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1mgのエチゾラム

先程の出来事だが、急に体調が悪くなった。いまもあまり体調が良くないのでベッドで寝ていたいのだが、この体調の悪さを書き綴りたくて筆を執っている。「急に」と書いたが今思うと前兆がなかったわけでもない。大好きなタバコが不味く感じられたり、脳内が高速空転している感じはあった。体調を壊すときはいつもこうなのだ。気がついたときには起き上がるのも困難な状態になる。そんなときいつも1mgのエチゾラム錠に助けられる。このちっぽけな薬を飲んで安静にしているだけでさっきまでの苦痛が一気に和らいでいくのだ。

メンヘラの僕には体調の悪さが2パターンある。「死にたい」って気持ちに心が支配されるように精神状態が不安定になるパターンと頭痛や吐き気などの身体的な不調に陥るパターンだ。僕個人に感しては後者が非常に厄介に感じている。

身体的な不調に陥る最も多いパターンは薬の飲み忘れだ。お昼の薬を飲み忘れると脳内が高速回転しているような状態になり、視界に入ってくる物体の輪郭がぼやけるようになってくる。その程度では行動不能に陥らないのだが、放置しているとめまい、息切れ、同期、吐き気が順に襲ってきて、最終的には立っていることも困難になる。薬を飲み忘れなければいいのだが、外出していて薬を持っていくのを忘れたり、薬が足りなくて飲めなかったりするのだ。一応飲み忘れ防止対策として、PCやスマホのリマインド機能を使っている。

薬を飲み忘れていなくてもこのような状態になる。例えば遠出したとき、一日頑張ったとき、寝不足なとき、精神が不安定な状態が続いたとき、そんなとき身体も不調になる。先日も市役所に用があって午前中からお昼すぎまであちこち回っていたらどんどん体調が悪くなって、役所の前の階段で倒れてしまって救急車を呼ばれそうになった。その前にもバイトでミスをしたときも同じような症状で帰宅ができなくなってしまった。症状が悪化する前に薬を飲みたいものなのだが、そこまで症状が悪化してしまう場合は大抵飲めない状況にあるか、飲むのを忘れてしまうくらいなにかに集中しているときだ。だからどうしようもないのかもしれない。

だが、薬のおかげで1時間もすれば元気になるので、本当に助かっている。薬がなかったころは数日は動けずにいた。エチゾラム、ありがとう。この記事を書いていたら体調が良くなった。ありがとう。

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