ってしまったらどうすれば佳い?
追随する人々に、理解しないと言う武器を取られても、尚。
産まれた時から、一度も賞を取った事が無い。
自己肯定よりも、百花繚乱を欲して居るのだ。
高々、人間一人の寿命程度だ。
最悪、間違えても死ぬだけだ。
ピンク色の海に憧れて、蒼い血を流す夢を観る。
貴方の産声が僕に、其の旅の行方を示してくる。

恋愛が足りなくて、脳の嘘は下手に成る。
祈りを数えて、エクセルで表計算してる。
どうしてそんなに自分の泪に持って往こうとするのか。
花蕾の薫りすら知らない犬の無邪気な忠誠心で充分だ。
強く御成りと言われて育ったから、情緒の安定しない逸れ者の曲に潜って声を出す練習をする。
でも結局は僕の我儘だけが信仰に成れない癖に、路上でスタンプカードを販売したりするのだ。
明けない夜は無いけど、夜が明けるまで生き延びていられるかはまた別の話で。
千切れた映画に変な感動の仕方をして、恥ずかしいと感じた自分が恥ずかしい。
創るのは難しいなんて言い訳をしたく無いから、今日も手を動かして遠回りを繰り返す。
そして此処まで何一つ譲らずに詩篇では無いモノを書き殴って、ちょっとホッと出来た。

食後一日三錠で、三回視たら死ぬ絵画を遣ってる気分には成るが、出来れば離れ離れの前の約束だけはして欲しいのだ。
若き時に隣で好んだ全ての美しさに稚拙さを感じ始めたら、ノストラダムスの笑顔の様に、歪んだ健康法に育てて呉れ。

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