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AI好きによるAI解説-AIへの伝え方2-


もうちょっとピンポイントで頼むよ……

AIを使っていると確かに質問に的確に答えてくれる事が多いのだが、たまに「違うそうじゃない」と言いたくなる回答が返ってくることがある。
これは伝え方の問題、つまりは使い方の問題なのだ。

どう伝えればピンポイントで答えてくれるんだい?

AIはまだ空気を読むことはできない。文脈から答える事はできるがそれも限度がある。ならば与える情報を詳しくすれば良い。

比較例

Q.日本のクマについて教えて

日本には、主に2種類のクマが生息しています。それぞれの特徴について詳しく説明します。

### 1. ヒグマ(Ursus arctos)

- **分布地域**: 主に北海道に生息しています。日本本土には存在せず、ロシアやヨーロッパ、北米の一部地域にも分布しています。

- **特徴**:
- ヒグマは大型のクマで、体長は約1.5~2メートル、体重はオスで約200~400キログラムに達することがあります。
- 厚い毛皮と強力な体躯を持ち、雑食性であるため、果実、昆虫、魚、動物の死骸など様々なものを食べます。
- 冬眠を行い、冬の間は巣穴で過ごします。

- **生息環境**: 森林や山岳地帯に生息しており、時には人間の住む地域にも出没することがあります。

### 2. ツキノワグマ(Ursus thibetanus japonicus)

- **分布地域**: 本州、四国、九州に広く分布しています。北海道には存在しません。

- **特徴**:
- 体長は約1~1.5メートル、体重はオスで約60~150キログラムと、ヒグマより小型です。
- 胸に白い三日月状の斑紋(「ツキノワ」)があるのが特徴です。
- 雑食性で、果実や木の実、昆虫、小型動物を食べます。
- 冬眠をしますが、地域によっては冬眠せずに活動を続けることもあります。

- **生息環境**: 主に森林や山岳地帯を好み、人里にも近づくことがあります。

### クマとの共存

- **生息地の減少**: 都市化や農地の拡大により、クマの生息地が減少し、人間との衝突が増加しています。
- **保護活動**: 日本各地でクマの保護活動が行われており、クマとの共存を図るための取り組みが続けられています。

### 安全対策

- **遭遇時の対処法**: クマに出会った場合は静かに後退し、クマを刺激しないようにすることが重要です。
- **注意喚起**: クマの出没が報告された地域では、警告サインや地域住民への情報提供が行われています。

日本のクマは、生態系の重要な一部であり、文化や自然環境においても特別な存在です。クマとの共存を目指し、自然環境の保護や安全対策を進めていくことが求められています。

Q.日本のツキノワグマについて教えて

日本のツキノワグマ(Ursus thibetanus japonicus)は、アジアの広い地域に生息するアジア黒熊(ツキノワグマ)の亜種で、日本の本州、四国、九州に広く分布しています。以下にツキノワグマの特徴や生態について詳しく説明します。

### 特徴

- **体の大きさ**: ツキノワグマは、成獣で体長約1~1.5メートル、体重はオスで60~150キログラム程度、メスはそれよりも小型です。

- **外見**:
- 黒い体毛を持ち、胸に白い「月の輪」と呼ばれる三日月状の斑紋があるのが特徴です。
- 丸い顔つきと短い耳が特徴的です。

- **寿命**: 野生での寿命は約20年から25年とされています。

### 生態

- **食性**: ツキノワグマは雑食性で、主に植物の葉や果実、木の実、昆虫、小型動物を食べます。秋には冬眠に備えて、食料を積極的に摂取します。

- **繁殖**:
- 交尾期は6月から8月にかけて行われ、冬眠中に出産します。
- 一度の出産で2~3頭の子供を産むことが一般的です。

- **行動パターン**:
- 主に夜行性で、昼間は木陰や岩陰で休息し、夜間に活動します。
- 孤独性が強く、単独で行動することが多いです。

### 生息環境

- **生息地**: 山岳地帯や森林を主な生息地としていますが、エサを求めて人里近くまで現れることもあります。

- **生息数と分布**: 本州、四国、九州に生息しており、地域によって生息密度は異なります。各地で保護活動が行われています。

### 人間との関係

- **衝突と保護**: ツキノワグマは時に人間の生活圏に入り込み、農作物を荒らすことがあります。そのため、人間との衝突が問題となることがあります。

- **保護活動**:
- 生息数が減少している地域もあり、クマの保護活動が進められています。
- 生息地の環境保全や、クマの行動を理解するための研究が行われています。

### 安全対策

- **遭遇時の対応**:
- ツキノワグマに遭遇した場合は、静かに後退し、クマを刺激しないようにすることが重要です。
- 事前にクマの出没情報を確認し、クマ鈴などを使って存在を知らせることが有効です。

ツキノワグマは、日本の自然環境における重要な生態系の一部であり、その存在は文化的にも重要です。クマとの共存を目指し、自然環境の保護や安全対策が重要視されています。

結論

例はかなり極端な例だが、ピンポイントな答えが欲しいならピンポイントな質問をすれば良いということだ。
実際この応用をすることでAIで仕事をしている人もいるぐらいだ。
AIへの伝え方は奥が深いので今後も書いていく。

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