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取捨選択の繰り返し

こないだ友人に誘われて
大阪市立東洋陶磁美術館に行ってきた
電車の中吊り広告で見覚えはあったけど
1人でふらりと行くほどでは…だった私。

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行ってみると びっくり
写真撮ってもいいんですね、この美術館
※マナーはちゃんと守りましょうね
そういうことで今日は ここでの写真を紹介しながらのnoteにでもしようかなって。

陶磁器の展示の方は やっぱり少し暗くて。
なので今見返すと同時に展示してたマリメッコの写真ばかりになってしまってた
室内なので どんな風に映るのか?
わくわくしながら撮ってた

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興味なくはないけど すごい好きとかでもない
基本 そういうものでも タイミングが合えば見に行ったりするようにしている

何が どう自分に影響するかわからないし
そもそも 自分の "好き" だけで人間が構成されてしまうのはとても狭い了見だなぁと思うし、単純にキモチワルイ。

最近たまに聞いたりするけどね
『好きなことしかしたくない』って。
そりゃ みんな本質はそうだよ
って思って笑ってしまう。

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マリメッコ、好きだけど グッズ買ったり
自分から見に行こう、というほどではない。
そんな自分が展示に行くことで自分の中の ”好き” が見えてくることが いっぱいある。

そういうのを取りこぼさず
濃密な時間を過ごしたい。
基本的に私は とても欲深い。

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誘ってくれた彼女は多分、
私が元々 特に興味持っていないことは知っているだろう
それでも『気になってるんだけど…』と誘ってくれることが単純に嬉しい
そういうのが遠慮せず言える関係っていいよね

こういうのも また縁というか巡り合わせだと思っているので、
きっと 私は ここに来るべくして来たんだろう

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全てが何かの役に立つ、
なーんて言うと堅苦しいけれど
”実際に〇〇する”っていうことは とても大事で
行って体感して その後に自分にとって必要なものだけ選べばいいだけのこと。
行って体感して”あ、やっぱりいらない”と思えば忘れて次へ行けばいい。

いらない、そう思えたことが
かけがえのない”得た経験”なんだと思う。
この日、私は「誘ってくれてありがとう」と
自然に言えた。

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実際、これだけ写真撮ってるってことは
私は きっと楽しかったんだろう。
予約していたランチの時間ギリギリになって急いでタクシーで向かうくらい.笑

それが 生きていく上で大事なことなんだろうなぁって。

自分だけの取捨選択で生きていくと
どうも偏ってしまう。
それでもいい、それがいい人は
勿論いるだろうし否定もしないけれど、
私は写真ということをしているので やっぱりいろんなことを知らないより知っていた方が撮り方も変わっていくような気がする。

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かわいい魚がいたので撮ってみた。
出来上がった写真を見ると
撮った時には気づいてなかった玉ボケが。
(天井の照明が映ったのかな?)
より かわいくなった気がして お気に入り。

こういう予想外を楽しめるようになったのは
フィルム写真をするようになってから、だ。
”思ってたように撮る”ことだけに固執していた私は だいぶフィルムに救われた。

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『夢中になれることがあっていいね』

こういうことをしていると
そう言われることが多々あるけれど、
見つからなければ がむしゃらに動いて取捨選択していくしかないと思う。
遠くから見てたら楽しそうに見えてたけど、
実際にやってみたら違うかった、
なんてことは どの世界にだって嫌というほどあるだろう。

私がカメラに辿り着いたのは 6年ほど前だ。
39年生きてきて、それがやっと見つかったのだから みんながみんな、そう簡単に手に入れれるわけがないよね。

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ちょっとでも気にかかったものは体感してみる。
そうすると、そこで出会った人たちもいたりで
また見えるものが変わってきたりするものだ。

一時期 そういうことをがむしゃらにしていて
ちょっと情報過多すぎたので
最近は家にいる時間を多めに取っている。
最近SNSでいろんなことが流れるから余計に。

やっぱり何事においても
ほどほどがいいんだと思うよなぁ。


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