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子宮体がんと、マイナンバーカード

巷では何かと槍玉に挙がるマイナンバーカード。
個人情報がー、持ち運びがー、国民皆番号がー、運用がー、実質強制がー、とざわざわしている中、私は実はとっとと作成し、とっとと色々なものを紐付けてしまいました。

私の職業は、IT系と呼ばれるものです。
今どきは「データを扱わないシステム」なんてほぼないので、データの取り扱いについては知識があります。もちろんマイナンバーカードについても、手放しで安心!安全!有意義!なんて思っていません。いえむしろ、絶対危うい。絶対、どこかで一度は事故る。確実に。

でもそれを知ってて作り、そして紐付けまで済ませたのは、そんな予感を上回るメリットが享受できるからです。裏側で何を握られるかはわかりませんが、表側のメリットを棄てるほどではない。

で、今回、入院とか様々な医療費支払いをするにあたり、病院にマイナンバーを提示しました。したことにより何があったかというと、医療費の限度額認定証をわざわざ取り寄せなくてよくなりました。
これはホントに楽でした。

かつて若い頃、そんなものの存在を知らずにうっかり緊急入院した私は、治療初月の医療費で30万近く吐き出すことになりました。結局は後ほど戻るお金だけど、治療受けてるってね、当たり前に体調悪いんですよ。そんなときに(一時的だけど)30万円払うとか、それだけでどこか悪化する気分になれる。

本来、治療費がかさみそうになったらさっさと保険証の発行元に連絡して書類を出して、限度額認定証を自宅に送付されて、それを回収してそれを病院に提示する。だいたい1週間から2週間くらいかかる手続きです。これだけで、支払いは最初からセーブできる。
だけど、マイナンバーカード対応してる病院なら、それすらなく、マイナンバーを提供するだけ。それだけで、限度額が計算される。
圧倒的に楽。これだけで、私はマイナンバーカードの存在を肯定する。

どうやら最近導入された制度らしいですよ。
いいですね、世の中はもっと便利になるといい。

この制度は、独り暮らしなら利用しない手がない。
今どき、入院するとコロナ禍対策で外出もままなりません。自宅に送付される書類を取りに行くとか、独り暮らしには難易度高い。
そんなわけで、マイナンバーカードは作っておいて損はないと思うのです。

では、また次の記事で。