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名前について

私の名前を「歩く水のような人の形をしたもの」にした理由について。

一応、「にんげん」なので、見掛けは「人の形をしたもの」となる。「犬のような形」でもなければ「猫のような形」でも「西瓜のような形」でもないから、「人の形をしたもの」となり、どのようなものなのかと言えば「水の入った袋」であり、その袋が「歩く」ものでもある。袋に入っているのは血じゃないかという話もあるが、血も元を手繰れば海の水ということなので、水とした。

結局、「水の入った歩く袋」と「人の形をしたもの」が組み合わさって「歩く水のような人の形をしたもの」が出来上がったという案配。正確に言えば、「人の形をした水の入った歩く袋」ということなのだが、「歩く水」の映像が気に入って少し構文を変えて「歩く水のような人の形をしたもの」とした。

具象性と抽象性と現実性と非現実性がないまぜになったものが、私は好きなんだ。

もちろん、言葉の遊びも。

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