嫉妬深い自分を変えたい…嫉妬深い人の心理や特徴、改善策などを詳しく解説!
誰かに嫉妬をしてしまったり、嫉妬をされたりした経験は、多くの人が持っているはずです。
特に女性は、嫉妬深いと言われています。
友人や知人に対して嫉妬心を持ち、ネガティブな感情が沸き起こったことがある人は少なくないでしょう。
嫉妬の対象は様々ですが、嫉妬している瞬間は気持ちが良いものではありません。
そのため、何とか抑えたいと思うものです。
そこで今回は、嫉妬深い人の心理や特徴、改善策などについて解説していきます。
■嫉妬深い女性の心理・特徴とは?
嫉妬深い女性には共通する心理や特徴があります。
まずは、どのような心理や特徴があるのかみていきましょう。
・自己肯定感が低い
自己肯定感が低いと、自分に自信を持つことができず、ネガティブ思考になります。
そのような女性は、嫉妬しやすい傾向があります。
「私には何の魅力もないから浮気されるんだ」、「こんな自分を好きでい続けるなんてありえないよね」など考えることも珍しくありません。
そのため、彼氏と一緒にいない時は常に彼氏のことを考えるようになります。
ただ「何してるかな」と考えるのではなく、「もしかして他に好きな人がいて、一緒にでかけているのかも…」など悪い方向に考えてしまう傾向もあります。
その気持ちがどんどん大きくなり、嫉妬心が芽生えるのです。
・負けず嫌い
嫉妬深い女性は、負けず嫌いな人も多くみられます。
「自分が常に一番でいたい」、「些細なことでも負けたくない」などと思っているので、恋愛以外でも負けず嫌いな側面が目立ちやすいです。
恋愛においても彼氏にとって自分が一番でありたいと思っているので、他の女性を話していたり、友だちとの予定を優先したりすると、嫉妬して不機嫌になってしまいます。
・依存しやすい
依存しやすい女性が嫉妬深くなるといったパターンもあります。
依存しやすいと、何よりも恋愛を優先してしまいます。
恋人との時間が何よりも大切だと思っているからです。
「どこに行くときも一緒がいい」、「彼氏がどこに行っているか、何をしているか、全部知っておきたい」、「彼氏とうまくいかないと他のこともやる気がなくなる」といった傾向がある女性は、依存体質だと言えるでしょう。
自分が彼氏を優先するように、彼氏にも自分を優先してもらいたいと思っていることから、彼氏が自分以外に優しくしたり、時間を使ったりすることが許せないのです。
・束縛が激しい
依存しやすいことにもつながりますが、束縛が激しい女性も嫉妬深い傾向があります。
嫉妬心が強いあまり、彼氏の行動を制限してしまいます。
激しく束縛してしまうのは、自分のことを一番に考え、常に自分だけを見ていてほしいという気持ちが心の中にあることが原因だと考えられるでしょう。
そうなると彼氏は、「こいつとは付き合いきれない」などと気持ちが離れていく可能性が高いです。
男性は束縛を嫌がる傾向があるので、束縛が激しくて、嫉妬ばかりだと、別れを切り出される可能性も高いと考えられます。
・過去に裏切られた経験がある
過去の恋愛で裏切られた経験があると、それがトラウマとなり、嫉妬深くなってしまうケースもあります。
浮気などをされた経験がある場合、「もしかしてまた浮気されるかもしれない」といった不安が生じるのは当然です。
「この人は元カレとは別人だ」と割り切ることができれば、そうなる可能性は低いです。
しかし、全ての女性が過去の恋愛をすっぱり切り離せるわけではないので、不安が募ってしまうことも珍しくありません。
その不安が原因で嫉妬深くなり、男性から重いと思われる可能性もないとは言い切れないでしょう。
・寂しがり屋
寂しがり屋な女性は、「ずっとそばにいてほしい」と思う気持ちが強くなり、嫉妬心が芽生えることがあります。
彼氏との時間が全てのような状態だと、特に嫉妬深くなる可能性が高いです。
しかし、自分で寂しさを埋める方法を把握していれば、自己解決できるので嫉妬心を抑えられる可能性が高いでしょう。
■嫉妬しないためにできること
自分を客観的に見た時に、「嫉妬ばかりで嫌だ」と感じてしまうこともあるでしょう。
そのような時、どうすれば嫉妬をせずに済むのか知りたいと思うものです。
そこで続いては、嫉妬しないためにできることをいくつかピックアップしてご紹介します。
・できないことではなく、できることに注目する
嫉妬深い人は、できないことや自分にはないことに目を向けがちです。
「自分はこんなこともできないのに、あの人は簡単そうにやっている」といった劣等感から、他人に嫉妬してしまうのです。
そのため、周りとの差にネガティブな感情が芽生え、嫉妬心が生まれてしまいます。
しかし、あなたにもできることはたくさんあるので、できることに注目してみてください。
できることを伸ばすようにすれば、着実にステップアップでき、自信も持てるようになります。
そうすることで、嫉妬心も和らいでいくことでしょう。
・「まぁ、いいか」と楽天的に考えるようにする
嫉妬心が芽生えるのは、理想と現実のギャップに不満を覚えているタイミングであるといったパターンも多いものです。
理想と現実のギャップに対する不満から嫉妬心が生まれている場合は、現状を受け入れるために「まぁ、いいか」と楽天的に考えるようにすると良いでしょう。
すぐに受け入れることができなかったとしても、そのように考えるようにすると、気持ちが楽になっていきます。
そして、ポジティブに考えることができ、ギャップがあることも受け入れやすくなります。
すぐに埋めることができないギャップである場合、ポジティブな気持ちで諦めることも可能になるはずです。
・相手を信じる
嫉妬しないようにするには、相手を信じることも重要です。
「彼氏には自分だけを見てもらいたい」と思っている背景には、「彼氏が他の女性を好きになってしまうのが心配」という気持ちがあると考えられます。
それは、恋人を信じているつもりでも、心のどこかで信じていないためだと言えるでしょう。
したがって、恋人を信頼し、自分自身が愛されているという自信を持つことがポイントになります。
友人や職場の人に嫉妬してしまう場合は、無意識に相手を敵だとみなしている可能性があります。
友人や職場の人に対する嫉妬心に気が付いた時は、相手があなたの邪魔をする存在ではないことに気付く必要があるでしょう。
そして相手を仲間として認識できれば、素直に相手の良い部分を認めることができ、信じられるようになっていくはずです。
・自分磨きをする
嫉妬心の根底には、自己肯定感の低さがあるといったパターンは非常に多いです。
自己肯定感を高めて自信を持てるようにすると、嫉妬しなくなる可能性も高いということになります。
そのためにおすすめなのが自分磨きです。
ダイエットをして理想の体型を目指したり、メイクを極めたりすることで、自分に自信が持てるようになっていきます。
自分磨きをするためには努力も必要ですが、自分を変えたいと思っているのであれば、チャレンジする価値は大いにあります。
自分に自信が持てるようになれば、前向きに物事を考えられるようになったり、周りから大切にされていると実感できるようになったりするので、一石二鳥だと言えるでしょう。
・他人と比べない
できるだけ嫉妬しないようにするためには、他人と比べずに「人は人、自分は自分」と割り切って考えることも重要です。
誰でも周りがうらやましく思えることはあります。
「隣の芝生は青く見える」という言葉があるように、誰もが少なからず嫉妬心を抱いていると言えます。
あなたが嫉妬している相手も、誰かに嫉妬している可能性も高いでしょう。
常に他人と比べていると負のループから抜け出せなくなってしまうので、「周りと比べても何も変わらない」という事実に気が付かなければいけません。
嫉妬している相手に近づけるならまだマシですが、悩みの種になるだけなら考えること自体やめるべきです。
他人と比べずに自分としっかり向き合えば、自分の良さにも気が付けます。
そうすることで、自分の良さを活かした人との接し方などを知るきっかけにもなると考えられます。
・嫉妬心があることを素直に打ち明ける
「どうしても嫉妬心がなくならない」、「嫉妬心から相手を傷つける可能性がある」といった場合は、それを素直に打ち明けるのも1つの方法です。
恋愛であれば、「〇〇くんのことが本当に好きだから、他の女の子と話していると嫉妬しちゃって辛いんだ」と打ち明けてみてください。
そうすることで、恋人はあなたがイライラしたり、しつこく連絡したりすることに納得できます。
恋愛の場合だと「こんなに重い女だとは思わなかった」と思われてしまうリスクもありますが、片方が我慢している恋愛はいずれ終わりを迎えるものです。
信頼していて将来を考えている相手であれば、本音をぶつけてもあなたのことを好きなままでいてくれるはずです。
・どうすれば満たされるか考えてみる
嫉妬心が芽生えているけれど、どうすればいいのかわからないといった悩みを抱えている人もいます。
そのような時は、どうすれば満たされるか考えてみてください。
「自分に足りないものは何か」、「どうすれば手に入れることができるのか」などを考えるきかっけになります。
そして自分が満たされるための行動を意識し続けることによって、満足度の高い自分へとアップデートできるようになります。
自分への満足度が高まれば、必然的に周りに対する嫉妬心も薄れていくでしょう。
そのためにも、どうすれば満たされるか考え、書き出してみるのがおすすめです。
・相手は消しゴムで自分は鉛筆だと考える
自分自身や嫉妬の対象になっている相手を物に置き換えて考えてみると、心の中にあるもやもや感を解消できる場合もあります。
例えば、相手は消しゴムで自分は鉛筆だと考える方法です。
消しゴムと鉛筆は当然ながら別物なので、比較のしようがありません。
私たち人間もそれぞれ全く別物なので、比較する意味がないように思えてきます。
そして、心の中にある嫉妬心がどうでもいいものだと感じられるようになっていくのです。
「そんなわけない」と思うかもしれませんが、嫉妬深さに悩んでいるなら騙されたと思って試してみてください。
■嫉妬の対象になった場合はどう対応すべき?
嫉妬はするだけではなく、あなた自身が嫉妬の対象になる場合もあります。
最後に、嫉妬の対象になった場合の対処法についてみていきましょう。
・距離を置く
嫉妬してくる相手と付き合うと、神経をすり減らすことになります。
それではネガティブな影響しか受けないので、できるだけ距離を置くのが効果的です。
物理的な接触を避けることによって、直接的なダメージを受けることがなくなるからです。
しかし、職場が同じ場合は完全に関係を断つことができません。
完全に関係を断てない間柄の人から嫉妬されている時は、必要最低限の連絡をする時だけ接触するようにしましょう。
職場の同僚や上司であれば、業務連絡がある時だけ接触するようにするなどの工夫を凝らしてみてください。
相手が悪口や陰口を言っているのが聞こえてもスルーしたり、できるだけ相手の視界に入らないようにしたりすることが効果的なケースもあります。
・あえて笑顔で接する
嫉妬してくる人の中には、一方的な思い込みが原因となっているパターンもあります。
そのような場合は、あえて笑顔で接するようにしてみてください。
思い込みが激しい人は、自分の中で相手のストーリーを作り上げ、勘違いしていることも多いです。
つまり、しっかりとコミュニケーションをとって親身に接すれば、誤解が解ける可能性もあります。
誤解が解ければ、相手の態度が変わりやすくなるでしょう。
一方的にライバル視されているケースでは、弱みをさらけ出すのがおすすめです。
弱みを見せると、「この人は嫉妬の対象にならない」と安心し、理不尽な嫉妬をされなくなる可能性が高いです。
・プライベートなことは話さない
職場で席が近かったり、同じチームだったりすると、距離を置くのが難しい場合もあります。
どうしてもやり取りを頻繁にしなければいけないのであれば、プライベートなことを話さないようにするのがおすすめです。
他人と自分を比較して嫉妬するタイプの人は、何がきっかけで嫉妬の対象になるかわかりません。
家庭のことや子どものことなどを聞かれても、適当にあしらうようにしましょう。
どうしても話さなければいけない時は、職場の出来事から話のネタを披露用にしてみてください。
誰かに対して嫉妬してしまうことは、仕方のないことです。
誰にでも嫉妬心が生まれる可能性はあります。
しかし、それをコントロールできていれば、周りにもネガティブな影響を与えずに済みます。
自分自身の嫉妬深さが気になっている人は、今回紹介した嫉妬しないためにできることを意識した生活を送ってみてください。
そうすることで、気持ちに変化が生まれ、心の余裕が持てるようになっていくはずです。
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