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2018年、SEからWebエンジニアへの転職活動のためにやったこと

前回の記事に引き続き2018年の行動をアウトプットしていきます。
今回は転職活動に向けてどんな勉強方法でどんなスタイルの転職活動をしていたのかを中心に記事にしていきます。

3つの段階に分けて

①学習期間(1月〜6月)

②ポートフォリオ作成期間(7〜9月)
③転職活動期間(10月)

になります。

はじめに

私の場合、残業を月20〜30時間していました。
ノンスキルの状態でしたので、10ヶ月もかかってしまいました。
更に細分化していきます。

Webエンジニアになるための一番初めのアクションは、

Macbook Airの新古品をメルカリで購入する。

でした。

①学習期間(1月〜6月)

この頃は、勉強する日、しない日がまばらでした。
ちなみに業務中に勉強する時間は皆無ですので始業後か始業前に自宅やカフェでやる感じでした。
この頃は、特に転職を意識していたわけでもなく、ただ今後のために何かしらやっとくか。
といった程度のモチベーションでした。

初めの1〜2ヶ月

ドットインストールをひたすら眺めてばかりでした。

ドットインストールで視聴したレッスンは

・HTML入門
・CSS入門
・はじめてのJavsScript
・jQuery入門

フロント言語の基礎部分がメインでした。
おそらく、環境構築はググりながらどうにかやってたと思います。

3〜4ヶ月目はみんな大好きProgateをやってました。

Progateを通じて

・プログラミングを意図した形で実行できる喜び
・プログラムを書けるという錯覚(成功体験)

を体感でき、フロントエンド言語の基礎を身につけるにはかなり重要な時期でした。

特にこの時期、学んだのは

・jQuery 初級、中級
・HTML & CSS 初級編
・Git
・JavaScript (ES5) Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ

同時期、既にエンジニアで活躍している彼女からは、

「未経験でエンジニアを目指す上で最低限必須なのは、
  ・Gitの経験
  ・チーム開発の経験
  ・学習した内容が分かるポートフォリオ

 」

だと、アドバイスを貰いました。
・Gitの経験
・チーム開発の経験
は、学習5ヶ月目あたりのWebサービスづくりで経験をしました。

Git自体も、その後に個人開発やN予備校のカリキュラムで日常に使っていたため、上記の最低限必須項目はクリアできていたのかなと思います。

そして5ヶ月目にサポーターズの無料面談(アマギフもらえるやつ)、6ヶ月目くらいに一度、某有名質問サービスを運営してるベンチャーにも面談をしていただきました。
この2回の面談は挫折とまでは行かないものの、その時点でのWebベンチャー企業との距離感や、イメージを膨らますためにはとても有効でした。
ポートフォリオさえあればちゃんと面接もしてくれるし、面接も通りました。(しかし、この頃は転職への情熱がまだ弱かった)

6〜7ヶ月目はN予備校のカリキュラムをゴリゴリ進めていました。

N予備校とはドワンゴが運営しているオンラインプログラミングスクールです。
カリキュラム通り進めていけば、Node.jsを使用したWebサービスを作り上げられます。

私はプログラミング入門Webアプリコースを受講しました。
特にサーバーサイドプログラミングの分野ではNode.jsで構築し、1つのプロダクトを設計→構築→セキュリティ面整備→heroku公開までを経験できました。

カリキュラムは大まかに

環境構築
・LinuxOSとは
・Vagrantの環境構築
・ターミナル、Githubの使い方

サービス開発
・Slack bot
・匿名掲示板

その中でも8〜9ヶ月目に取り組んだ匿名掲示板はより実践のサービス開発に近いカリキュラムでした。

・Github認証機能
・Cookie
・モジュール設計
・データベース連携
・セキュリティー関連
・Ajax
・RDBMSとSQL
・データモデリング

初心者ぽよぽよエンジニアがオリジナルサービスを構築するに当たり、認証機能とセキュリティ関連に踏み込めたの後の選考の中で差別化できたのかなあと思います。

この頃はSEとしての仕事が大変な時期で、20時〜22時頃に退社し、カフェで終電近くまでサービス構築を毎日行っていました。
今思うと、早く退社してN予備校のカリキュラムを進めて力をつけたい。その一心でした。

それと並行してサポーターズColabやconnpass勉強会に行ったりして、モチベーションを高めまくってました。 

やはり自主学習には「モチベーション」という大きな障壁がありました。
常にベストコンディションとは行かないものなので、外の空気を吸う意味でも同じ状況で頑張っている方や、現役エンジニアとして活躍している方と交流してするのは非常に重要でした。

前回の記事でも取り上げた勉強会は参加していたからこそ、転職活動に対して怖がることなく挑めました。

10ヶ月目はオリジナルサービスを引っさげてWantedly転職、そして内定

この頃は、Wantedlyを充実させて転職活動に本腰を入れ始めました。
Yotei-kunというスケジュール調整サービスをherokuに公開し、Wantedly上にも掲載しました。
Wantedlyはプロフィールを充実させることで転職への本気度が双方に伝わりやすい傾向にあるため、自分を表現するために経歴はもちろん、

・どんなエンジニアになりたいのか
・そのために何が必要か
・何をすべきか

深掘りして掲載しました。

この掲載方法は後に役立ち、面接やスカウトメールを頂く際にも、コミュニケーションのきっかけとして食いつきが良かったです。

転職活動では幸運な出会いにも恵まれ、無事内定オファーを頂くことができました。

決めては、

自社サービスを持っていること
開発に集中できる環境
技術選定がトップダウン過ぎないかつ、新しいものを取り入れていること
・一人のエンジニアとして受け入れてくれること
・オフィスがきれいでイケてる
・おしゃれな表参道の駅前にあること(後付け)

でした。

初めての転職活動で、Web未経験の身としては思ってもいなかっためぐり合わせに感じました。

転職活動は運と、タイミングがとても重要なのかも知れません。
勉強会に参加することもそうですが、思い立ったら、まず行動することがとても大事でした。

終わりに

初めての転職活動は一人では走りきれないし、周りに応援してくれる人や、アドバイスをくださる方がいたからこそ成し遂げることができました。

ここまで、転職活動が成功して順風満帆な人生がスタートしているかのような記事になってしまっていないか心配ですが、そんなことは一切なく、やっとスタートラインに立つ権利を手に入れられたと思っています。

今もこれからも勉強の日々になるので皆さんにはこれからもどこかでお世話になります。
よろしくおねがいします!!

※この記事の内容はあくまでも2018年の転職活動です。
今だったら、UdemyやMENTAを活用してもっと効率よく働きながら転職活動ができるかも知れません。

最後までご覧になっていただきありがとうございます!