『終末のワルキューレ』にハマる中二病患者一歩手前な子どもに向けた漫画・アニメリスト
こんにちは。
「『好き』で自信を創り、『好き』で社会とつながる」をビジョンに、発達障害児や不登校のお子さん向けにオンラインコミュニティとメンターマッチングサービスと教室運営をしている「Branch」の中里です。
『終末のワルキューレ』という作品がNetflixで配信されており、子どもたちの間でやや話題です。
簡単に言うと、神話上の人物や神様がバトルするという話で、戦い方とか全体の雰囲気はグラップラー刃牙のようなトンデモ系です。
論理的、合理的な部分は一切なく、「こういう展開になったらカッコ良いよね!!ウリィィィィ!!」という、ノリと流れに全身をゆだねる作風です。
1000年に一度、全世界の神々が一堂に介し、天界で開催される「人類存亡会議」。
人類が冒してきた愚かな行いにより、全会一致で「終末」の判決が下される直前、
半神半人の戦乙女<ワルキューレ>の一人、ブリュンヒルデが異議を唱える。
「ただ滅ぼすのでは芸がない。人類を試してみては?」彼女が提案したの
は、神 vs 人類最終闘争、通称「ラグナロク」
全世界の神々と、歴史上の全人類から選ばれた代表者たちが
一対一のタイマン勝負をする。
全13番勝負、先に7勝した方が勝利となる。しかし、人類が神に勝つことなど絶対不可能。
神々が嘲笑する中、ブリュンヒルデはなおも挑発する。
「もしかして、ビビってるんですかァ?」
その言葉は神の逆鱗に触れ、怒りのままに、神々はラグナロクを承諾。
かくして、ブリュンヒルデたちは、700万年の人類史から最強の13人を選びラグナロクへと挑む。
果たして人類は神を超え、終末を阻止できるのか?
超絶怒涛の真剣勝負<ガチンコ>バトル、開幕!
今回のnoteで書きたいのは「神話で出てくる名前ってカッコよいよね!」ってことです。
子どもも好きな子が多いんですよね。
自分が現在38歳で、1番古い神話体験の記憶はファイナルファンタジーの召喚獣や武器でしょうか。
イフリート、リヴァイアサン、オーディン、バハムート、などなど。武器ではラグナロクやエクスカリバーもよく出てきますね。
ファイナルファンタジーに初めて触れたのは小学生の頃ですが、神話のこと何もしらないのに、召喚獣の名前はなぜかすごくかっこよく映ったんですよね。
召喚獣からオーディンなどの名前を覚え、神話の世界に触れていくにつれ「おお、オーディンって北欧神話に出てくるんだー!」とか知っていくようになった気がします。
これ、今の子も
・ゲームやアニメから神話に出てくる名前を覚える
・神話のことを知らなくてもなぜかかっこよく映る
っていうあたりはおそらく同じなのかな、と。
ということで、終末のワルキューレを見て
「ウォォォォ、呂布とかアダムとか佐々木小次郎とか、ゼウスとかシヴァとかロキとか、なんか知らんけどカッケー!」
って思った子たち、そしてその保護者の方向けに、神話や歴史上の人物・神が出てくる作品をまとめてみます。
マギ
まずはマギですかね。
有名作品ですし、普通にストーリー面白くて子どもが見てもハマれると思います。
やや古いのが気になりますが、主人公たちがもう名前が「アラジン」「アリババ」「シンドバッド」と『千夜一夜物語』からがっつり名前持ってきてます。
ドリフターズ
『終末のワルキューレ』に一番近いのはこれですかね。
織田信長や安倍晴明、那須与一、ハンニバル、アドルフ・ヒトラー、菅野直、ジャンヌ・ダルク、ラスプーチンなどなど歴史上の偉人が大量に出てきてバトルします。
原作者の平野耕太さんはヴァンパイアハンターおよびナチスの吸血鬼軍団による三つ巴の戦いを描く『HELLSING』で有名になった方ですが、やや暗め&グロめではあるので、見る前は注意が必要です。
文豪ストレイドッグス
今度は文学者です。
こちらも太宰治、芥川龍之介、中島敦などの有名な文豪がたくさん出てきて、異能力バトルをする作品です。
サザンアイズ
ヒンドゥー教が元になってるので、シヴァとかパールバティーとか出てきます。
個人的にはすごい好きで20回くらい読み返してます。
少しアダルトな表現がたまに出てくるので、小学生だと早いかな。
スプリガン
Netflixオリジナルのリリースが決定して、期待されている作品。
いわゆる「オーパーツ」ものです。
オリハルコン、ヤマタノオロチ、ノアの箱舟、ソーマなど出てきます。
封神演義
現在は銀河英雄伝説を書いている藤崎竜先生。
この作品も大好きで20-30回くらい読んでます。
中国の殷周時代を舞台に仙人と人間の世界をまぜこぜに描いています。
太公望、妲己、女媧などが出てきます。
Fate/Zero
単純にアニメ作品として、個人的にはTOP5に入るほど好きな作品。なのですが、Fate/stay nightを先に見ないと内容がよく分からないというのが玉に瑕。そしてFate/stay nightは正直面白くない。
武器にエクスカリバーとかカリバーンとか出てきたり。アーサー、ギルガメシュ、などなど出てきます。
これも大人向けかな。
新世紀エヴァンゲリオン
つい最近も中学生の息子に「新世紀エヴァンゲリオン見たけどよく分からなかった」と言われて「あれは雰囲気アニメだから、雰囲気で楽しめばいいんだよ」と回答しました。
ロンギヌスの槍、使徒の名前、マギなどなど神話的な名称いっぱい使われています。
他にもありそうですが、この辺で。
こういうアニメだったりゲームなどから神話や歴史好きになるのって結構ありますよね。
お子さんとぜひ見てみてください。
上記のような会話もBranchのオンラインコミュニティ「アニメ・漫画部」で話しています。
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