ケース面接対策①Big4過去問「神宮球場の年間来場者数の推定」解答例と解説
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ケース面接対策に関しては様々なノウハウが巷に溢れておりますが、元面接官としての視点や、数多くのコンサルティングファームとのコミュニケーションで得られる鮮度の高い情報から傾向なども含めお伝えすることで内定の確度を高ることが可能となっております。
本記事では弊社が得意としておりますケース問題の回答と解説を掲載いたします。
実際に直近でBig4の一次面接で出されたケース問題です。
ぜひケース面接対策の参考にしてみてください。
お題:神宮球場の年間来場者数の推定せよ
※ただし、前提条件として球場面積は約30,000㎡とする。
(面接での検討所要時間約10分)
≪回答例と解説≫
神宮球場の年間来場者数を求める問題。
まずは球場面積が提示されたという事はそれを使用しましょう。
花火や六大学野球などのイベントもありますが、ヤクルトスワローズの試合に限定するということにしましょうか。
そうするとヤクルトスワローズが神宮でする試合の数×1試合当たりの収容数となります。
まず30,000㎡のうちグラウンドがどれくらいかというところですが、
扇形で半径100m、中心角90度とすると100*100*3*1/4=7500なのでスタンドの面積は20,000㎡としましょう。
そのうちセンターはお客さんが入りません、バックスクリーンです。
あと通路もありますのでそれが4割くらいですかね。
なので20,000*0.6が座席で12,000㎡でしょう。
ここで東京ドームが4万人なのでそれより少ないと思うので3万人に近づけたいところですので、打算的に行きます。
0.4で割れば3万なので、座席の面積が0.4㎡になるように座席の長さを設計すると、横50センチと縦80センチ、つまり0.5*0.8=0.4ですね。
12,000÷0.4=3万人収容ということになります。
試合数ですが年に130試合くらいやります。
そのうち半分がホームと仮定しますが、地方球場でやったりしてますので60試合くらいですかね。
収容者数は平日と土日で変わると思います。
土日の試合の数ですが、半年くらいやりますから25週、そのうち半分がホームとすると12週=24試合ですね。平日は36試合です。
平日2万人、休日3万人でざっくり掛け算して足すと、ヤクルトスワローズのレギュラーシーズンにおけるホームゲームの来場者数は144万人(平日72万人、土日72万人)と試算出来ます。
手ごたえはいかがでしたでしょうか。
上記事例に限らずケース問題を検討するにあたっての必要な知識・考え方を継続的に配信してまいります。
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