諸行無常

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時間は別に、解決なんかしてくれない

たとえば喧嘩別れした恋人とか なんか気まずくなった友達とか 消えてくれと願った相手とか 何年も経過したのち、各々が経験を積んで 「あの時は本当に許せなかったけど、今となっては相手の気持ちがわかるかも」みたいなことは起こりうると思う。 歳を重ねると見えてくるものもあるな、と実感としてすごく思う。 ただこれは生きている人間同士だから生じることだ。 どれだけ時間が経ったところで死んだ相手は生き返らなくて、起きた事実は変わらない。 死に別れたのち 時間の経過とともに訪れること

    • ペットロスの最中、染みた言葉

      飼い猫が亡くなった、ということに対して 色んな人が気を遣いながら声をかけてくれます。 どんな形であれ、気遣っていただけること自体 大前提として本当にありがたいですが わたしの場合、「お疲れ様」と言っていただけたのが1番しっくりきました。 本当に疲れていたのに、その自覚がなかったから… なんだかとっても、肩の荷がおりました。 またこれは偶然かも知れませんが 猫の介護が始まった時、 年配・目上の方々のほうがより、理解を示してくれたように感じています。 どうも過去にご自身が

      • レントゲンで見たかわいい骨は実物も可愛かった。入棺、火葬、骨上げを経て

        愛猫の体が硬くなり始めたのを確認したら、すぐに火葬場に電話をかけた。 数回のコールのあと受付の方が出られた。 「猫を飼っていて…」 そこから先が、話せなかった。 「そうだったんですね」と優しい声で、応えていただき 「いくつだったんですか?」 「猫ちゃんだと、4キロくらいかな?」 「ああ、痩せちゃったのね。」 嗚咽する私に、簡単な単語で答えられる質問でエスコートしてくださった。 目の前で起きた事実を初めて人に伝えた瞬間だったから、本当に辛くて、心遣いがものすごくあ

        • 溺愛してたペットが旅立って思うこと

          人生初のペットロスを経験中。 きちんと受け止めて、前を向いていきたいから どこに書いていいか分からない気持ちを吐露したい。 ジャーナリングの効能を信じて綴ってみる。 前兆 介護の日々 お別れの時 今、おもうこと 前兆 我が家の愛猫はロシアンブルーの女の子 13年前にウチに来た時からお転婆娘だった。 噛み癖は治らず、気に入らないとマーキング(おしっこ攻撃)ご飯の好き嫌いも激しく 内弁慶で人見知りで大の病院嫌い。 気の強い神経質な子だった。 10歳を過ぎたくらいから、来客

        時間は別に、解決なんかしてくれない

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