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昭和上司に好かれる方法

 新卒社会人。それは、昭和を生き抜いてきたおじさま上司の敵だ。  残念ながら、あなたがどんなに優秀であり謙虚であり努力家であっても、あなたを迎えようとしている会社の偉い人たちはみんな、「敵がくるぞ」と構えている。  悪いのはあなたではない。そう思い込ませている社会の仕組みだ。  しかし、覚えていてほしいのは、みんなあなたにびびってるのであって、嫌っているのではないということだ。  社会に入ろうとするとき、怖い上司はいないだろうかと不安になることがあるだろう。  ところが、

    • 最近の若い子

       こんにちは。最近の若い子です。  私の職場の社長は、若い頃から努力を惜しまず、世界中の業界の人から認められ、成功を収めました。店に来るお客さんも、各業界で努力してきて上り詰めた、昭和のエリート達ばかり。  私たちに聞こえる場所で、いつも最近の若い子の話題を楽しそうにしています。  彼らによると、最近の若い子は忍耐と努力を知らないそうです。  彼らの語る、古き良き時代はもう残っていないそうです。  実際に成功した人の言うことには、説得力があります。本当に努力を重ねてきた

      • 通勤中

         地方の実家を出て5年目、引っ越しを数回して念願の横浜市生活が始まった。  職場は都内なので、毎日電車で片道1時間半かけて通勤している。  今日は、その電車の中から失礼したいと思う。  私が小学生だった頃、ケータイ小説が大流行りした。毎日ランドセルの中にお気に入りの小説を入れて、朝の読書の時間に読んでいた。  決して都会とは言えない地方で生まれ育った私たちにとって、都会の青春はその中でしか味わえないものだった。  学校の先生は、いつしかケータイ小説を学校で読むことを禁止

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