季節性うつについて
そろそろ梅雨も開けて本格的な夏がやってくる。
こうなると私の頭によぎるのはうだるような暑さ…ではなく季節性うつのことだ。
体質によって、環境によって、人は何かの拍子に体調を崩す。
それは精神、つまり脳も例外ではない。
季節性うつとはうつ病のことではない。
病気ではなくうつ状態になりやすい、あるいはなってしまう状態のことを指す。
季節の変わり目に特に起きやすいことから季節性と名前が付いている。
何度も経験があるなら薬を飲むなりで対処可能だが初めての人は何がなんだかわからず混乱してしまうだろう。そこでうつ状態の典型的症状を挙げていく。
何の理由もなく気持ちが落ち込む
一般的なうつのイメージはこれだろう。
何もやる気が出なくなり部屋に篭りっきりになる、会社や学校にも行けず困ったことになる。
頭が働かなくなる
意外なことにうつ状態になると気持ちの落ち込みよりも先に頭が働かなくなることがある。
実際私はそうだった。
昨日まで分かったことが何もわからなくなる。この恐怖は凄まじいものだろう。
倦怠感に襲われる
これもまた意外に思われるかもしれないが精神症状以外に風邪に似た倦怠感を引き起こすことがある。体がだるくてたまらなくなる。
以上がうつ状態の代表的な症状である。
急に暑くなったり寒くなったりがあるとどうしてもホルモンバランスが崩れてこの様な症状が出ることがある。読者の皆さんはこの様な症状が出たらすぐに病院に行くことをオススメする。
何故ならば慢性化するとうつ病になってしまうこともあるからだ。風邪と同じで早めの対処が大切である。
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