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流石に断った企業案件の話

皆さん、こんにちは。
鹿児島でフリーランスのキャリアコンサルタントをしている和山です。

フリーランスになって3年目。開業から何度も転んでは立ち上がる前にもう1回転び、泣いては蜂に刺されるような時間を過ごしてきた私ですが、最近は少しずつですが、いろいろな企業様からのお仕事にお声掛けを頂ける機会が増えてきました。

まだ実績も何もない状態から始めた仕事なので、原則NGなしでお仕事はお受けしていたのですが、それでも「さすがにこれは…」と感じ、お断りしたものもいくつかあります。

そこで今回はこれまでにお断りした仕事とその理由をご紹介していきます。

※あくまで「こういったクライアントさんもいるよ」という注意喚起の記事です。クライアント様批判の意図はありません。


信頼ができないと思った

企業案件のお仕事の大きな流れとして、企業のクライアント様がその顧客と案件の設定を行い、それを我々に受注するもしくは募集をするという流れで行われます。
つまり、私のところへは「〇月〇日に○○で○○な案件なんですけど、いけますか?(行きたい人いますか?)」という連絡が来てお受けします。

その為、事務局経由でしか案件の情報などを受け取ることができない為、ここが信頼できるか否かはとても重要です。
何件かの企業クライアント様とやり取りをしてきて、このやり取りがとても丁寧な企業クライアントもあれば「こちらは仕事を受注してやってるんだ」感がひしひしと伝わってくる企業クライアントも実際にいらっしゃいます。

こちらも仕事ですので、ある程度までは我慢もしますが、ちょっと我慢できなかったものもあります。
例えばこんな感じ。

①前日まで「選考中」のままだった案件

私がこの仕事を始めたばかりの頃の話です。

そちらの企業では独自のアプリを通して仕事の受発注を行っていました。
私も定期的に案件を確認して、日程や内容の合うものに応募をしました。

まず、応募をするとステータスが「選考中」となり、実際に依頼することが決まったら、その旨がアプリで表示されるようになるというものでした。
しかしながら、私の応募した案件は前日になっても選考中のまま(ここまでになる前に確認すべきだったとは大反省)。

結局、本当に偶然ですが、前日に別の案件で他のキャリコンの先生とお会いし、何気なく世間話をする中でその案件の話になり、その先生が担当に決まっていることを知り、自分はとっくに選考から外れていたことを知りました。

遠方の案件だったので、当然、他の仕事も断って空けていたものがなくなり、ただの休みとなりました。

②事前の情報と実際の内容が違う

事前に頂いていた案件の内容と当日の内容が全く違うなんてことも。

例えば…

セミナーの参加人数が「70人程なので、講義形式のセミナーにしてください」と言われ、行ってみたら実際は10人程しかいなかった。
→慌ててワークショップ形式のものに変更

「こちらの資料を生徒も持参しますので、こちらの内容に沿ってお願いします」と事前に資料を頂くも、当日、生徒は資料なし
→資料の内容を一生懸命口頭・板書で伝えることに。このことを伝えると「他の資料に似たような内容があったので、大丈夫じゃありませんでした?」とのこと。私は当日、現地に行って初めてその資料は見たよ…。

当日になってからセミナーの時間10分延長
→内容を慌てて細かく砕いて説明したり、最後は話すテンポをゆっくりして話したりもしましたが、それでも5分ほど早く終了

経験のある方ならここら辺、咄嗟に対応できるものなのか…。少なくとも当時の私にはそこまでの力はなく、事前の確認とできる限り最悪の事態を想定して準備をするようになりました。

上から目線がひしひし…

「受注して契約書も交わしてるんだからいいでしょ?」スタンスがひしひしと感じる企業クライアント様も意外といらっしゃいます。

契約書を交わした後、「カウンセリングが入ったら連絡します」と言ってそのまま1カ月近く音沙汰なし
→結局、こちらから確認の連絡をして、初めて状況を教えて頂けたり今後のことを聞かせてもらえた。

案件に対する研修の中で偉い人(?)が「我々はプロである皆さんに仕事を頼んでいるのだから、こちらの意図に沿ってやってもらわないと…」と高らかに宣言されたところもあります。言っていることは分かるし、事情も分かるけど…「それをこんなに大々的に言うかね」と感じ、気持ちが冷めました。
詳細は書きませんが、そのクライアントの「意図」もちょっと理解できないものでしたし…。

たしかにプロだし、仕事を頂く立場ではあるのですが、人間だしね…。そこら辺は持ちつ持たれつつお付き合いしたいなと感じました。

受ける前に逃げた話

他にも受ける前に不信感や「管理体制どうなってるの?」と思い、お断りしたものも…

クラウドサービスから問い合わせのスカウトメールが来て、仕事自体は楽しそうだったので、お話を聞きたい旨を返信するもそちらに返信はなし。
数日後に「スカウトの件、いかがでしょうか?」の催促メールが届き、そちらに改めて返信をしたり、一般応募枠から応募してみるも反応なし。
しばらく毎週のように催促メールだけが届く。

まとめ

ここまでいろいろ書いてきましたが、先方も人間ですし、経験の浅い方が窓口として対応して下さっているクライアント様もいらっしゃるので、ミスなどが起こることは理解します。
ただ、こちらから問い合わせ・指摘をした後の対応は本当に企業様によって差が出るなと感じています。

生意気と思われるかもしれませんが、不信感の方が強くなったクライアント様に対しては仕事をお断りしたり、量を減らしたりさせて頂いています。
最初の頃は「これを断ったら次はないかも…」と不安になり、断るのも怖かったのですが最近、やっとこれができるようになってきました。

特に最近はフリーランスの方が増えたことや、スキマバイト等、直接雇用ではない働き方も活発になり、これまで業務委託の依頼をしたことのない・慣れてない企業がフリーランスの方などに仕事を依頼するケースも増えていると感じ、それゆえのトラブルも増えているように感じます。

そんな時でも、個人で仕事をしている方は自分の身は自分で守るしかないので、そういった知識ももっと身につけたいと感じてます。

ということで、今回も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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