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生成AIで遊んでみた話

今週のスケジュールを見ると、連日、朗読関連の予定で埋まっていました。
今度の土曜日は太宰治を読む朗読会。7月には『ガザ・モノローグ』の朗読。8月はにいがたショートストーリープロジェクト朗読フェスティバルがあり、ワークショップもスタートしました。

その間にも朗読サークルや朗読教室の活動などもあり、個人的にはとても活気づいています。
一応、「フリーアナウンサーです」と自己紹介しているので、いざナレーションやら司会の仕事やらのお話をいただいた時にも、滑舌だの発声だのがなまっていないよう、朗読を通して声の調子を整えていたりもしているのですが、なんか最近はこの朗読活動が仕事のメインになっていますね。

そんな朗読活動をしながら、ふと、昨今話題になっている生成AIで遊んでみました。
どんなふうに遊んでいるか、おしゃべりしている今週のポッドキャスト📻

朗読会で発表する課題作品の練習を…と思っているのですが、どうもそればっかりだと飽きちゃう。
それじゃあっていうんで、ものは試しに、AIに適当な文章を考えてもらって、それを声に出して読んでみよう!と、そんな遊びを思いつきました。

AIにお願いしたのは、
「桃太郎のお話にBL要素を加えて、2000文字程度で書いて」
というもの。
それを実際、自分で声に出して読んでみましたが、いかがでしょう?

ものの数秒で、書き上げてしまったことにまずビックリ。
そして、ちゃんとBL要素も加わっていて、なんというか、怖さを感じてしまった。
もうこんなことが出来るんだ!という驚き。

もちろん、ところどころ日本語の表現として???と思うところはあるし、個人的にはもうちょっと細かな描写や予想外の展開、流麗な文章表現なんか期待しちゃったところもあって、なかなかそんな細部にまでは行き届かないようなところを感じたりもしましたが、うん。怖い。これからの未来が末恐ろしい。

でも、今後はこういったAIともうまく付き合いながら仕事をしていくというのがごくごく当然になっていくのでしょうね。
むしろAIを使いこなしていかないといけない。

で、今回読んで感じたのは、やっぱり人間の書く文章の方がまだ温かみがあるかな?というところ。
どこが?と聞かれるとどこと答えられないけど、なんとなくの肌感覚というか、気持ち的にはまだドライな文章だな…という印象。

でもこれも、もっともっとディープラーニングを重ねていくことで改善されてゆくものなんでしょうね。

やってみて面白かったから、また妙なエッセンスを加えた昔ばなしみたいなの、つくって読んでみたいと思います。

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