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奇妙な友人関係

かなり久しぶりの投稿になってしまいました。
気づけば年を越し、2024年らしいです。というか2024年の1月も昨日、どうやら終わったようですね。
時の流れに身を任せ過ぎてしまうと今どこを流れているのかわからなくなってしまいます。

前置きはこれくらいにして。
しばらく連絡を取っていなかった友人と連絡を取り、うれしくなったのでそのことについて書こうと思います。


友人について

出会い

その友人とは私が高校生の時に出会いました。今から10年前です。

。。
。。。
え。高校生って10年も前?まだ心(マインド)は高校生なんだけれど。

そんなことはさておき、とにかく高校で出会いました。
同じクラスになったとか、同じ部活とか、そういった明確な接点はなかったのですが、一度話してからは見かけるたびに休み時間や放課後でもよく話したのを覚えています。

それでも、連絡先を交換するとか休みの日に遊ぶとかはせず(そもそも私がそういうの苦手ではあるのですが)ついには卒業式の日になりました。
さすがにこの機会を逃したら一生会えなくなってしまうと思ったので思い切って連絡先交換を申し出たところ、「バレたらだめだからね」とスパイみたいなことを言いながら小さな紙切れにメールアドレスを書いて渡してくれました。LINEやInstagram全盛の時代にメールアドレスって!やはり私の目に狂いはなかった。この人はやっぱり面白い!

ネタばらし

ネタばらしというか、この叙述トリックを説明しますと、この友人は「校務員さん」です。学校内の清掃や樹木の手入れ、破損個所の修繕などをしてくれる、あの校務員さんです。
生徒と連絡先交換はよくないということだったので、卒業して生徒でなくなる日にこっそり教えてくれました。
私より40歳年上の女性で、母親より年上です。でも、友人という関係が一番しっくりくる呼び方だと思っています。というよりも、友人以外の呼称が見当たらないという方が適切かもしれません。

うれしかったこと

そんなちょっと年の離れた友人とは、高校を卒業してからも数年に一回くらいのかなりの"高"頻度で会っています。
友人は50歳を過ぎてから熱心に英語を勉強し、一人で海外旅行にも行っています。なぜか夫や子どもたちとは行かないようです。不思議。家族の仲は良さそうなのがさらに謎ですが、そういうところに惹かれている気もします。

最後に会ったのは1年半前

2020年から、なんだか外出しづらい世の中だったのでしばらく会えていませんでしたが2022年の秋にやっと会うことができました。
その時に「私はもうそろそろ定年だけど、早期にやめて元気なうちにヨーロッパに3か月くらい行こうと思ってるのよ!」と言っていました。
たしかに、私に比べて残された時間は少なそうだし、早めにその夢は叶えた方がいいと思うと伝えました。
全くその通りだと言っていました。

1年半後(2024年2月)

最後に会ってから特に連絡をせず、現在。
ふと気になって「無事にヨーロッパ旅行はできましたか?」とメッセージを送ると2時間ほどで返信がありました。
メッセージには

・2023年5月~8月にヨーロッパに行ったこと
・大まかな旅程
・毎日が夢のようだったこと
・ヨーロッパには行った方がいい

が書かれていました。
本当に楽しかったようで、写真までつけてくれました。
何より元気だったことがすごくうれしかったです。

つまり何が言いたいのか

友人が元気でいてくれることってうれしいね、ということです。
あとは、尊敬や信頼があるなら友人関係に年齢は関係ないこともあるよ、ということも言えるかもしれません。

本年もどうぞよろしくお願いいたします(1ヵ月遅れ)

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