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【転職活動の振り返り】妊活時に培ったレジリエンス力が役に立ったと思う。

6歳と3歳の男児を育てながらローカルなシティホールで働くミドサーです。
固定された働き方と自己成長に不安を抱き、育休から復職して3ヶ月後に始めた転職活動。
その結果、4月から未経験の職種にチャレンジします。

家事、育児、仕事に加えての転職活動。方向性が決まっていないマイナスのような状態からの転職活動。もちろん、全く楽ではありませんでした。
なのに、誰から強制されたわけでもなく、ただ自分が進みたい道を見つけるために。後から振り返って何もしなかったことを後悔しないために。苦しみもがきながらも転職活動を続けました。方向性を決めるまで、約5ヶ月という短い期間でしたが、私にとってはとても濃い経験が詰まったひとときになりました。

では、なぜ、こんなに頑張れたのか?エントリーの既読スルーandお断りメールのオンパレードで落ち込む日々からの立ち上がる力【レジリエンス力】はどこから湧いてきたんだろうか。どうしてそんなに頑張れるのかと友達から尋ねられたとき、私は答えに詰まりました。頑張ったは頑張ったけど、そんなに大したことをしたつもりはない…けれど、今後またこのようなことをするかもしれないので、どうして頑張れたのかは自分なりに深堀りしておきたいと思い記録します。

この転職活動は私1人ではなく、夫婦2人で乗り越えたと思っています。面接などは必ず夫の都合に合わせてスケジューリングし、家のこと子どものこと全て交代しました。またweb上面接時のトラブルシューティング、志望動機への具体的にアドバイスなど、私一人ではここまで頑張れなかったと思えるぐらい、二人三脚でやってきたような感覚があります。転職活動など行動しているのがすごいと言われますが、自分の根性だけでなく、夫の理解と協力というありがたい環境があったおかげだと思います。

私たち夫婦は結婚10年。その間に夫婦2人で乗り越えた経験がたくさんありますが、やはり、妊活の辛く苦しい時期を励まし合いながら乗り越えたことが今に大きくつながっていると思います。様々な検査を何度となくしましたが、原因もわからず授かれない期間が、長男と次男でトータル3年ほどありました。自分の体のタイミングで通院しなければならないモヤモヤ、仕事との調整、不妊治療のカミングアウトのしにくさ、子連れ通院の大変さ、友達や芸能人のおめでた報告への不快感、金銭的不安など、言葉に出しづらいいろんな感情を経験しました。また、努力してもどうにもならないこと、その原因さえ突き止められないこともあるんだと、学びました。

あの時夫婦で乗り越えた苦しい時期と、この転職活動は通じるものがあると思っています。
なぜなら、どちらも奇跡的なマッチングがゴールとなるから。
不妊治療に関しては、できるなら経験したくなかった、と長い間思ってきましたが、きっとあの経験が今のレジリエンス力につながっている。不安の解消や夢の実現のために、苦しみながらできることを一歩ずつ進めていくこと。今振り返って思えば、20代で経験できた苦しくも大事な学びだったと思っています。

今回の転職活動も、もう一度やりたいかと思うとそうは思えないのが今の率直な感想ですが、これからも続く人生のなかで、自分の夢や目標と家族のライフスタイルをマッチングさせるために、常にキャリアを見直しアップデートしていこうと思っています。

この苦しくて辛い経験も、私の糧になると信じて。

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