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展示会『むかしむかし、』のはなし

ご無沙汰してます。え?前回が2022年の1月?嘘でしょ??あーだこーだしているうちに1.5年。早すぎます。何をしていたのか、記憶も曖昧になる中年。もう開き直って、最近の話から始めますね、ハハッ。

noteのプロフィールは修正しましたが、作家名をcreamypuff(クリーミーパフ)から猪之奥(いのおく)わやに改名です。特に大きな理由はないけど、作風的に日本語がいいな、と。
あとは、『胃の奥がわや(地元の方言で、めちゃくちゃの意)』というシャレです。常時ストレスと一緒♡

さて。2023年も1、2、5、6、7月と展示会(5月は常設作品)参加でした。やっと落ち着いてきました。全部語りたいところですが、入力してたら腱鞘炎になる、きっと。
というわけで、現在開催中の『むかしむかし、』展の話をば。

こちらは、今年から参加を始めたギャラリーさん、gallery TetoTeto(テトテト)での開催。
童話、昔話がテーマなので、統一した方がいいかな?と思いながらも、好きなものをつまみつつの展開にしました。

白鳥の王子


最初のラフ案は短髪で顔アップでした。

すごく好きな顔だったけど…


ボツにしたというより、サイズ的にもう少しストーリー性を盛り込みたいなと。せっかく好きな童話で描くのだから、全体の雰囲気、舞台背景を感じれたら素敵だな~と、変更しました。
ラフはなくて、ぶっつけ下描きスタートで上手くいった例です。

小夜啼鳥(ナイチンゲール)

アンデルセン童話の中でも、中国が舞台の珍しいお話。


座敷わらし

良く知られた妖怪、座敷わらし。全国に話はあれど、発祥は岩手の遠野地方なのかな。柳田國男の遠野物語からのモチーフ、もう1点ぐらいは描きたかったな~。


Eve

旧約聖書の創世記から。アダムとイブが食べた禁断の果実は、りんごより無花果だった説があったり、調べると興味深かったです。


人魚姫

みんな知ってる人魚姫も、フレームレス(ミニ)作品で描いてみました。水彩紙の調子があまり良くないのか、色が思うように乗らなくて、でも線画は気に入ってるし…。
で、途中からジェッソを下地塗りして、不透明水彩(パステルカラー)で彩色。
結果、ふんわりした可愛い仕上がりで満足です。
もしかして、不透明な塗りの方が相性良いような気がしてきたよ…。



展示写真


今回、新刊のイラスト本を作ろうとして、間に合いませんでした。オプションつけたら、納期倍になってしまい、、言い訳!
解説フリーペーパーをなんとか作成。現地の方々、楽しんで下さったかしら。


告知画像


現在開催中ですが、前半までが終わったところで、作品すべてにご縁がいただけました!感涙!
今回テーマ良かったしな~(お話ありき)、たまたま運だよな~、とも言えますが…ありがたやありがたやです。

次回は新刊の話とかできたらいいな。
あとこれ以前の展示ダイジェストも。記憶があるうちに。では。




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