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撮影も読書も調子がいい:読めない読書日記

この夏は、モノクロHDR写真の反動的な、ぱりぱりのカラー写真を撮っている。
自分の中でも“カウンター”的であるのが非常にわかるくらい、モノクロはちがうな〜という気持ちを持っている。
アレブレボケ表現が好きだった(過去形)からこそのカウンターという意味で、自分の中の継続性はあるんだろう。
画像処理工程は、やっぱり認知バイアス的に色眼鏡的に注意をそらしてしまのかな。
意識的にノームコアを実践しながら、考えてきた結果、こうなったのか?と分析的批評的に自分を見てみる。

『技術哲学講義』が抜群に面白い。
Amazonで「はじめに」を立ち読みできるので、おすすめ。
サイバーパンク、インターネット、オタク批評、写真、マルチスピーシーズ人類学に興味を持ってきた保坂としては、よく知る方の名前が出てきていて、非常に慣れ親しんだ道に思える。
実は、素人ながら突っ込みどころがたくさん持てる、のも魅力の一つだ。
そもそも技術哲学講義を読もうと思ったのも、技術哲学の専門家のお話を聞きながら、ん?と思うことが多くあり、これは浅学ならではの疑問じゃないかと感じたことがきっかけだった。
しかし技術哲学講義を読み始めてみると、ハイデガーへのナチス批判や自文化中心主義、人間と自然の二元論などなどの歴史があることがわかった。
読書後半になれば、それが解決するんじゃないか?という期待をしてる。
どっとはらい。
2023/08/14 12:33

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